October 11, 2011 Shanghai Masters
Nishikori def Haase: 0-6 7-5 7-6(5)のスコアを見て目を疑いました。まさか!
NYと上海との時差は12時間。また辛い1週間が始まりました。錦織圭の試合が始まったのはNYの午前1時。TVはもちろんのことストリーミングでも見れませんので、とりあえずはライヴスコアをみていましたが、第1セットの負け方があまりにも無惨に0−6でしたので、ここで見切りをつけてしまって他の試合を観戦。後で結果を知って仰天してしまいました。
一体何が起こったのか? 圭君のブログを読むしかないですが(もしアップされれば、追記で紹介します)、スタッツから試合展開を想像したいと思います。
第1セット
圭君のサーヴが入らない。1stサーヴが43%ではすぐブレークされてしまいます。ハーセは64%の確率で、確実に1stサーヴを入れています。案の定、圭君のポイント確率(1stサーヴ)は22%。つまり9本の1stサーヴを入れましたが、ポイントをとれたのはたったの2本。これではあっという間にブレークされてしまって当然でした。
第2セット
今度はハーセのサーヴが入らない。6−0で気持ちが緩んでしまったのでしょうか?サーヴのリズムも緩んでしまったようで、今度はハーセが1stサーヴが36%に落ちてしまいました。
圭君は逆にぐっと上がって64%。ここで立場が逆転してしまうのかと思えば、そうは簡単にはいかないようで、ハーセのサーヴの確率は落ちても、ポイント確率が落ちない。
普通なら、1stサーヴが入らなければ、1stサーヴの得点が落ちてきます。しかしハーセは相変わらずポイント確率を71%に保っています。圭君も変わらず70%。これはいかにハーセのサーヴの質がよいかを物語っています。
ハーセは4度のBPで3度ブレークされ、圭君は5度のBPで2度ブレークされています。ブレーク合戦が続いたようですね。圭君のリターンがよいので、ブレークされてもブレークバックすることができるので、圭君のよくあるパターンです。幸いなことにハーセのサーヴの確率が落ちてきたので、ブレークバックも可能になったのだと思います。
第3セット
圭君とハーセの1stサーヴの確率はそれぞれ5割強で変わらず。決してよいとは言えないサーヴの確率で、二人のポイント確率もほぼ同じ。二人のパーフォーマンスのレベルが接近してきました。ここで重要なのは、1ポイントを決めるか落とすかで勝負が決まってしまうこと。二人とも1度ブレークされましたがブレークバックしてタイブレークに。
タイブレークではハーセを5ポイントにおさえて勝ち取りました。肝心なポイントを落とさず滑り込みで勝ちましたね。本当にご苦労さんといいたくなる試合だったようです。圭君の粘りの精神に盛大な拍手を送りたいと思います。
しかし圭君はまだまだ改良の余地があるサーヴ。一日も早く、このような冷や冷やするゲームを展開しなくてすむサーヴに、お願いしますね、圭君。
2回戦はツォンガとなります。どれだけ圭君がツォンガの爆発的なサーヴとフォアハンドに対抗できるか。たぶんセンターコートでのプレーとなると思いますので、私はゆっくりTV観戦ができます。
ありがとう、圭君! そしておめでとう!
(Photo: Nishikori Facebook)
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