November 6, 2011 Swiss Indoors
昨夜に試合報告の記事を書くつもりだったのですが、本当に気絶してしまってハッと目が醒めたのが午前3時半。今からぼちぼち書き始めます。
夕べは錦織圭の快挙に、嬉しくてシャンペンを買ったのはよいのですが、夫が翌日ニューヨークマラソンに出ますので、アルコールは禁止。私一人で祝杯をあげていましたら、途中で意識が・・・
hahaha (汗)フェデラーとの夢の決勝の前に気絶していてはいけません。
ではまずベーグルの6−0となってしまった第3セットをお楽しみください。
錦織 def ジョコヴィッチ:2-6 7-6(4) 6-0
第1セット
第2ゲーム(0−1)錦織のサーヴ
圭君の1stサーヴは最悪の20%ですが得点は40−0という不思議なサーヴィスゲームでした。ジョコヴィッチが心なしか元気がありません。圭君のダブルフォルトで40−15となりましたが、2ndサーヴがよく決まってゲームをホールドしました。ひとまずはホッ。
第3ゲーム(1−1)ジョコヴィッチのサーヴ
ジョコヴィッチがおかしい? 大きくFH(フォアハンド)を出してしまうエラーで0−15
圭君もワイドやロングに出してしまってエラーが続きます。圭君が緊張しているのは理解できますが、ジョコヴィッチがモタモタしているのにちょっと驚き。サーヴも45%と低い。攻めるなら今のうち!
第4ゲーム(1−2)錦織のサーヴ
しかし、やっぱりジョコヴィッチは強かったです。まず初球からシグネチャーショットのBH(バックハンド)のダウン・ザ・ラインのウィナーを!0−15
次はネットラッシュで圭君にプレッシャーを与え、圭君はパッシングショットを出してしまいました。0−30
圭君のエラーが続き0−40でジョコヴィッチがブレークしてしまいました。
圭君のサーヴは最悪の22%。こんなことではぼろ負けしてしまうかも・・・
第6ゲーム(1−4)錦織のサーヴ
圭君がよくネットにかけてエラーを出しています。15−15でまたネット。あっ!圭君はイライラでラケットをコートに。BPでジョコヴィッチがFHのダウン・ザ・ラインのウィナーをベースラインに打ち込んで、圭君をダブルブレークしてしまいました。
ううう これは最悪のシナリオ・・・しかしジョコヴィッチからは圧倒的に強いという印象は受けません。圭君が落ち着いてプレーすれば、まだ絶望的ではありません。
第7ゲーム(1−5)ジョコヴィッチのサーヴ
やっぱりジョコヴィッチがおかしい。つまらないところでエラーを犯しています。ダブルフォルトで30−40のBPとなりました。チャンス!
ジョコヴィッチのドロップショットに圭君はたどりつき深く返しました。すごい足の速さです。ジョコヴィッチはネットにラッシュした圭君にロブを。しかしロブが浅くて圭君はスマッシュ! やりました!圭君がブレークバックしました!
ここでジョコヴィッチはメディカル・タイムアウトをとりました。右肩と腕が痛むようです。これは昨年のUSオープンからひきずっている怪我です。ジョコヴィッチには悪いのですが、圭君が冷静にプレーすれば勝てるかもしれません。しかし勝ち急いでは負け。No.1を過小評価してはなりません。
第8ゲーム(2−5)錦織のサーヴ
ここで攻めればよいのですが、何しろ圭君のサーヴはまだ24%をウロウロ。足がきちんと入らずBHをネットして30−40のBPとなってしまいました。圭君のスライスがコートの外に出てしまって、ああ、またブレークされてしまって第1セットは終了。
ジョコの調子が悪いのを利用できずに、エラーを重ねてしまう圭君。尊敬しすぎが災いしているのか、メンタルのバランスがまだとれていません。
(これから夫をニューヨークマラソンの出発点まで送ってきます。帰宅後、報告の続きをアップします。)
第2セット
第1ゲーム(0ー0)ジョコヴィッチのサーヴ
肩がちょっと調子の悪いときは、肩の力を抜いてサーヴしますので、ときにはよいサーヴが入ることがあります。ジョコヴィッチは無理の無いサーヴでエース、サーヴィスウィナーをとって40−0でゲームをホールド。タイムアウトをとったのに・・・やっぱり強い選手は少々のことでは崩れないのでしょうね。
第2ゲーム(0−1)錦織のサーヴ
圭君も負けていません。オッ!エースを入れました。しかしジョコヴィッチは執拗に圭君のデュースコートのサイドラインを狙って(つまりFH側)ウィナーをとっていきます。これは私もよくやられるパターンなのですが、FHでもBHでもダウン・ザ・ラインを打てる選手が相手だと、このエリアでポイントをとられてしまうのです。
ようやくアドを圭君がとってブレークを免れました。しかしそれでも圭君の1stサーヴは38% 何とかならないものか、この低さ。
第3ゲーム(1−1)ジョコヴィッチのサーヴ
ジョコヴィッチはサーヴィスウィナーをとったかと思えばダブルフォルト。サーヴが安定しません。そして球を外に出してしまって15−40のBPです。これで圭君はブレークできる!
