Oct. 9, 2016
atomです。
今年の楽天、圭くんが、臀部を痛めて棄権、2回戦で姿を消し…(TT)
今回は、まさしく“圭くんのための大会”だなぁと思っていたので、実に残念。
もちろん本人が一番ガッカリですよね。
圭くん、あまりにみんなの期待が重すぎて(?)怪我しちゃったかな(^_^;)
圭くんという目玉がいなくなってしまいましてが、まとめて観戦のご報告です。
今年も予選&ATPSundayに行って来ました。
圭くん人気で年々チケットが入手困難になっているのと、今年は休みも取れなかったということもあり、本選は水曜のナイトセッションと準決勝、決勝の3日間の観戦となりました。
まず予選は綿貫くんとうっちーの試合を土曜に、サンティランくんの試合を日曜に観戦しました。
綿貫くん、ひょろっとして細っ!
相手は超ベテランのシュテパネクで、ベテランならではの試合巧者ぶりに、いなされた感じです。
綿貫くん、ジュニアは今シーズンまで。来シーズン以降、テニスの内容、身体作りと、どんな成長を見せてくれるのか、期待して見守りたいと思います。
うっちーの試合は、夜に用事があったため、雨でサスペンデットになったところで帰ることになり最後まで観られなかったのですが、うっちー、テニスが随分と大人になりました(笑)。
調子が出てきたところでのサスペンデットで、文字通り水をさされたと言うのか、結果、負けてしまって残念でした。
この試合、相手はアメリカのハリソンだったのですが、途中、イライラが募ってラケットを破壊!
初めて間近で見ましたが、一回叩きつけただけでラケットがグニャリ。凄いパワー!
日曜は、タロちゃんの公開練習をパスして(タロちゃんごめんなさい!)まずサンティランの予選決勝を観戦。相手はかのシュテパ。シュテパは2日続けて日本の十代選手と対戦です。自分の半分くらいの年齢だし、パパと息子が試合しているみたいな?!(笑)
第1セットは、やはりベテランの技にしてやられてシュテパに取られた所で、圭くんの公開練習へ移動。公開練習では元気そうで、オリンピック銅メダル獲得で表彰を受けて笑顔を見せていたのに、この3日後に、よもや棄権で敗退するとは!(>_<)

圭くんの公開練習の後、サンティランくんはどうなった?とスコア見たら、なんと第2セットを取り返してファイルセットをやっていて、急ぎ再びコートへ!が、頑張りもそこまでで本選出場はなりませんでした。シュテパはダブルスを得意にしているだけあって、ヴォレーのタッチが巧いこと。サンティランくんの試合を初めて観たのですが、一緒に観た友人曰く、一言で言えば“今一つ、パンチが足りない”と。ガッシリしていてパワーがありそうなんだけど、今一つボールにパワーが伝わっていないような…サンティランくんも、綿貫くん同様、期待しつつ見守りたいと思います。
そう言えば、シュテパは本選2回戦を腰痛で棄権。予選から十代の若者相手に奮闘していたのが堪えたかな?プロである以上、試合に勝ってなんぼ、試合に出てなんぼですからね、厳しい世界です。
因みに本選のチケットが完売したようなんですが、予選もかなりの人出。
日曜はATPSundayで圭くんが登場しましたのでファンが多いのは当然として、キャパが小さいとは言え、土曜は雨が降ったり止んだりの天候の中、綿貫くんの試合は、ほぼ満員。
予選もしくは選手達の練習を見るために来場するファンが年々増えていているように思います。
圭くんの活躍で、テニス人気も確実に上がっているんだな~と実感。
本選の初観戦は水曜のナイトセッションからで、ゴファンVSベセリとピコVSダッグワースの2試合。センターコートに着いたとき、圭くんがリタイア敗退という昼間の試合のショックを引きずっているような空気を感じたのは気のせいか?(笑)
ゴファンは初東京とのこと。5月にローマでもゴファンの試合を2試合観ていて、今年はゴファンに縁があるようです(笑)ピコは3年ぶりの東京のようで、怪我で休んでランキングも随分と下がってしまいましたが、暫くぶりに生ピコが見られて嬉しかったし、何より久しぶりに近くで見たピコは、相変わらず笑顔の素敵なイケメンでした~(*^^*)

準決勝、北京に比べれば地味めなメンツですけど(^-^ゞ、私的には面白い組合せ。
朝から雨だったので、屋根を閉じてインドアでの試合となりました。
チケットが完売と言うだけあって、この日もほぼ満員。
松岡修造さんがMCで、一部マスコミで圭くんのいない準決勝はお客さんが入らないと言われていたけれど、こんなに入っていると誇らしげ(?)にしていましたっけ(笑)
第1試合
ゴファンdチリッチ 7-5 6-4

ゴファンは初東京ながらサーフェスが合っているのかな?
