November 23, 2011
8日間にわたってくりひろげられるベスト8のATPワールドツアー・ファイナルズ ATP World Tour Finals も今日で4日目。ちょうど半分まできましたので、ここでファイナルズについて少し歴史のおさらいしてみていたいと思います。
歴史は複雑で、トーナメント名、会場、ルールなどを頻繁に変更しながら、現在のATPワールドツアー・ファイナルズに至っています。
東京が第1回開催地(1970年)で、1989年まで通称ザ・マスターズと呼ばれ、毎年開催地を変えながら世界で開催されました。1977年にニューヨークに移転して以来、13年間マディソン・スクエアで行われたザ・マスターズは、マッケンロー、コナーズの黄金時代で、アメリカにテニスの大ブームを呼ぶテニス黄金時代を築きあげました。
ATPが1990年からワールドチャンピオンシップテニス World Championship Tennis と改名し、フランクフルトでスタートを切ったものの、ITFの16名で構成されるグランドスラムカップ Grand Slam Cup(1990〜1999年)と競合することになり、さまざまな混乱を招いてきました。
しかしようやく1999年12月9日にATP とITFが合意に達し、競合する二つのトーナメントを統合してテニスマスターズカップ Tennis Masters Cupが誕生。
2009年にさらにルールが改善され、名称も新しくATP ワールドツアーファイナルズとなり、ロンドンが最初の開催地に決定し、今年で3年目を迎えます。
開催地は今までサーフェスや期間などそれぞれ異なってきましたが、ロンドンは契約の4年間を一年更新し、2013年までファイナルズのホストとなることが決定しました。なお2014年以降の開催地についてはまだ未定です。
開催地をみてみると、1990年から数年間ドイツが開催地となっていますが、ボリス・ベッカーの全盛時代と重なり、ドイツにテニス旋風を起こした時期でもあります。
そういった意味でも、ロンドンに5年間開催をコミットしたイギリスのアンディ・マリーに賭ける想いがいかに熱いを計り知ることができます。「2013までに何とかGSをとってくれ〜」 大変ですね。アンディ君は。
名称の変遷:
Masters Grand Prix (The Masters)1970年
World Championship Tennis 1990年
Tennis Masters Cup 1999年
ATP World Tour Finals 2009年
過去のチャンピオンは以下のとおりです
フェデラーとサンプラスとレンドルは5回優勝でタイ。今年フェデラーが勝つと新記録の6タイトルとなります。
2010 フェデラー
2009 ダヴィデンコ
2008 ジョコヴィッチ
2007 フェデラー
2006 フェデラー
2005 ナルバンディアン
2004 フェデラー
2003 フェデラー
2002 ヒューイット
2001 ヒューイット
2000 キルテン
1999 サンプラス
1998 コレッチャ
1997 サンプラス
1996 サンプラス
1995 ベッカー
1994 サンプラス
1993 スティッチ
1992 ベッカー
1991 サンプラス
1990 アガシ
1989 エドバーグ
1988 ベッカー
1987 レンドル
1986 レンドル
1985 レンドル
1984 マッケンロー
1983 マッケンロー
1982 レンドル
1981 レンドル
1980 ボルグ
1979 ボルグ
1978 マッケンロー
1977 コナーズ
1976 オランテス
1975 ナスターゼ
1974 ビラス
1973 ナスターゼ
1972 ナスターゼ
1971 ナスターゼ
1970 スミス
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