November 12, 2011
「フェデラーが今シーズンでベストのプレーをしました!」と解説者が絶賛するほど見事なテニスを披露してくれました。ベルディフは昨日のマリー vs ベルディヒの激戦でフィジカル&メンタル的に疲れてしまったのでしょうか。フェデラーファンにとってはこたえられない完璧に近いゲームでしたが、テニスファンとしては、実力を出し切れなかったベルディヒのプレーで物足りない準決勝となりました。
昨日のベルディヒvsマリーの激戦を観戦して、フェデラーはベルディヒとの試合が楽しみだと記者会見で語ってましたので、私もどんな作戦でフェデラーがベルディヒを攻めてくるのか楽しみでした。
フェデラー def ベルディヒ: 6-4 6-3
第1セット
第1ゲーム(Federer vs Berdych: 0−0)ベルディヒのサーヴ
いつものことですが、ベルディヒのスタートが大変遅いのが気になります。しばらく無難に打ってリズムを得ていく打ち方。徐々にパワーを増していくストロークですが、つなぐラリーではフェデラーのクイックなゲーム展開に対抗できません。フェデラーはアグレッシヴに最初からアタックして、ベルディヒにリズムを与えない作戦。
ベルディヒはフェデラーのアグレッシヴな攻撃で、30−30でダブルフォルトをおかしてBP(ブレークポイント)です。ベルディヒはディフェンシヴすぎで、これではフェデラーに勝てない。
第2ゲーム(1−0)フェデラーのサーヴ
ベルディヒを第1ゲームですでにブレークしてしまったフェデラーはリラックスできたのでしょうか。何とすべての1stサーヴを入れて確率100%。40−0の圧倒的なサーヴィスゲームです。
第3ゲーム(2−0)ベルディヒのサーヴ
フェデラーの強いサーヴィスゲームに比べて、ベルディフはBPを迎えてしまう不安定なサーヴィスゲームです。マリー戦でみせた強烈なサーヴは姿を消しています。辛うじてエースでゲームをホールドしましたが、フェデラーのリターンがすばらしく、なかなかポイントをとらせてくれません。
第4ゲーム(2−1)フェデラーのサーヴ
フェデラーのサーヴは崩れることなく、最後は余裕のドロップショットでゲームポイントを獲得。フェデラーの1stサーヴは89% これではベルディヒはフェデラーをブレークできません。
第5ゲーム(3−1)ベルディヒのサーヴ
最初にまたダブルフォルトをおかしてしまったベルディフは、相当なプレッシャーを受けてしまっています。しかし0−15でベルディフはアグレッシヴにウィナーを打ちまくりました。しかしフェデラーの驚異的なフットワークでウィナー返し。二人のウィナーのエグジビションのような最高レベルのラリーが続きます。エースでベルディヒがゲームをホールドして、ベルディヒのサーヴは57%まで上がってきました。
第6ゲーム(3−2)フェデラーのサーヴ
フェデラーのサーヴィスゲームは強いサーヴに支えられて、ウィナーで勝ち取っていくフェデラーらしいゲーム展開。今日のフェデラーのFH(フォアハンド)は冴えて、クロス、インサイドイン、アングルクロスのウィナーが決まりました。惚れ惚れとするプレーです。
第7ゲーム(4−2)ベルディヒのサーヴ
いつまでもフェデラーに気持ちよくサーヴを取られてばかりおれません。ベルディヒは踏ん張りました。エース2本。サーヴィスウィナー2本。もしこの調子でベルディヒがサーヴを入れていくことができると、これからの勝負は面白くなります。
第8ゲーム(4−3)フェデラーのサーヴ
しかしベルディヒは30−30からロングにだして30−40。リターンをネットにかけてしまってどうしてもフェデラーをブレークすることができません。フェデラーのサーヴは相変わらず強く80%。
第9ゲーム(5−3)ベルディヒのサーヴ
フェデラーが早めに深く打ってくるので、ベルディヒはなかなかアグレッシヴに攻撃できません。しかもチャンスボールもエラーを恐れてか無難なショットメイキングをして、フェデラーにたたかれてしまい実力を発揮させてもらえない状態。40−40からエースとサーヴィスウィナーをとって辛うじてゲームをホールドしました。
第10ゲーム(5−4)フェデラーのServing for the set
