World Tennis News Magazine 世界のホットなテニスニュース・選手の近況・試合の分析を満載した画期的なブログマガジン

リ・ナが中国人ファンに文句「私はバカじゃない」

January 14, 2012

リ・ナの活躍で中国人の新しいテニスファンが増えたことは喜ばしいのですが、リ・ナは彼らの応援の態度についてシドニーで「私はバカじゃないわ」と文句を。昨年のオーストラリアンオープンでも不満を表明していましたが、一体 リ・ナは何が気にいらないのでしょう?

Photo: tennisworld.com

リ・ナのユーモアあふれるキャラクターは欧米でも人気があり、特にオンコートでの歯に布を着せない発言は有名です。しかし今回はめずらしく不満の発言がありましたので紹介します。

リ・ナのフレンチオープン優勝以来、中国ではテニスの人気が急上昇して、新しいテニスファンがトーナメントにやってくるようになりました。問題は彼らがあまりテニスのエティケットを知らないこと。まるでサッカーを観戦するような過激な応援ぶりで、中国人のリ・ナですら文句を言わざるを得ないほど目に余るようになってきています。

昨年2月のサンホセの決勝戦(ベルダスコ vs ラオニッチ)のチャンピオンシップポイントでの出来事です。ラオニッチがサーヴした瞬間に、ある中国人男性が「ヤー!」と大声を張り上げました。この時の状況を詳しくビデオで紹介しまいますので、『問題のチャンピオンシップ・ポイントの妨害』を読んでいただきたいのですが、中国人のマナーのなさが問題になりました。

今回のシドニーでは、リ・ナが決勝戦でアザレンカに敗退してしまいましたが、記者会見で不満を表明しました。

中国人は私をバカだと思っているのか、コートサイドからいろいろコーチングしてきます。でも私はバカじゃないし、よいテニスをプレーすることができるわ。彼らがもっと試合を観る機会があれば、叫んではいけないことが分かってくるはずだけど、でもこれは私の力では変えられないこと。私は彼らの言うことを聞く必要はなく、自分のテニスに集中したいのに。

解説者も中国人ファンの応援ぶりに触れていました。審判が注意しづらいのは、中国語なのでただ単に応援しているのかどうか分からない点だとか。

昨年のオーストラリアンオープンでも、リ・ナは主審に中国人のファンにコーチングをしないようにアナウンスしてくれるようリクエストしています。うるさい母国のファンによってフォーカスが途切れてしまうのは皮肉な話です。

シドニー決勝で負けてしまったリ・ナは敗北の言い訳をしたともとれますが、コートサイドでうるさくコーチングされると集中しづらいのは確か。

バグダティスを応援する過激なキプロスファンが毎年オーストラリアンオープンで問題になりますが、今年のシドニーでもデルポトロが主審に不満を訴えました。デ杯では、観客が試合を妨害した場合は、ペナルティとしてポイントを失うルールがありますが、グランドスラムにはそのようなルールはありません。

しかしもしそのようなルールを設ければ、応援するリ・ナが自分たちのコーチングでポイントを失うことになり、彼らもマナーを心得てくれるようになるかもしれませんね。

✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦

ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします♡

No related posts.

UA-6754709-2