atomの楽天ジャパン現地報告

2016/10/09 11

Oct. 9, 2016 atomです。 今年の楽天、圭くんが、臀部を痛めて棄権、2回戦で姿を消し…(TT) 今回は、まさしく“圭くんのための大会”だなぁと思っていたので、実に残念。 もちろん本人が一番ガッカリですよね。 圭くん、あまりにみんなの期待が重すぎて(?)怪我しちゃったかな(^_^;) 圭くんという目玉がいなくなってしまいましてが、まとめて観戦のご報告です。

時差で昼夜が真っ逆さま!おかげでアジア大会はバッチリ観戦できるかも

2015/10/07 6

Oct. 7, 2015(更新) 昨日3週間近くの日本の旅に終止符を打ち、ニューヨークにやっと戻ってきました。夕飯が終わった夜の8時ごろに眠くなり、目が醒めるのは2時間後の10時。この時間に楽天ジャパンが始まりますので便利なのですが、日本から続いている睡眠2時間のペースはちょっと辛いものがあります。しかし日本の皆さんから「貴女って相変わらずど元気ねえ」と太鼓判を押されましたので、このペースのまま突っ走ってみようと思います。さて楽天ジャパン1回戦の感想です。

10月4日、楽天オープンでお目にかかりましょう!

2015/04/29 28

April 29, 2015: 両親が亡くなって日本に帰るところがなくなってしまい、悲しくて十数年日本に帰っていなかったのですが、帰国するなら楽天ジャパンオープンの期間と決めていました。夫が富士山レースのくじに当たり、9月に走ることになりましたので、息子も一緒に「Let’s go to Japan!」が決定!スケジュールの関係で予選の最終日10月4日(日曜日)の1日しか有明に行けませんが、会場で皆様にお目にかかれることを願っています [private] 夫と知り合ったのが40数年前の東京。彼はスイスの会社の駐在員。私は通訳やら翻訳やら、テンプの仕事であっちゃこっちゃと忙しく稼いでいた頃ですが、お金を儲けても仕事自体がつまらなく、そのストレスを夜な夜なクラブで踊りまくることで発散するという目的のない20代を過ごしていました。 そのクラブで遊んでいた連中の仲間の一人が夫だったのですが、イケメン好きな私にとっては、地味な夫はリストの後の方に名を連ねる程度。(しかし15年後にはリストのトップに上がってめでたく結婚)私たちが遊んでいたのは六本木と赤坂界隈で、沢田研二などの有名人たちがよくやってきていました。当時の彼はとてもかっこよかったのですが… 六本木はとてもおしゃれな街でした。当時の面影がなくなって失望するかもしれませんが、懐かしい六本木に宿泊することに決めました。 さて今サンフランシスコで働いている息子ですが、日本国籍を持つ彼にとっては日本は母国の一つ。アメリカの私立は約3ヶ月の夏休みがありますので、毎7月は息子を日本の公立の小学校に入れていました。楽しい思い出が一杯の息子は長い間「日本に行きた〜い!」と叫びつづけてきましたが、やっと念願が達成して、本格的に日本語をマスターすることを決意。(^_^) 夫はウルトラトレイルUltra Trail(自然の中をマラソンよりも長い距離を走る)を始めてから数年が経ち、世界のあちこちでレースに参加してきましたが、昨年からUltra-Trail Mt. Fujiがスタートしてからというもの、「富士山を走りたい!」と叫びつづけてきました。そして今年くじに当選。(^_^) 夫が走っている間、息子と私は富士山麓でゆっくりと温泉を満喫するつもりです。(^_^) 9月19日に大阪に着きます。スケジュールの関係でどうしても長期滞在することができず残念なのですが、昨年は楽天オープンが日曜日に公開練習が開催されましたので、たぶん今年も開催されることを予想して、10月4日の予選最終日の日曜まで滞在を伸ばし、翌日の月曜にアメリカに発つことにしました。本大会は観れませんが、有明はまだ訪れたことがなく、楽天オープンも初めて。皆様によいお知恵を拝借したいと願っています。 では皆さん、10月4日に有明でお目にかかれるのを楽しみにしています! ♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪

atomの生観戦レポート:錦織圭が優勝!

