January 12, 2012
クーヨンで12日にツォンガを破った錦織圭は、13日はロディックと挑戦することになりました。ラオニッチの代役を急遽つとめた錦織に対して、写真も載せない大会に「失礼な取り扱い」とオーストラリアに苦情の電話かけると、数時間で彼の写真を掲載してくれました。さすが対応が早い! マリーとナルバンディアンも13日に突然出場することになりました。13日の試合スケジュールは以下の通りです。
クーヨンクラシックはオーストラリアンオープンのウォームアップのエクシビションですので、急な変更もすぐ対応できるフットワークの軽さにいつも感心してしまいます。
オリジナルなメンバーは、ツォンガ、ベルディフ、フィッシュ、ロディック、モンフィス、ラオニッチ、メルツァー、トミッチの8人でしたが、3回戦の13日はごろっとメンバーがかわり、マリー、ナルバンディアン、クエリー、トロイツキの4人が新しく出場することになりました。
抜けた4人は:
腹痛を起こして棄権したラオニッチ。
2敗してしまったツォンガ(錦織とメルツァーに敗退)
2敗してしまったベルディフ(トミッチとロディックに敗退)
1勝1敗のモンフィス(ロディックに勝ちトミッチに敗退)
というわけで13日のスケジュールは以下のようになります。
午前11時(日本時間9時):フィッシュ vs メルツァー
午後1時頃(日本時間11時頃):マリー vs ナルバンディアン
午後3時頃(日本時間1時頃):トロイツキ vs クエリー
午後5時頃(日本時間3時頃):錦織 vs ロディック
ロディックにリヴェンジするときがやってきました
Photograph: George Nikitin/AP
2008年のサンホセ大会を覚えていらっしゃる方も多いと思います。錦織が自分に向けて球を打ったのはけしからんなどと訳のわからないことを言って、ロディックは若輩の錦織をどやしたものですから、すっかりおびえてしまってストレートで負けてしまいました。
そのときの状況を詳しくテニス365に掲載した記事を紹介します。
『ロディックの真相!』2008年2月23日付け
昨夜のSAPの錦織 v ロディックの第2ラウンドで、ロディックの取った態度についていろいろ噂が流れていますので、ここで真相を追求してみたいと思います。
アメリカのメディアをいろいろ調べてみました。西海岸の新聞、カナダの新聞には詳しくその出来事が書かれており、その情報をもとに私なりにまとめてみたいと思います。日本からは50人ものレポーターが取材に集まったそうですが、その割には、日本のスポーツ紙には、ほとんど詳しいことが書かれておらず、テニスの人気の低さを再認識。負けてしまうと、もう誰も書かなくなるのですね。
では、何がコートで起ったのか?
第1セットで、ロディックとのネットでのヴォレーの応酬があったとき、錦織はロディックのボディーをめがけて打ちました。(ヴォレー戦ではボディーショットは常識なのですが)彼には当たりませんでしたが、それがロディックの感にさわったのです。コートのチェンジオーヴァーのとき、ロディックは錦織にどなりました。
「ボディショットのことに腹をたてていないよ。若者にちょっと俺の存在を見せてやりたかったのさ。次のゲームでもやってみな、といってやったんだ」。。。日本語に訳せばこういう感じになりますが、18才のランキング100番台のティーンエイジャーになめられてたまるもんか、というところでしょうか。ブレイクとロディックは長年デ杯で闘ってきた戦友でもあり、「仕返しは俺の手で」といった気持ちがあったと思います。
錦織をナーヴァスにさせるメンタル作戦は功を奏して、第2セットの錦織は、ミスがますます目立つようになりました。本人もミスが多すぎたことを認めています。負け惜しみでなく、錦織はロディックのことを「思ったほど強くなかった」と親しい仲間にもらしていたそうですが、私たちの目から見ても、技術的には錦織が優っていたという印象を与えました。
「テクニックだけじゃないことを言いたかったのさ。」
特にテニスのような個人競技は、実力半分、メンタル半分のゲームであることを忘れてはいけません。錦織にとっては、この試合は貴重な経験になったと思います。何事にもどうじないタフなメンタルをもってこそ、チャンピオンになれるのです。そのことを、くやしいですが、ロディックは逆におしえてくれたのです。
何万ドルの賞金を賭けて闘うのですから、対戦相手はいろんな作戦をねってきます。この精神攪乱作戦は、ジミーコナーズのアイデアではないかと言われていますが、そこまでしてロディックが逆に闘わなければならなかった意味は大きいと思います。錦織はもういつでもトップ10選手を倒せることを証明したのです。
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