October 15, 2011 Shanghai Masters (ビデオ更新)
上海準決勝:マリー def 錦織:6-3 6-0
アンディ・マリーとの試合は残念ながら錦織が完敗してしまいました。
マリーのサーヴが異常といってよいくらい入ってました。第1セットの半ばでは90%を記録するほどで、あれではいくら圭君ががんばってもブレークは不可能に近かったと思います。プレッシャーで圧し潰されてしまった結果となりましたが、それでも圭君はよく健闘しました。
第2セットでサーヴァーの容量に問題があり(2倍にしたのですが)、その対応で残念ながら2セット目は観ることができませんでした。今日も連続データベースの問題でコネクションができず。本当に焦りまくりました。その問題を解決するために、他のグループに移動してもらっているのですが、これがまた大変な出費。トホホ(涙)
ともかく第1セットだけをみた印象では、圭君はサーヴもよくなりFHもディープに打って結構よいプレーをしていたと思います。しかし今絶好調のマリーに比べて、あらゆる点で差がありました。
圭君はアグレッシヴに攻めたのはよかったのですが、マリーはディフェンスの天才ですので、少しでも攻め方があまいと逆襲を受けてしまいます。例えば圭君のネットラッシュ。ヴォレーがあまいので、マリークラスにはパッシングショットでウィナーをとられてしまいます。
しかし圭君のFHに新しい武器が加わりました。今までの武器だったインサイドアウトに加えて、センターからのインサイドインのウィナーでかなりポイントを稼げるようになっています。このインサイドインというのは、右利きですと、センターから相手のデュースコートのサイドライン近くに打つショットで、相手としては、右か左のどちらを守ればよいのか判断がむずかしくウィナーとなる場合が多いのです。
もしセンターからインとアウトを自由自在に使い分けることができれば、ジョコヴィッチのレベルに近づき、トップ10も夢ではなくなります。
あと圭君のサーヴがよくなりましたね。プレースメントと種類が多くなりました。マリーのようにエースはとれなくとも、このままコンスタントに向上していけば、圭君のサーヴィスゲームも少しは楽になります。
圭君のテニスはフェレールのテニスと似ているとよく言われます。まず背がフェレールは175cm、圭君は178cmと小柄です。足が速くてリターンがよい。しかしサーヴは平均点。フォアハンドは武器ですが、デルポトロのような爆発的な武器は無し。
サーヴやフォアハンドの一発でフリーポイントをとれない彼らが、トップ10の壁を破るには、攻守ともに総合点で勝負をしなくてはなりません。戦略を実践できる柔軟な頭と技術も必要になってきます。フェレールが現在5位と健闘していますが、180cmを満たない選手が目指すテニスとしては、ダヴィデンコとともに、彼らから学ぶ点は多いと思います。
圭君がトップ10になるにはレベルを総合的に上げること。まず先決問題として、エラーのないテニスを目指さなければなりません。圭君ならできる!私はそう信じます!
圭君、日本新記録おめでとう!おつかれさまでした!
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