2014/10/05 8

Oct. 5, 2014 Rakuten: 圭くん、やりました~! 優勝です!(^o^)v また圭くんが感動させてくれました!今日は台風の影響で朝から大雨。 そんな大雨にも関わらず、開場前から入場を待って並ぶファンも多かったです。 かくいう私もその一人なのてすが(^^ゞ [private] 昨日、今日と、圭くん愛用のひよこちゃんバッグが配付されるという事で、私もひよこちゃんバッグをGETです。 会場に入るとダブルス組が練習中でした。そのあとシングルスの二人が並んで練習開始です。 ダブルス決勝が11時開始と早いので、時間の関係で一緒にやらざるを得ないのでしょうかね? 圭くんとラオニッチが向かい合う形で練習していると、なんか不思議な感じです(^-^;) そして二人の練習が終わり、いよいよ最終日、ダブルス&シングルス決勝の開始です! 先ずはダブルス決勝。 Herbert/Przysiężny def ドディック/メロ:6-3 6-7(3) 10-5 LLのペア、エルベール Herbert / プシシェズニPrzysiężny (読みが合っていないかもしれませんが)が第1シードのブライアン兄弟だけではなく、第2シードのドディグ/メロを破って優勝してしまいました! エルベール、プシシェズニ、二人ともシングルスで予選を勝ち上がって本選出場したのですが、予選を戦っていた時、まさか最終日まで試合をすることになるとは思っていなかったのでは?(笑) エルベールは予選でウッチーに勝った選手でサーヴがとても良かったのですが、優勝ペアは二人ともサーヴが良くて、それも勝因のひとつですね。 近頃、シングルス選手のペアがダブルスのスペシャリストを破ってしまうということがふえていますが、今回もそんな感じです。 そこに、打つか~?みたいな(^-^;) 盛り上がって、面白い試合でした。 そして、圭くんvsラオニッチのシングルス決勝戦。 錦織 def ラオニッチ:7-6(5) 4-6 […]

atomの生観戦レポート:準々決勝

2014/10/04 3

Oct.4, 2014 Rakuten Open: tennisnakamaさんがマラケシュで優雅な旅を満喫されている中、私は有明コロシアムのカンカン照りの太陽の下、“カモン!圭!”と叫んで来ました~(笑) 今年の楽天ジャパンOP本選は初観戦となる準々決勝に行って参りました。 天気予報によると最高気温が29℃とのこと。 さすがにこの夏日では全試合観戦は堪えるので、途中、休憩しながらの観戦。 それでも暑くて、シモンの試合はあまり集中出来なかったかも(^-^;) [private] シモン def ジョンソン:7-6(4) 6-1 シモンらしい試合とでも言いましょうか。 それにしてもシモンは試合中、とにかく何かと叫んでました。 フ○○ク!なんて暴言まで(^_^;) 久しぶりにシモンの試合をじっくり観たのですが、いつもこうだった? それにしてもシモンに限らず、ほとんどの選手が陣営と話しているというか、コーチング受けているとしか思えないんですけど(^-^;) ラオニッチ def イストミン:7-6(8) 6-3 この試合は休憩タイムで涼みながらモニター観戦。 ラオニッチは勝ったものの、スコアを見ると結構手こずった?! 錦織 def シャルディ:6-4 6-2 テレビで見る圭くんは、頬の辺りが少しこけてきたように見えていたので、臀部の痛みのこともありますし、体調はどうなんだろうと思いながら観ていました。 立ち上がり、圭くんは臀部の痛みが気になるのか、元気がないと言うか、ナーバスになっている感じで、痛みの具合を確認しながらと言う風に見えました。 でも試合が進むにつれ動きも良くなってきて、シューズのキュツキュツという擦れる音がたくさん聞こえるようになったのでちょっと安心。 第2セットのMTOも悪化させないため大事を取ったのもあるのかな?と。 試合全体として、圭くんも言っていたように、7、8割の力でやっているところと目一杯やるところと、試合中使い分けしてる、そんな印象です。 それでもストレートで勝ってしまう辺り、圭くんもドッブ選手の風格ですね(*^^*) […]