とても調子が良く、チリッチのサーヴもコースが良く読めていたのかリターンが合ってましたし、それがチリッチにプレッシャーになったかな。
チリッチも序盤こそ1stサーヴが良く決まっていたのですがだんだんと確率が下がり、疲れからか、バックのダウンザラインをネットにかけるミスも増え…と言った具合でした。
感想は“ゴファン、躍動!”です(笑)。
第2試合
キリオスdモンフィス 6-4 6-4

試合前の記念撮影で、なんか二人とも楽しそうな様子だった(笑)
こちらもキリオスの調子がとても良く、やることなすこと上手くいき…とでも言いましょうか、珍しく(?)波もなく、試合を通して集中できていたように見えました。
モンちゃんはたしか怪我明け?そのせいかモンちゃんの方はプレーに波があったかな。
身体能力の高い二人なので、決まったか?と思ったボールを拾うこと拾うこと。その度に会場が盛り上がり。
キリオス、真面目にやれば出来るじゃん!(笑)
決勝の日曜の朝は雨模様。
ちょうど開場の頃は雨足が強かったにもかかわらず第1試合からセンターコートの最上段までお客さんが入って、満員と言わないまでも、かなりの入り。ダブルスから大入りなのが、楽天のウリ!なんです~(^-^ゞ
第1試合
ダブルス決勝
グラノイェルス/マトコウスキdクラーセン/ラム: 6-2 7-6(4)
ダブルスらしい盛り上がりのある試合で楽しめました。
スペイン好きの私はマルセル&マトコウスキーを応援。
優勝して良かった~。
シングルス決勝までのハーフタイムにゲストが演奏しているその隣で、松岡修造が公開お着替え?!スーツを脱ぎ始め、お馴染みの一所懸命Tシャツとハーフパンツ姿に変身(笑)
そうそう、この時、試合開始1時間前、30分ほどキリオスが綿貫くんを相手に軽くウォーミングアップ。この時間にやるのも珍しい。
帰宅後、録画を見たところ、どうやらキリオスは番組が始まった時に、まだ会場入りしていなかったらしい。それで、そんな時間に…だったようです。
第2試合
シングルス決勝:キリオスdゴファン 4-6 6-3 7-5
奔放vs緻密という試合。
ゴファンは立ち上がりは緊張からか硬さがありましたが、徐々に良くなってどんどん中に入って打ち込めば、キリオスは持ち前の身体能力とパワーで対抗。
しかし試合が進むにつれキリオスの弾丸サーヴが決まり出すと、疲れもあってかゴファンのショットがなかなか決まらなくなり…結果、キリオスの初優勝(キリオスは500レベル初優勝)
圭くんとタイプが似ているゴファン寄りで応援していたので、少し残念(^_^;)。
キリオスは忍耐力をつければ、凄い選手になれそうなのに勿体無い。
ATPマスターズ決勝と言えばジョコとアンディばかりなので、圭くんはもちろんのこと、この世代が頑張ってくれると、ツアーがもっと面白くなるなるはず!
