Berdychの正しい呼び方

(Updated: ベルディフのインターヴューのビデオを更新しました。)

以前日本のテニスの雑誌を購読したことがありますが、Berdychの名前が「ベルディフ」と書かれていたので愕然としたことがあります。英語圏ではバーディッチで通っていますので、なんでこんな呼び方をするのか理解に苦しみました。そして自分がブログを書くようになって、きちんとした呼び名で選手の名前を書くことをモットーに、彼の名前を徹底的に調べてみたのです。

しかしチェコの大使館に電話を入れても、チェコの名前でないので分からないという返事。その他チェコ人にも聞きましたが同じ返事が返ってくるばかり。ウェブサイトで調べても誰も分からない。(昔の話ですが)というわけで諦めていたのですが、一応ATPにはバーディッチと発音が載っていますので、その呼び方でしばらく書いておりました。

しかし・・・問題は日本ではバーディッチという呼び方はほとんど知られていないので、彼の記事を書いても検索にひっかからない。ダヴィデンコ、ジョコヴィッチ、などVの発音はわざとヴィと書いています。これはできるだけオリジナルな発音に近く表記することをモットーにしていますので、検索にひっかからなくてもよい覚悟でヴィと書いているのですが、バーディッチとベルディフでは全く異なった人間になってしまいます。

昨日、べルダスコが彼のことを「ベルディッチと対戦するのが楽しみ」なんてビデオで言っていましたので、おやっと思ってしまったのです。(『ナダルが強い』のビデオの最後にでてきます)この呼び方はスペイン語読みですが、なんか皆いい加減に呼んでいるのですね。

そこでまた振り出しに戻って、チェコではどのように呼んでいるのだろうかと再び探し始めてみたのです。そうするとどうでしょう。同じチェコ人でも二通りの読み方がでてきました。

ベルディフ

forvo.comは発音の便利なサイトで、世界の言語でネイティヴが発音してくれています。(チェコ語でのBerdychの発音はここをクリック:http://www.forvo.com/word/tomáš_berdych/

チェコ語でTomáš Berdychと書きますが、このチェコ人はトマージュ・ベルディフと呼んでいますね。しかしくどいようですが、彼の名前はチェコの名前でないので、チェコ人だからと言って彼の発音を鵜呑みにすることはできません。

Berdychのファンサイトで、チェコのジャーナリストが彼の名前の呼び方を教えますというビデオがありました。http://www.tomas-berdych.net/videopronunciation.htm 彼はトマーシュ・ベルディッヒと呼んでいます。

名前の呼び方はとにかくややこしいですね。

Oudin選手の呼び方については、皆さんも覚えていらっしゃるでしょうが、最初は日本ではいろんな呼び方をしていたのです。しかし「ウダンと呼ぼう運動」を展開して以来、その努力が実って今では統一されてウダンとなりました。しかし彼女はフランス語読みの名前をいちいち説明するのが面倒と思えば、英語よみのウーディンにしてもよかったのです。しかし本人がウダンです、といえばその名前で呼んであげるのが礼儀というもの。

ややこしいのは、母国ではそう呼ばれていないのに、本人が国際的に通用するために呼び方を変更している場合です。

よい例がCaroline Wozniackiです。デンマークではカロリーネ・ヴォズニアキです。

(デンマーク語での呼び方はここをクリック:http://www.forvo.com/word/caroline_wozniacki#da

しかしビデオでは私の名前はキャロライン・ヴォズニアーキといっていますので、私は本人の意思を尊重してそのように書いています。

夫も場合もしかり。スイスの名前ですので、アメリカではちゃんと読んでもらえず、呼び方を英語風にかえています。

ここで提案。読み方のややこしい選手については、ATPのプロフィールで自己紹介のオーディオを入れてほしいですね。これで混乱はなくなります。(提案しておきます。)

ベルディフvs べルダスコ戦を観ながら書いていますが、第1セットをベルディフは落としてしまいました。第2セットはブレークされましたが、ブレークバックして現在3−3。さあ、ここで挽回して第3セットまでもっていくことができるか?