楽天オープン現地報告:Day 2

2014/09/30 2

Sep. 30, 2014 Rakuten Open: 昨日の太郎君は残念でした。 イストミンには勝ってた試合でしたが、ココぞというところで、ダブルフォルトとか簡単なボレーとか繋ぐべき場面でのギャンブルショットとかを出して、イストミンに初戦突破をプレゼントしてしまいました。 [private] (comoestamiyasitaさんから分析たっぷりの臨場感溢れる現地情報をコメントでいただきましたので、記事として転載させていただくことにしました。Thank you, comoestamiyasitaさん!) 本当に4ポイント位でしたが、ゲームの行方を決定する局面でしたから、本当に勿体無かったですね。 でも、あの細い身体で200kmくらいのサービスを打ててましたから、今からの訓練次第で大きく伸びる逸材ですね。 伊藤 def ヴァヴリンカ:7-5 6-2 今、ドラゴンがバブリンカをストレートで破る大金星で、有明コロシアムを興奮のルツボに叩きこみました。 思い切りの良いサーブとストロークでバブリンカのギアを上げさせず振り切りました。 ドラゴンの偉業にケチをつける積りは全く有りませんが、バブリンカの調子も不思議な位低調でした。 とにかくフォアハンドが手打ちになってて、ボールが落ちないというかラインの内側に入らない、見ただけてミスショットと分かるポイントが多すぎました。 1st確率が56%でしたが、中盤からは殆どをブロックリターンでドラゴンが返してましたから、威力もたいしてありませんでした。 しかし、バブリンカのギアが上がり切れなかった一番の理由はドラゴンのプレイでしたから、素晴らしいテニスをしてくれました。 今日錦織がシングルで出てなくて良かったです。明日の新聞はドラゴンです。 錦織/内山 def Fyrstenberg/Huey:6-2 6-4 錦織とダブルにでた内山君の成長ぶりには驚きました。 以前の内山はメンタルが弱く、ちょっとミスるとビビってサーブは入らないわ、ボレーはミスるわで、失敗を引きずっていましたが、今日の内山は錦織に助けられるどころか、途中からは錦織を助ける場面も多く、一回りふた回り大きな男になっていました。 マッチゲームは内山のサーブで、このサーブでメンタルの成長が分かるなと、彼の様子をチェックしてましたが、シビれる局面でも全く動じない内山に感動しました。 若者は熱いウチに叩かれると強くなります。チャレンジャー転戦などの経験が彼をタフな男に鍛えてくれたのでしょう。 ヤング def 添田:6-4 6-2 […]

atomの楽天ジャパン予選現地報告 (2)

2014/09/29 3

Sep. 29, 2014: Report & photos by atom 予選第2日目、宏紀くん(守屋選手)とウッチー(内山選手)が本選を目指しての戦い。 今日は腰を据えての応援です! 今日は天気も良く、恒例となったATP Sundayということもあり、観客も随分と多かったです。 [private] 守屋 def ダックワース:5-7 7-5 6-3 残念ながらウッチーは予選突破成らず…でしたが、宏紀くんは予選を勝ち上がり、明日の本選第1日目、センターコートの第1試合に登場です。 以前、コモエスタさんが、ウッチーの身体に宏紀くんのメンタルがあれば…と言っていたのを、宏紀くんの戦いぶりを観ていて思い出しました。 宏紀くんの課題と思うのですが、相手のスライスの返球をネットにかけるというミスが多く、そこを狙われてミスも少なくなかったのですが、それでも慌てることなく、そして辛抱強くプレーしていたのが勝ちに繋がったように思います。 試合中、ガンガン声援を送って応援していたので、勝利の瞬間は思わず立ち上がって万歳\(^-^)/いや~嬉しかったな~(笑) エアベール def 内山: 6-7(4) 6-2 6-4 引き続き同じコートにウッチー登場。 第1セットはいい感じでタイブレークで先取したまでは良かったのですが、第2セットの途中から、疲れてきたのか動きが悪くなって来て…(^_^;) それでもストローク戦は以前のような勝ち急ぎのバカ打ちが無くなって、じっくり繋いで…という戦いが出来ていたように思います。サーヴはフラット系、キックサーヴと良いものを持っているのですが、種類が少ないのか、相手が慣れて良いリターンをされてミスが増えてブレイクされる!(>_<) ボレーもなかなか上手なので、もう少しサーヴの種類を増やしたいところですね。 ともあれ、今年はシングルス本選に日本人選手が5名出場!嬉しいですね。(ウッチーも圭くんとダブルスWCで出場) ぜひとも頑張って欲しい! 圭くんは貫禄のマレーシア優勝。 全米後、何かと忙しかったようですが、体調は良さそうだし、楽天ジャパンオープンで、また日本のマスコミを賑わしてくれそうですね(笑) […]

atomの楽天ジャパン予選現地報告 (1)

