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バモスシンドロームとは?

February 18, 2012

アトランタのCenter for Disease Investigation (CDI) が、最近目だったある症状の患者が増え、この症状をバモスシンドロームと仮に名付けたことを発表しました。病原菌はラファエル・ナダル。主な患者は女性ということですが罹患した男性もいるそうで、バモスシンドロームVamos Syndrome
の正体を探ってみました。

まずバモスシンドロームを説明する前にその原因となった背景を説明したいと思います。

センセーショナルなスリーヴレスのシャツとカプリパンツ

ラファがスリーヴレスのシャツとカプリパンツで登場したときは、テニス界が久しぶりに興奮したものです。今までファッション感覚に欠ける退屈なデザインしかなく、私も2004年にUSオープンでラファをみて、野性味あふれるクールなテニスウェアに衝動買いをしてしまいました。しかし息子は恥ずかしがって、目の覚めるようなグリーンのスリーヴレスのシャツは一度も手を通すことなく終わってしまいましたが。

このテニスウェアで今までテニスに興味のなかった女性がテニスファンになり、またゲイの男性の間でラファがピンナップボーイとしてホットな存在になりました。

シャキーラのジプシーのミュージックビデオ

シャキーラの『ジプシー』ミュージックビデオに共演したラファは、初々しい清潔なセックスアピールでまたもやセンセーションを。このミュージックビデオは600万以上のヒットを記録してミュージックファンにラファファンが増えました。

アルマーニの下着モデル

ラファのアルマーニの下着のPRキャンペーンをニューヨークでみましたが、圧倒的に若者に人気があり、かなり熱狂的で男女の率は五分五分でした。

ラファのジェルを使った新しいヘアスタイルとタイトなパンツで新しいヒップでモダンなラファが誕生。彫刻のような肉体美に魅せられて、なぜだかラファの下着を買う女性が増えました。

スポーツイラストレイティッドの水着モデルとのセクシーな写真

半裸のラファの新しい写真が公開されるたびに、メディアが競って掲載しますので、ラファの肉体美の露出度はオーヴァーヒート気味になっています。

数日前のSIの写真とビデオでまた話題をさらったラファでしたが、熱狂的なファンに共通した症状がみられるようになり、ついにこの症状に仮の名、バモスシンドロームがつけられたのです。

 

バモスシンドロームの症状

センターのDr. Harlan Cattegutによれば、バモスシンドロームとは、ナダルの過剰なメディアの露出によって引き金が引かれた異常な行動をさし、最近特に目だってきた現象なのだそうです。

千枚も下着を買った妻

43歳のConnie Cerroneさんは、ナダルのアルマーニの下着を合計千枚注文。夫のHarveyさんは毎日のように届けられる下着に? 妻が自宅のプールを掃除する若いプールボーイと浮気をして、彼に買ってやってやっていると疑ってしまったとか。無理もありませんね。でも千枚は重症です。

私もヴァレンタインデーにベッカムの下着を買おうとしたくらいでしたので、夫やボーイフレンドに着せてやりたいという心理は理解できます。しかし体型があまりにも違いすぎてお笑いになってしまうのでやめましたが。

ちなみにHarveyさんのサイズはXL。妻が買ったサイズは32。まったく夫がはけないサイズを夫に買うというのも異常心理です。

ナイキ社長を脅迫して逮捕された男性

ほとんどの症状は女性にみられるそうですが、男性もときにはバモスシンドロームにかかることがあるとか。マンハッタンに住むカードショップのオーナーであるWayne Derienさんは、ナイキ社長を殺してやると脅迫して御用となりました。

彼の言い分は「ナイキのテニスウェアはナダルの魂あふれる、センシュアルで、美しい肉体美を隠してしまっている」というもの。

同感!私もラファのほとばしる生の野性美がまったく生かされていない、ナイキのテニスウェアにはいたく失望している一人ですが、しかし脅迫するのは病気です。

Wayneさんが逮捕されたのは、ナダルの水着モデルとのSIの写真とビデオがアップされた三日目のこと。

これらの現象に対してフェデラーのマネージャーTommy Gottsingerは以下のような批判的なコメントを残しました。

ロジャーはファッションは裸にならないで品位をたもった良いセンスのもので、ヒーロー的なかっこよさを狙ったものではない。ナダルは不用心だと思う。バモスシンドロームで橋からジャンプする者もでてくるかもしれないからね。

ロックシンガーに夢中になって無茶な行為を行うファンがいたとしてもそれはロックシンガーが悪いのではありません。テニスはエンターテイメントです。イメージを売るのは大切なこと。フェデラー自身もヴォーグのモデルになりハイファッションのイメージを売っています。しかし皆がフェデラーになってしまったら、それはそれは退屈なテニス界になってしまいます。

野性味あふれるセクシーなラファの存在は、テニス界にとっては一般人にアピールする貴重な存在なのです。

ナダルの広報担当者を始め、ATPとSIはこのバモスシンドロームに対してジョイントリリースを出しました。

ラファは人間の肉体美をエキサイティングなハイファッションで昇華させたことに対して批判されるのではなく賞賛されるべきである。スポーツとファッションを結合させることは不適切なことではなく、この二つが相乗効果をなしたthe synergy of the moment であったのだから。

全く同感です。ベッカムの過剰なPRに比べたらラファの露出度はたいしたことはありません。しかしベッカムは批判されることはなく、どうしてラファの場合に「行き過ぎだ」と批判されるのか?

テニスは他のスポーツとくらべて、紳士淑女のスポーツであるという固定観念があり、観念の枠をはずれた表現に抵抗があります。

しかしラファの場合にどうしてこのような度を超す異常な反応が起こってくるのでしょうか?

私が思うに、私たちが忘れ去ってしまった海の香り、島育ちの純朴さ、自由奔放な野性美、ほとばしる人間性・・・それらはつくりあげられたものではなくリアルなラファそのものであり、ラファの美しい肉体と結合して私たちの魂を虜にさせるのかもしれません。

SIの写真撮影に立ち会ったライターのRex Ringoさんは次にようなコメントを残しています。

ラファのようなスーパースターだったら、モデルや周りの魅力的な女性に、ちょっと色目をつかってもよさそうなのに、彼は全く興味を示さず、静かに座ってGuantanameraをハミングしていたよ。彼はまったくリアルで控えめで、そんな彼をどうして批判することができるのだろうか?

ここで自己診断。すでにバモスシンドロームにかかりそうなラファファンは要注意です。ほどほどにしましょうね。

reference: tennis.com

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