ギルバートが絶賛する新スター17歳のツヴェレフがまたもや記録更新

July 17, 2014:

17歳のドイツ青年、サシャ (Sascha) こと、アレクザンダー・ツヴェレフ (Alexander Zverev) のセンセーションが続いています。地元のハンブルグで今日の3回戦でヒラルドを破り、ついに準々決勝に進出しました。17歳未満でATPツアーの準々決勝進出は2003年のナダル以来だとか。アガシ、ロディック、マリーのコーチを務めたギルバートが興奮しながら、サシャについてTwitterで多くの感想を述べていますので紹介します。

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ツヴェレフ d ヒラルド:6-4 7-6(6) のハイライトのビデオ

ナダルよりもすごい記録

17歳と言えばまだ高校2年生。高校生がトップ50の3選手にストレートに連勝。マンガかファンタジーの世界しか考えられないことが現実に起こりました。ナダルが2003年にバスタッドで準々決勝に進んだのが、16歳11ヶ月の時。ツヴェレフは17歳3ヶ月。ほぼ年齢的には差はないのですが、この二人の業績には大きな違いがあるのです。

バスタッドはATP250 ハンブルグはATP500のレベルの違い

同じ準々決勝でもバスタッドは32選手で3回戦ですでに準々決勝となりますが、ハンブルグは64選手で試合数も1試合多く、4回戦で準々決勝となります。しかもレベル的にいってはるかにハンブルグの方が高いレベルにあります。

ナダルは当時61位、ツヴェレフは285位のランキングの違い

ナダルはすでにツアーをまわっている選手でしたが、ツヴェレフはやっとプロサーキットに入ったものの、ランキングが低くてチャレンジャーにも入れない選手。

という訳で、テニス界が興奮するのも無理はありません。

18歳までの勝利が4番目に多い

tennisworldusaの情報によると、勝利の数が18歳までにツヴェレフよりも多いのは、フェデラー、ナダル、ヒューイットの3人なのだそうです。ツヴェレフは4月20日生まれですので、18歳になるにはまだ9ヶ月もあります。彼らを追い越してしまうかもしれませんね。最も心配なのは、彼の華奢な体格ですが、無理をしないで、記録をどんどん更新していってもらいたいと願っています。

よほどサシャのプレーが印象的だったのか、ギルバートがTwitterで以下のようにつぶやいています。(ギルバートは選手名をアメリカ風に呼ぶことが多く、サシャをアレックスと呼んでいますが同人物です。)

Gilbert-Twitter-Zverev

ヒラルドに17歳のアレックス・ツヴェレフが大勝利して、ランキングが285位から193位に急上昇。準々決勝ではカムケと対戦することになり、ドイツのテニス界にとってビッグニュースとなりました。

最初、アレックス(サシャ)のお兄さんのミーシャ・ツヴェレフに会ったのは2年前のことでした。ミーシャも選手でTibronのトーナメントに出場していて、その時に彼は15歳の弟のことを話してくれました。

アレックスは多彩な才能と技術に恵まれているにもかかわらず、コートではメルトダウンしてしまうのだそうで、YouTubeをみせてくれました。

私がアレックスを最初に観たのは昨年12月のオレンジボウルでした。(全豪オープンジュニアの決勝戦の相手)コズロフとの対戦で苦戦していました。(アレックスは6-7(2) 0-6で敗退)あの時の彼に比べると、感情のコントロールがとても向上しましたね。

ハンブルグで嵐を呼ぶ17歳の活躍は、長い間実現しませんでしたので、とても楽しく観戦しています。(ギルバート)

Zverev interview Hamburg

準々決勝は同国ドイツ人のカムケ(83位)と対戦

サシャは1回戦のハーセ(51位)、2回戦のユズニー(19位)、3回戦のヒラルド(32位)に連勝してきていますので、ランキングから言えば83位のカムケにも勝てるはず。

実際2週間前のBraunschweigチャレンジャーでツヴェレフはカムケを6-4, 7-6(6)で破っています。このチャレンジャーでツヴェレフは初優勝を飾りましたが、カムケとの次回の試合については、「彼とは親しい間柄で、チャレンジャーで勝ちましたが、今回は事情が違います。」チャレンジャーで勝っているからといって、油断はできないと準決勝にかける意気込みが伝わってきます。

最も心配されるのは体が細く成長期にあり、トップ50との連戦で体に相当な負担がかかってきているはず。パリのマスターズで彗星のごとく決勝まで進んだヤノヴィッチも、あの後は怪我が絶えずに最近は不調のどん底にあります。

もしカムケに勝てば、準決勝はたぶんフェレールと対戦となります。フェレールはモナコとセピの両試合で、いずれもフルセットで戦い、必ずしもよいプレーをしているようには見えませんので、ツヴェレフが決勝に進める可能性がなきにしもあらず。

もし準決勝でフェレールに勝てば、波乱状態のボトムハーフからはコールシュライバーが決勝に上がってきそうですが、これもツヴェレフの体調がよければ、彼が勝ってしまうかもしれません。それほど素晴らしいプレーをしているツヴェレフですが、ただ単にゾーンに入っているのか、それともこれが真のレベルなのか・・・今後の彼に注目したいと思います。

それにしても久しぶりに味わうワクワクした気持ちにさせてくれるサシャに大感謝です。今週末は残念ながら、夫のレースのためにウッズストックまで行かなければなりませんが、Auf geht’s! Sascha!

3 Comments

  1. comoestamiyasitaさん

    ベルモントの美しいリゾートのウッズストックに着きました。ここで160km、100kmのレースがあるのですが、レース仲間がニューヨークからどっと集まりました。馬も一緒にレースに参加するのだそうで、馬がかわいそう・・・

  2. カオシュンチャレンジャ-の添田、3回戦で負けちゃいました。相手は凄いビッグサ-バ-で、ちょっと対応出来ませんでした。残念、無念。

    残るダブルスで頑張ってもらいたいです。

    残るは杉田に期待するしかありません。頑張ってほしいですね。

    そういえば、何故か、添田ペアと杉田ペアは相手が棄権して、勝ち進みました。

  3. 17歳で華奢と言っても、世界に名だたるゲルマン青年ですから、意外に強靭な身体なのかもしれませんね。

    あのしぶといヒラルドをストレ-トで破るとは、只者ではありませんね。これから戦う相手は凄くやりづらいでしょうね。

    ランク的にも年齢的にも負けられない重圧で、非常に大変そうです。

    あのWoodstockですか?

    「・・going down to Yasgur’s farm to join in a rockn roll band・・」というC.S.N.&Yのあの歌声が聞こえてきそうですね。

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