トマージュ君 がんばれ〜!

Hodně štěstí!

(チェコ語でGood luckの意味。発音は”ホンニャ  シュテシュティ”  ホンニャは「沢山の」シュテシュティは「幸運」という意味だそうです。舌を噛みそうでチェコ語はむずかしい!)

(Update)

ベルディッヒが勝ちましたね!第2セットはタイブレークをとり、第3セットは6−4で決めました。次のSFの対戦相手はソダーリング。ビッグサーヴ、ビッグフォアハンドの大男の対決です。

(ビデオの要約:それにしてもどうして皆東欧の選手は英語が達者なのでしょうね。)

昨晩多くの人が自分を知ってくれて、祝いの言葉を受けたけど(フェデラーに勝ったことを)嬉しかった。

昨夜は試合が遅かったので寝たのが夜中の3時半ごろだったので疲れが残っていたけれど、何とかがんばり通すことができた。

今日の対戦相手のべルダスコとはインディアンウェルズでも戦っていて、あのときは自分の調子もよく、比較的簡単に勝てたが、今回はなかなかリズムが思うようにとれなくてもたついてしまった。でも最後にやっと勝てたので嬉しい。

今は決勝のことは考えていない。その前にSFが待っているし、とにかく全力を尽くしてがんばりたいと思う。

5 Comments

  1. Susieさん
    私はできるだけ外国名、外国語は正確に発音、表記する運動を展開していますので、ご協力していただければ嬉しいです。

    さて、今日のナダルvsベルディフの試合の直後にジョン・マッケンローがベルディフに「ところで君の名前の呼び方なんだけど、バーディッチでいいの?」と質問していました。

    英語圏では彼の名前はバーディッチで通っています。彼はその呼び方でいいと言ってました。ですから多分ベルディフの呼び方は、チェコだけなのだと思います。この呼び方で書いていくのか、それとも国際的に呼ばれているバーディッチをとるのか、判断に苦しむところです。

    私はベルディフと書いていますが、正直いって本人がバーディッチと世界に自分を紹介しているのなら、その名前で呼んであげるべきではないかと思います。むずかしいのですね。

  2. はじめまして。
    NHKの実況と新聞のTV欄とでBerdych選手の名前のカタカナ表記が異なったので、読み方を調べているうちにここにたどりつきました。調査の深さに感動しました。

    tennisnakamaさんのこのページを拙ブログで引用させていただきましたが、もし、不都合がございましたら、ご連絡ください。よろしくお願いします。

  3. yuria47さん、
    発音が一番むずかしいのは中国語。発音が地方によっても違うらしいですし。日本語は母音がいつもついてくるので、比較的発音は簡単みたいですよ。しかし会話は相当大変みたいですが。

    stefan-fanさん
    ほんにゃ、は面白いですね。世界の言語で「がんばれ〜!」が言えるといいですね。

  4. いつも感じますが本当に名前の読み方は難しいですね。
    私も本人が「こう読んでほしい!!」と宣言するのが一番いいと思います。

    それを日本語表記で正確に再現するのは難しいかもしれないけれど、最低限、別人と認識されてしまうのは避けられるでしょうから。

       Hodně štěstí!
     ”ホンニャ  シュテシュティ”

      面白い!!

    ほんにゃ、ほんにゃ、ほんにゃ・・・(●^o^●)

  5. たくさん調べられたんですね。お疲れ様です!発音は難しいですよね。逆に私も外国の方に名前を呼ばれたら「うそ~」って言いたくなるような発音で呼ばれます。日本語はとても難しいと聞きます。
    そして今見たらたくさん記事をUPされてたんで驚きました!また後でゆっくり拝見します♪

Comments are closed.