北京の大気汚染で選手に影響

Oct. 8, 2015:

今北京でチャイナオープンが行われていますが、この9月の北京マラソンで7人の心臓発作を起こす原因となった大気汚染の度合いは変わらず、障害症状を訴える選手も出てきています。大気汚染で1日4千人の死亡者を出すと言われている中国。北京についで上海で行われるマスターズに出場する選手たちは大丈夫でしょうか。

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クリザン:咳が止まらず嘔吐

フォニーニに1回戦であっさりと負けてしまったクリザン(42位のスロヴァキアの選手)がフェイスブックに以下のように書いています。(後にこの投稿が削除されていましたが、圧力がかかったのでしょうか?)

Klizan-Facebook-beijing-pollution

今日の試合の結果はともかく、北京のスモッグは極端に悪く、試合が始まった30分後からポイントごとに咳が出て止まらなくなってしまい、試合後には嘔吐してしまいました。北京のスモッグの状態は最悪で、私の経験からも、大会主催者は選手の健康を最優先するべきだと思います。

残念ながら大会を去らなければなりませんが、今後のキャリアにおいて、北京の名前は私のトーナメントカレンダーから二度と姿を現わすことはないでしょう。

「もう2度と北京にはやってこない」と宣言したクリザン。大会の大気汚染については、CNNのコメントのリクエストにATPから何の返答もなかったとか。中国の顔色をみているようで残念。

会場でマスクをつけた観客たちの写真がいろいろ紹介されていますが、こんなマスクは初めて。ここまでして観戦しても面白くはないでしょうに。

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ツォンガ:目がクラクラ

ツォンガも1回戦で敗退してしまいましたが、彼の場合は目がクラクラとして、途中でメディカルタイムアウトをとりました。クリザンのように原因がスモッグだと断言しておりませんが、かなり影響を受けたことが想像されます。

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日本でも多くの人たちがマスクをしているのを見かけましたが、空気が悪いのでしょうか? それとも他に理由が? 空気についてはNYのメトロ生活で慣れていますが、東京では太陽の光線が肌を刺すほどきつく感じました。気分のせいかもしれませんが・・・

北京の大気汚染で選手たちが東京にやってきてくれるかも・・・なんてフッといけないことを考えてしまいましたが、しかし東京にも多くのマスクのつけている人たちがいるのをみて、選手たちの反応が「北京と東京は外そう」なんてことにならなければよいのですが。

5 Comments

  1. chaoさん、comoestamiyasitaさん

    私はいろんな国を訪れたことがありますが、中国はまだ行っていないのです。

    あまり行きたいという気持ちが湧かないのも、スモッグのアレルギーで、夫が大変な目にあったことも影響しているのかもしれません。

    ベネズエラの首都カラカスに行った時に、排気ガスの匂いがたまらず、突然夫がくしゃみが止まらなくなり大騒動となりました。

    ですからクリザンの話は他人事ではなく、痛く同情してしまいました。

  2. 北京・上海はよく行きますが、上海の大気汚染は北京ほどではありません。

    やはり、上海は南に位置しますので、北京ほど暖房などで石炭を炊かないのと、近郊にある工場は電気製品組立工場などが多く、大気汚染を引き起こす煤煙を出さないからなんでしょう。

    ただ、北京も上海も車の出す排気ガスは凄まじく、やはり軽油やガソリンの質が悪いからなんだろうと思います。

    ガソリン車のマフラ-から濁った排気ガスが出るなんて、日本では想像できません。

    エンジン自体は日本やアメリカで売ってるのと変わらない筈ですから、よほど質の悪いガソリンなんでしょう。

    今現在は分りませんが、去年の2月、中国のPM2.5が日本にまで偏西風に乗って飛来し、大騒ぎになってた時に韓国のソウルに行ってたのですが、韓国メデイアは中国に遠慮してるのか、全く報道してないんですね。

    ソウルの空はどんより曇り、それは雲がかかってるんじゃなく、明らかに中国からの汚染物質の飛来でしたが、僕が会った韓国の方は「PM2.5?ナニ、それ。こっちじゃ聞いたことないよ。」とのことでした。

  3.  現在の北京の大気に含まれているPM2.5はWHOの濃度限界値の12倍、強い発がん性を持つベンゾ[a]ピレンは14~20倍というデータが出ています。

     とりわけベンゾ[a]ピレンは、「高感受性集団」に属する人々(乳幼児、呼吸器疾患、循環器疾患、アレルギー体質、妊婦など)に短期間で影響を及ぼしやすく、呼吸器や心臓血管の疾患を引き起こすそうです。

     選手によって影響が出たり出なかったりしているようですが、たとえ1週間や10日間程度の滞在でも、こういう環境は避けるに越したことはありません。

     東京の現在の空間放射線量をみると、東京を選んだほうが賢明かもしれません(もっと賞金が増えてくれれば…)。

  4. chibakenminさん

    マスクの着用は日本の日常生活に溶け込んでいるせいかそれほど抵抗がないのでしょうね。ニューヨークでやると訳のわからない病気を持っているようで、不気味な感じがします。

    東京ではすごく綺麗にお化粧しておしゃれをしている女性たちがマスクをして歩いているのをみて、そのコントラストが面白かったです。

  5. 東京のマスク事情は大気汚染とは違うと思います
    今の時期は私などは秋の花粉症が始まり
    あと、季節の変わり目で急に湿度が下がり乾燥のため鼻炎持ちの人はみんなくしゃみ鼻水で大変です
    また、都内の学校でもインフルエンザが流行りだしたので、予防のために人ごみでマスクをする人も多いです

    そうそう、ここ3日間風が強いのでちょっと埃っぽいのも影響しているかと思います

    実は私も内心健康のためにも来年は是非東京へと思っておりました

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