サーヴが69%に落ちてきたフェデラーですが、クウォリティが落ちないところがすばらしい。ベルディヒのリターンがどうしてもあまくなってしまいます。ショートリターンを叩いてフェデラーはBPになることもない余裕で第1セットを勝ち取りました。
第1セット
第1ゲーム(0−0)ベルディヒのサーヴ
ここで気持ちを取り直してベルディヒはサーヴを入れていかなければなりません。しかしプレッシャーがかかると固くなってしまうベルディフの弱点がでてきました。1stサーヴは最悪の20%。しかも簡単なスマッシュをネットにかけるイージーエラー。最後はFHをネットにかけて自滅のブレークです。
第2ゲーム(1−0)フェデラーのサーヴ
フェデラーはギフトをベルディヒに早々もらって余裕しゃくしゃくの40−0で、しかも最後のゲームポイントはエースです。こうなってくるとフェデラーの調子を崩すのは不可能になってきました。ベルディヒは8割がベースラインから下がってしまっているディフェンステニスで、これでは絶対にフェデラーには勝てません。
第3ゲーム(2−0)ベルディヒのサーヴ
フェデラーがドロップショットをネットにかけてしまいました。ベルディヒはいつまでもディフェンスプレーをしてはおれません。ベルディヒのFHのインサイドアウトのウィナーが決まりました。最後はフェデラーがFHをネットにかけて、40−0で初めてのラヴゲームでベルディヒがサーヴィスゲームを取りました。ここから自信を回復してベルディヒはアグレッシヴになれるかどうか?
第4ゲーム(2−1)フェデラーのサーヴ
どうも昨日とは人が変わったようなベルディヒのプレー。ヴォレーがあまく、フェデラーにダウンザラインのウィナーをとられてしまいました。しかしフェデラーのサーヴは60%に落ちてきているので、まだベルディヒにはチャンスがあります。
第5ゲーム(3−1)ベルディヒのサーヴ
サーヴがよくなってきたベルディヒは、思い切りのよいウィナーを3本のダウンザラインで決めゲームをとりました。このダウンザラインが出てくると、フェデラーは要注意です。しかしベルディヒのサーヴはまだ50%
第6ゲーム(3−2)フェデラーのサーヴ
ベルディフがレベルをあげると、それ以上のレベルで攻めてくるのがフェデラーの恐ろしさです。相変わらずFHでウィナーを決め、最後はエースで40−0の一方的なゲームとなりました。
第7ゲーム(4−2)ベルディヒのサーヴ
フェデラーはスライスでベルディヒのエラーをさそい、30−30でベルディヒはダブルフォルトでBPを迎えてしまいました。プレッシャーと戦うベルディヒ。それでもサーヴで苦境を逃れるサーヴ力をもっているところがベルディヒの強み。サーヴィスウィナーとエースで辛うじてゲームをホールドしました。
第8ゲーム(4−3)フェデラーのサーヴ
ベルディヒのウィナーをフェデラーはBHでサイドラインに落として、逆ウィナーを打ち放しました! こういうフェデラーのミラクルショットを見せつけられれば、相手の選手は絶望的になってしまうでしょうね。
第9ゲーム(5−3)フェデラーのServing for the match
もう完全に打ちのめされたベルディヒは案の定ダブルフォルトで0−15
2ndサーヴをフェデラーがリターンエース 0−30
フェデラーがFHのクロスでウィナー 0−40
最後はベルディヒがBHをネットにかけてフェデラーの勝利が決まりました。
フェデラーのウィナーは34 エラーはわずかの13
ベルディヒのウィナーは16 エラーは20
このスタッツだけをみても、いかにフェデラーは自信をもってアグレッシヴに攻めることができたかを物語っています。特にFHはクリーンな当たりでほとんどウィナーを独占していました。ベルディヒはアプローチショットが弱く、ネットプレーも平均的で、フェデラーにプレッシャーを与えることができませんでした。
今イズナーとツォンガが試合を行っていますが、どちらが勝っても今のフェデラーを崩すのはむずかしいと思います。フェデラーは今年で9度目のパリマスターズですが、まだ一度もタイトルはとっておりません。パリの初優勝なるか? Hopp Roger!
~ ~ ~ ~ ~ ~
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。
No related posts.





最近のコメント