今年の楽天もこれで終了。
この後、有明はオリンピックに向けて改修工事に入るので、来年の会場はどこになるのか?早速気になってます(笑)
以上、まとめてご報告でした。
追伸
お気楽観戦で、これまでとは気合いのは入りが違ってか、写真がショボくてすみません!カメラ持参は土曜のみだったし…
(^-^ゞ
tennisnakamaさん、ご無沙汰しております。
コーマック博士のクロスオーバー分野での革新のエピソード、
興味深く拝見しました。
凡人の世界では、数字に強い人が文系の分野で仕事のささやかな
変革に寄与するケースなどもまま見受けますね。
でもやはり、博士の様に専門分野で秀でた基礎を築いた人は、
変革のスケールも大きいですね。
話しは変わりますが、圭くんのバーゼルが始まりました。
タフドローですが、今のトップ3を欠く状況では、最も興味深い
組み合わせかもしれませんね。
atom 殿
長文の観戦記、お疲れさまでした。臨場感があって、興味深く読ませていただきました。
錦織が消えて以降、wowowも見てませんでした。モンフィスが決勝に残ってたら観たんでしょうけど。
会場での観戦は本当に面白いのですが、TVでは感情移入出来ないと観る気になりません。
楽天じゃなくて、ホンマ ツア-のゴルフ大会を昨日はずっと見てました。5時間放映だったのかな~。
損ばかりでナニも得する事無い選手会長を27歳の若さで志願して、ゴルフ大会スポンサ-行脚とファンサ-ビスに努めた池田勇太の応援をしてました。
誰もがソロバン弾くばかりの昨今で、自ら貧乏くじを志願した池田になんとか優勝してもらいたいと念じながら観てましたから、錦織のテニスより興奮でした。
今朝早朝までかけたプレ-オフ9ラウンド目で、見事池田が優勝しました。
やはり、ゴルフの女神はきちんと池田を見ててくれました。
ツブレフって兄弟だったんですね。
僕はどうしてツブレフがチャレンジャ-に出てるんだろうと不思議に思ってましたが、兄弟で二人いるんですね。
ツヴェレフといえば、お兄ちゃんも近頃頑張っていませんか?
予選を突破して本選出場しているのをよく見るように思います。
もう上海が始まっているんですよね、恐ろしい事に(^o^;)
ツヴェレフ(弟)は1回戦からイズナーとは難敵ですね。
tennisnakamaさん
毎度アップして頂き、恐縮です。
今朝、ネツトのニュースを読んでいたところ、入場者数が、予選も含めて10万人を越えたというニュースがありました。
圭くんが早々にいなくなってしまっての数字なので、日本でのテニス人気が定着してきたのかなと、嬉しく思います。
キリオスを初めて生観戦したのですが、サーヴはもちろんのこと、ショットのスピードとパワーも本当に凄い!
あの性格なので、ある日突然“テニスやーた!”なんて言い出しかね無さそうですが(^_^;)、色んな意味で大人の対応ができるようになれは、本当に凄い選手になるでしょうね。
このところATP推奨の若手が頑張っているので、この勢いを来シーズン以降も期待したいと思います。
Moominさん
やはりスポーツの生観戦は最高です!
生だと視覚だけじゃなく、打球音だったり、フットワークのキュッキュッという音だったり聴覚で感じる迫力があります。
ただ観戦するだけでも結構疲れるので、年々歳と共に体力消耗が激しくなってます(^_^;)
でもこの醍醐味だけは止められません!(笑)
選手達の頑張りを励みに、これからも続けたいと思います。
atomさん、楽しい観戦報告を有難うございます。
はい、公式入場者数が10万人を超えたと発表がありましたね。
圭くん目当てで高いチケットを購入された方も多かったとは思いますが
確かに観客のテニス観戦の視野は大きく広がって来ていますね。
私は都合でATPサンデーだけの観戦でしたが、一万人を大きく超える人波
コロシアムの観客も、圭くんの練習後も7割の人が残った感じ、
練習をした選手とその付き人(ガールフレンドも)の多くがそれぞれに
セルフィーをして、スタジアムの観客の多さをパチリ。
練習にここまで人が集まり、熱心に声援・観戦するのを珍しがっていましたね。
モンフィスたちも、しっかり盛り上げに努めていたのが印象的でした。
キリオスの『選手に敬意を示し、温かい拍手を送る日本のファンに対し、
