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錦織圭がQFへ進出!ランキングは40にアップ?

October 13, 2011 Shanghai Masters (更新)

錦織圭が快進撃を続けています。3回戦でヒラルドを破っていよいよ準々決勝QFに進出を決めました!今週末まで他の選手の結果を待ってみなければ分かりませんが、この快挙で圭君は40位に上がれるかもしれません。

QFの対戦相手のドルゴポロフとは?

Photo: ©tennisnakama.com Dolgopolov at Montreal 2011

あのポニーテールの青年です。彼はサントロのように予期しないショットをガンガン打ってきて大変やり辛い選手。サーヴはウサギのようにぴょんと飛び上がってトスと同時に打ってしまう変わったフォームで、相手は予期できません。何度も彼を生観戦していますが、テニスファンには堪えられない面白いテニスをしてくれるので、テニス通のファンが多く彼の試合に集まってきます。

では圭君がドルゴポロフに勝つには?
ドルゴポロフの名前が長過ぎで読みにくいので、ニックネームはドッグ。つまり犬のdogです。さてドッグを崩す作戦ですが、第2セットにかかっていると思います。

ドッグの足の速さは圭君に負けません。両手バックハンドですが、強烈なスライスを使ってリズムを崩してきます。しかし彼のプレーに慣れてくると、スライスも効果が半減してしまい、しかもアグレッシヴにぎりぎりを狙ってきますのでエラーも多くなってきます。ですから第1セットを落としても、第2セットで勝てる可能性があります。とにかく彼の変わったテニスに翻弄されることなく、第2セットを落ち着いて粘ればよいと思います。

ドッグと戦って負けてしまったトミッチは、第1セットを取ったものの、第2セット、第3セットを6−16−0で落としています。私は見ていないので一体どういうことが起こったのか分かりませんが、これは変わったケースです。

二人の疲れの差がどのように影響するか
ドッグの3回戦は3セットとはいえ、わずかの1時間19分です。たぶんほとんど疲れていないはず。しかし圭君は3回戦すべてフルセットの接戦をしてきて、今日のヒラルド戦では2時間37分の長さです。これはフィジカルだけでなく、メンタルにもかなり消耗が激しいはず。ここできばってしまわないで、ドッグとの試合をエンジョイしてほしいと思います。

ツアーでの過去の対戦成績はありません。ドッグは22歳。圭君は21歳。ネクストジェネレーションのテニスが堪能できますね。

もしも、ドッグに勝てば次は準決勝でマリーと対戦です。まるで夢のような話ですね。

ではドッグの有名なスライス、サーヴをどうぞ。

3回戦:錦織 def ヒラルド:7-6(6) 4-6 6-3

ストリーミングがないのでライヴスコアでの観戦。第1セットは起きれませんでしたが、午前4時ごろに目が覚め、第2セットと第3セットをライスコで追ってみました。

この試合は圭君のリターン力で勝ったようですが、最も危惧されるのは圭君のサーヴの悪さです。

第1セットは二人ともブレーク、ブレークバックでタイブレークへ。4−4、5−5、6−6とneck and neckのレースでしたが、ミニブレークで圭君が7−6。マッチポイントをとって第1セットを勝ち取りました。第1セットは圭君のサーヴはそれほど悪くなく62%。ヒラルドの51%を上回っていました。

しかし第2セットになると、がくんと圭君の1stサーヴの率が30%に下がってしまったのです。これではどんなにもがいてもサーヴィスゲームをホールドするのは無理。案の定、第1ゲームですでにブレークされてしまいました。

しかしリターン力で第4ゲーム(1−2)でブレークバックしなおしてホッとする間もなく、第7ゲーム(3−3)でまたブレークされてしまいます。このときの圭君のサーヴは35%。どうしてこんなに落ちてしまったのか? 圭君のサーヴは最後には48%に上がったものの、ヒラルドをブレークすることができずに4−6で落としてしまいました。

第3セットに入った圭君の正念場は第3ゲーム(1−1)でした。3度のBP。5度のデュース。ああ、もうこれでブレークされる〜!と思いきやデュースに戻してしまう圭君。彼の執念が伝わってくるようですが、なにしろサーヴがネックでなかなかゲームをホールドできない。しかしこの第3ゲームをホールドしたことで、圭君に気持ちのゆとりが出たかもしれません。この時点で彼のサーヴは43%と少々上がってきました。

圭君はここで攻めに入ったと思います。第4ゲーム(2−1)でヒラルドをブレークしたのです。このブレークは決定的でした。圭君のサーヴは5割に上がり、第5ゲーム(3−1)と第7ゲーム(4−2)では40−15で強いサーヴィスゲームをみせました。かなり気持ちに余裕が出てきたようです。

圭君がヒラルドのサーヴに慣れてきたのか、リターンが一段とさえ、ヒラルドのサーヴィスゲームが苦しくなってきました。第8ゲーム(5−2)で圭君はマッチポイント。しかし惜しくも落として第9ゲーム(5−3)へ。

Serving for the matchです。もし圭君のサーヴがよければすんなりと勝利がとれるゲーム。しかし圭君のサーヴはまだ5割を割る低調で、スコアは15−40となってしまいBPを迎えてしまいます。しかし圭君は粘りました。3度のBPを救ってマッチポイントへ。今度はマッチポイントを落とすことなく、しっかりと勝ち取って勝利を決めました。

昔からサーヴが強くなくて、ブレーク合戦をやってしまう圭君。「こんなにブレークされたのは初めて」ツォンガを唸らせたリターン力のために、サーヴを落としても敢然と向かってくる圭君。サーヴさえよければ、こんなしんどいブレーク合戦はしなくても済みます。・・・がんばれ!圭君!

(追記)ナダルがマヤーに敗退してしまいました。またシモンも予選選手のエブデンに敗退。フィッシュもトミッチに敗れ、今ベルディフvsFロペスをみていますが、ベルディフは第1セットを落としています。一体どうなっているの!?

こうなると強敵はマリーのみとなりました。もし圭君がドッグを破れば、マリーかエブデンがSF対戦相手となります。もしSFに勝ってしまえば、決勝ではトップハーフで誰が勝ち残ってくるのか乱戦模様で予想できず。ものすごく面白くなってきましたね。がんばれ〜圭君!一挙に決勝まで突進!

 

 

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