しかし、ジョコヴィッチにスマッシュされ、またサーヴィスウィナーをとられて40−40へ。やっぱりいざというときは強いジョコヴィッチ。
2度のブレークチャンスを失いましたが、「行ける!」という確かな感触はあったはず。あとは冷静に自分のテニスをやれば勝てる! それにしても肩が痛むのにジョコヴィッチは79%のサーヴ率。肩を守るためと確率を重視して、2ndに近いサーヴを打っているのかもしれません。
第4ゲーム(1−2)錦織のサーヴ
危うくブレークされそうになりましたが、圭君はよく踏ん張りました。お互いにエラーの続くゲーム展開で30−40。ラッキーにもBPでジョコヴィッチのFHが出てしまってブレークを免れた圭君。
40−40で二人のヴォレー合戦が始まり、最後に圭君の両手BHのアングルヴォレーでウィナー。すごいショットが決まりました。
観客は大喜びで、このへんから圭君への応援が目立ってきました。「こういう面白いテニスならもっと観たい」という感じで圭君への拍手がどんどん増えていきます。圭君はやっとサーヴを39%に持ち上げてきました。
第5ゲーム(2−2)ジョコヴィッチのサーヴ
どこまでもジョコヴィッチの球を追いかける圭君。ジョコヴィッチはできるだけ早くゲームを終わらせたいのでドロップショットを。しかし驚異的な足の速さで圭君は球に追いつき、パッシングショットのウィナーを打ち込みました! おおお! 30−40のBPです。今度は絶対このブレークチャンスを逃してはなりません。
焦ったジョコヴィッチが球を出してしまいました。ブレークしました!やりました!
ここでジョコヴィッチはまたトレーナーを呼びました。よほど具合が悪いのでしょうか?
第6ゲーム(3−2)錦織のサーヴ
ここで一挙に攻めていきましょう!しかし勝ち急ぎはいけません。圭君のFHのダウン・ザ・ラインのウィナーが華麗に決まりました。圭君はジョコヴィッチを左右に振っています。またもやウィナーで40−0
最後はエースで見事ラヴゲームでサーヴィスゲームを勝ち取りました!