「毎日、満員の観客の前でプレーできた。アメイジングな1週間」と感謝した。
率直な物言いをする21歳だけに「テニスをしている限り、ここに戻ってきたい」』
とのコメント(大会公式ニュース)も、個人の感想として率直なものだと思えました。
あとは、大会の経済力学で同時期の中国大会に大きな後れを招かないこと
ですね。
sato 殿
そうなんですよね、楽天潰しとしか思えない北京オ-プンは賞金が全て2倍ですもんね。
しかし、ATPが4大会、WTAが8大会 計12大会の中国経済の中身は理解不能です。
農業主体の山間部の中国農民の年収はいまだに10万円にも届かないんですよ。中国人爆買いと言われた当初の高級品を買ってたのは収賄でアブク銭を掴んだ公務員ばかりですからね。
公式入場者が10万人ですか!凄いですね。
錦織以前のAIGは多分、金出して入場してたお客さんは1週間で2万人もいなかったんじゃないんでしょうか?平日なんて、千人もいなかったような気がします。あの頃は、平日はコ-トエリアなんてなくて安いチケットで一番前で見れてましたからね。
だから、添田や貴男の試合なんて真横で怒鳴り散らして応援してましたもんね。
ニッケ全日本なんかAIG会場でタダ兼をばら撒いてました。
しかし、やはりきちんとお金を払ってお客さんが来てくれる状況は有り難いですね。選手のモチベ-ションも上がります。
中国は決勝以外とかは、客席はガラガラですからね。
comoestamiyasitaさん、
日本経済も不可思議ですが、中国経済も不可思議、でも、広大な市場・・・
数%の富裕層だけで日本の中間層並みの人口、そのインパクトは大きい
その産物のようなテニス会場を中国は備えていますね
まあ、日本でも景気の周期に翻弄されつつ、スポンサー事情とスターの存否で
テニス観戦人気も、盛衰を繰り返してきましたし。
ジャパンオープンの観戦者数、以前の最多は2006年の7万2千人余り、
忘れもしないフェデラー参戦の年でした。
それを凌駕したのが、2014年から。圭くんのUSOでの大活躍が引き金
です。
やはり、自国のスター選手の存在はとてつもなく大きいですね。
satoさん
ATP Sundayは本当に凄い人でしたね。
お祭り広場も、公開練習までの時間潰しもあるのでしょうが、各ブース、人、人、人!
本選も録画して観ましたが、圭くんの試合以外もお客さんが入ってましたね。
今日は休みだったのでテレビで上海を観ましたが、客席はガラガラでした。
日本には錦織圭というワールドクラスの選手がいるし、自国開催の大会で自国の選手、それも優勝候補として応援できる喜び。それが何よりです。
それにエントリー選手だって、結構な選手層だったと私は思いますよ。
できればもうちょっとスポンサー増やして、賞金も上げられると尚更良いのですが(^-^ゞ
選手達がよく言うのは“食事が美味しい”
マトコウスキが優勝スピーチで、わざわざ、ここの寿司はサイコー!って言ってましたよね(笑)
そういった“おもてなしの質”は大事にしてほしと思います。
オリンピックのために改修後は施設面が良くなりますし、たくさんのお客さんが入ることをATPにアピールして、ファイナルを招致して欲しいな~
atomさん、本当にその通りですね。
JAPAN WEMENS OPEN では、確か専用車で空港から会場までの
送迎を実施して、海外選手に驚きと好評のインパクトを提供して
いそうで、ソフト部分も徐々に進化していますし。
あとは経済力学。圭くんのスポンサーが一定割合で日本開催の大会を
応援してくれるような仕組み(気構え)も欲しいですね~
政府も2020の設備に闇雲に金をかけるだけでなく、有望種目の大会への
援助も、立派な支援であることを見識として持ってほしいですね
atomさーん、今年もありがとうございました! 楽しく拝見しました。スポーツの生観戦はやはりいいですね。
atomさん
早速決勝までの試合報告をしていただきありがとうございました!楽しく読ませていただきました!
キリオスの才能は誰も認めるところで、あとはメンタルの問題(もちろん態度も含めて)さえ向上すれば、未来のチャンピオンの太鼓判が押されている選手。最近は少し大人になったのか、おとなしくなりましたね。ダイナミックでエキサイティングなプレーを見せてくれますので、ツヴェレフとともに将来が楽しみな選手です。