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誤診でデ杯欠場のラオニッチがサンホゼで時速250kmのサーヴを記録

February 17, 2012

昨年のサンホセの優勝者ラオニッチが時速約155マイル(249.45km)の超高速サーヴを記録しました。この記録は最高速度を記録したカーロヴィッチの時速156マイル (251km)にあと1マイルに迫るNo.2の速さとなります。ロディックがUSオープンで153マイルを記録したとき、最前列でこのサーヴを生体験しましたが、バーンと音がして一瞬に消え去ってしまったとんでもないミサイルサーヴだったことを覚えています。

デ杯の欠場は医師の誤診だった

先週ベネトーをデ杯初日に破ったラオニッチは、ネスターと組んでダブルスにも出場しましたが、ヨドラ/ベネトーに敗退。その時に膝に痛みが走り超音波検査を受けたところ、4mmの腱断裂の診断を受けてしまいました。この怪我は1ヶ月の休養を必要とし、もし次のシングルスに出場すれば断裂が大きくなり、回復に8ヶ月から一年を要するという厳しい診断でした。

次のツォンガ戦はカナダが1勝2敗で生き残れるかどうかの最も重要な試合。ラオニッチの代打としてダンセヴィッチが対戦しましたが。当然のことながらツォンガに敗退しまい、フランスの勝利が決定しました。

検査の直後にラオニッチはスペインのかかりつけの医師に電話で事情を説明しました。そのときにMRIで24〜48時間後にもう一度検査した方がよいというアドヴァイスを受け、サンホセに近いスタンフォード・メディカルクリニックで再検査を受けたのです。再検査の結果で分かったことは、「断裂ではなくちょっとした腱鞘炎で、プレーすることはできた。」というもの。

もしツォンガ戦に出ていたら、ラオニッチは彼を倒すことができたかもしれず、そうなればひょっとしてカナダが勝てたチャンスもあるわけで、母国の医師の誤診で大きなチャンスを逃してしまったことは皮肉でした。

しかしどうしてこのような重要な検査をMRIで受けなかったのか? この疑問が湧いてきます。

それは時間の問題だったそうです。ダブルスが終わったのは6時。そこから病院に直行したのが夜の9時。この時間帯では誰も検査をできる担当者がいなく、やっと探しあてての超音波検査でした。

しかしもしMRIをそのときに受けていたとしても、腫れで精密な検査は疑わしいようで、24〜48時間後に再検査する必要があったようです。カナダにはアンラッキーな結果となりましたが、私としては、腫れがある膝を抱えてのツォンガ戦はやはりやるべきではなかったように思います。これは止めろというウォーニングであったわけで、欠場した決断は正しかったと思います。

今までの僕のサーヴは正確なサーヴで速さではなかった

小さいときからピンポイントに打てるサーヴの練習に時間を費やしてきた。スピードはそれほど念頭にはなかったけれど、フィジカルのトレーニングによって徐々にスピードがついてきた。

僕はよい肩をもって生まれてきたようで、これはジーンズのおかげ。

ピート・サンプラスは僕のアイドルで彼のサーヴに憧れていた。同じトスでどんなスポットにも打つことができる。しかも驚異的な2ndサーヴでコートとペースをコントロールする。サンプラスは試合に負けても、彼のコントロール下にあったようなゲームをしている。彼は僕のインスピレーションだ。彼のような試合ができるように努力している。

試合の前はミディアムレアのステーキを食べることにしている。サーヴで世界新記録をマークすることができるかもしれないけれど、スピードが遅くてもエースをとってフリーポイントがとれれば嬉しい。

今日2月17日の準々決勝でラオニッチはアンダーソンと対戦します。さて世界新記録がでますかどうか? ラオニッチの試合観戦に新しい楽しみが増えましたね。

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