第7ゲーム(4−2)ジョコヴィッチのサーヴ
ジョコヴィッチのサーヴは77%と高い率で攻めていますが、圭君のリターンがすばらしく、ほとんどミスがありません。ジョコヴィッチのドロップショットを圭君はドロップショットでお返し。こういう楽しい芸当をみせて圭君はポイントを確実にとっていきます。
40−40 またもや二人のヴォレー合戦。今度はジョコヴィッチがパッシングショットでウィナーを決めにっこり。スリルのあるテニスで観客も大拍手。バーゼルのお客さんは本当に礼儀正しく、すべてのショットに拍手を送っています。
最後にジョコヴィッチはエースを決めてやっとゲームをホールドすることができましたが、モメンタムは圭君にシフトされてしまった感があります。
第8ゲーム(4−3)錦織のサーヴ
ジョコヴィッチはここでブレークバックしなければtoo lateになってしまいます。長いラリーがつづきます。緊張で冷や汗がタラタラ。30−40のBPで圭君がBHをワイドに出してしまいました!ああ・・・ブレークバックされてしまいました。
せっかくリードしていた圭君でしたが、これで振り出しに戻ってしまいました。ガクッ
タイブレークです
ジョコヴィッチをブレークできませんでしたが、どんどんと圭君の調子が上がってきているのが分かります。ショットに余裕があり、フットワークも驚異的なスピードをみせ、信じられないディフェンス力です。
ジョコヴィッチはエースでタイブレークのスタートを切りました。0−1
しかし圭君のサーヴもよくなり、センターに美しくウィナーを入れました。1−2
おお!圭君のエースがセンターに決まりました。4−3
圭君のリターンがすばらしく、BHのダウン・ザ・ラインでウィナー。5−3
ジョコヴィッチが焦ってネットにかけてセットポイントです! 6−4
ジョコヴィッチがロングに出してしまって圭君が第2セットをとりました!やったあ!
ここで圭君がメディカル・タイムアウトをとりました。右の足首が痛み出してきたようです。まだ完治していないみたいですね。大丈夫でしょうか。ヘッドバンドを一つしかもっていないのか、圭君は何度もひねって汗を絞り出しています。バンドは3つくらい用意しましょうね。圭君。
第3セット
第1ゲーム(0−0)錦織のサーヴ
余裕がでてきました。特に2ndサーヴがよくサーヴィスラインぎりぎりに入っています。ジョコヴィッチを左右に振ってウィナーを取ったり、ネットラッシュしてヴォレーで決めたり、圭君らしいプレーになってきました。
第2ゲーム(1−0)ジョコヴィッチのサーヴ
圭君がどんどん調子を上げる一方、ジョコヴィッチはフットワークが鈍ってきました。肩の故障もあるでしょうが、メンタル的に追いつめられてきた感じがします。
圭君のFHダウン・ザ・ラインのリターンエースで40−40へ。このエースは最近圭君の武器となってきました。相手にとっては打撃の大きいショットです。
圭君のショットが深く入ってジョコヴィッチは苦戦しています。ジョコヴィッチがロングに出してしまって、圭君が早々にブレークに成功しました! 理想的なゲーム展開です。
第3ゲーム(2−0)錦織のサーヴ
圭君は自信がでてきて身体の固さがとれてきました。サーヴも55%にアップ。ジョコヴィッチのウィナー狙いのショットを逆にFHクロスでカウンターウィナーを決めました! すばらしいディフェンス!そしてアグレッシヴな攻撃! もう安心。このまま勝ち急ぎをしなければジョコヴィッチに勝てる!
第4ゲーム(3−0)ジョコヴィッチのサーヴ
かなりジョコヴィッチが焦っています。ウィナーもとりますがエラーが多い。40−40でFHをネットにかけてBP。またもやジョコヴィッチは大きく出してしまって圭君がダブルブレークしました!
第5ゲーム(4−0)錦織のサーヴ
もうここまでくれば押せ押せで突っ走りましょう!
サーヴィスウィナーをとって15−0
ネットラッシュしてヴォレーで30−0
ジョコヴィッチが勝ち急ぎのエラーで外にだして40−0
圭君がきゃ〜!と喜ばないで、頭を下げてまるで負けているかのよう。これはなかなかいい感じです。ここでぬか喜びをしてはならないのです。気持ちをキッと引き締めなければ。
第6ゲーム(5−0)ジョコヴィッチのサーヴ
ここまでくればもうベーグルしかない!相手は負傷をしていても世界一強い選手。フォーカス!
リターンエースです。強気の圭君! しかしジョコヴィッチも負けずにエースで30−30。
ジョコヴィッチがネットにかけて30−40のマッチポイントです!
夢の決勝がすぐ目の前に!ああ、もう気を失いそう!
ジョコヴィッチにエラーがでました。圭君の勝利です! 何と言うかまだ信じられない不思議な感じがしますが、圭君はしかもベーグルで世界一強い男を破ってしまったのです!(失神)
錦織圭の喜びのインターヴュー
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