2014/09/27 6

Sep. 27, 2014: 水曜にサンフランシスコの息子とチューリッヒで合流して、夫の実家のあるバーゼルに5日間ほど滞在したのはよいのですが、全くインターネットが入らず、記事の更新ができない状態ですみませんでした。今日バーゼルからモロッコのマラケシュに飛び、今やっとホテルから更新しています。さっそくatomさんから楽天ジャパンの予選現地報告をいただきましたのでアップさせていただきます。Thank you, atom! [private] 今年も 楽天ジャパンOPが始まりした! 本日(9月27日)は予選第1日目。なんと今年から予選も有料(1000円)です。 今年の予選は外国人選手が来てくれないのか、それとも遠征費が高くて来れないのか(毎年こんなだった?)、第1日目は日本人対決が多く、私が観た3試合のうちの2試合が日本人対決(守屋vs鈴木、内山vs)だったので、なんか全日本を観ているような?!(^-^;) 試合の合間やコートを移動する途中に外国人選手達の練習を見て、わ~、ATPワールドツアーだ~ってやっと思えるとでも言いましょうか(笑) 練習と言えば、コート間を移動中、たまたまダヴィが練習を終えたところに出くわし、ダヴィが移動用カートを待ってる側に行けたので(なぜかその時だけ周りにファンがほとんど居らず)、バモス!ダヴィ!って声をかけたら、私だけのために(←ここ重要!)手を振ってくれました~。わーい(^o^)v でもなかなかカートが来なくて、結局ダヴィは歩いて戻ったかも(^-^;) 日本人選手以外で今日楽しみにしていたのがコキナキスでした。 とにかく身長が高い!ショツトのパワーもあるし相手の韓国人選手を圧倒(6-0、6-2) 余談ですがウェアがキリオスとオソロ。 今日のイベントとして、センターコートで公開ドロー抽選があり、そこにタロ君がゲストとして参加。あまり自分に期待しないでなんて言っちゃうし、圭くんと当たらなくて良かったとか、相変わらす本音を言ってしまうタロ君なのでした(笑) 今日はATPSaturdayと銘打って、センターコートで公開ドロー抽選だけでなく公開合同練習や練習試合が組まれ、今日だけは入場料だけで(全席自由席)見ることができたので、夕方、豪くんとヴァブリンカの合同練習を最後に見て帰って来ました。 圭くんは初戦はドディグ選手と、豪くんはヤング選手、タロ君はイストミン選手、そしてドラゴンは運悪く?いきなりヴァブリンカとです(>_<) 今日はセンターコートのイベントとはしごしていたので、試合は1セットずつ位しか観ていないので、今日勝ち残った宏紀くん(守屋選手)、ウッチー(内山選手)二人の調子は詳しく分かりませんが、今年はチャンスが大きいと思うので、明日も頑張って欲しいですね。 帰りがけ、練習コートに行くらしいツォンガの乗ったカートとスレ違い、改めて、わーいATPワールドツアーがやって来た!って気分はウキウキ♪です(笑)

ハレからの現地報告で〜す! 

2014/06/16 7

June 16, 2014 Halle: Report & photos by ryanryan ryanryanです。 毎年行っているHalleの大会。金曜日の準々決勝を観にいってきました! ロジャー目当てで行くんですが、対戦相手が棄権してしまい、今年は残念ながら見れませんでした。週末通えば、ロジャー三昧な大会となったのですが。 チケットは、大会一週間前でも若干あり、いい席を望まなければ、前でも購入可能です。E-Ticketではないので、郵送で送られてきます。郵送が間に合わない場合は、窓口で受け取ることもできます。欧州内に住所がない場合は、窓口受け取りも可能なのかもしれません。 [private] ファヤ def ゴヨフチック:7:6(4), 7:6(2) 12時からの第一試合の途中から観戦。ドイツはドイツ人選手を熱心に応援するので、第一試合から席はほとんど埋まっていました。準々決勝は、ドイツ人選手が3人も出るので盛り上がっています。しかも、ゴヨフチックが勝つと決勝にドイツ人が必ず出ることになります。結果は残念ながら、3人とも決勝にはいけませんでした。 ゴヨフチックが2回戦で、ラオニッチ>に勝っているので、応援にも熱が入っていました。が、2セット共にタイブレークで落としてしまい敗退。惜しかった。 コールシュライバー def ブラウン:6:4, 5:7, 7:6(16) ドイツ人の対決。ブラウンはナダルに勝っています。この試合が、いちばん盛り上がりました。 第3セットでブラウンはブレークされていて、このままコールシュライバーが勝利すると思ったら、まさかのブレークバックでタイブレーク突入。しかも、タイブレークが18-16まで長引きました。 一喜一憂する歓声がすごかった。ブラウンのスーパーショットを期待しているって感じです。観客もブラウンを応援する声が多かった気がします。しかし、コールシュライバーが貫禄を見せて勝ちました。ブラウンはすごい魅力的な選手ですね。今まで見たことがありませんでした。 錦織 def ジョンソン:6:1, 7:6 (4) 残念ながらドイツ人ではないので、最後まで満席とまではいきませんでした。 第一セットは一方的な試合でしたが、第二セットはお互い譲らず、タイブレークとなりました。圭くん、ややエラーはあるものの、タイブレークではきっちり決めて勝ちました。圭くん、面白い試合をすると思うんですが、ドイツ人はあまり興味がないみたいです。淋しいです。でも、Kei!とかNishikori!とか声援をしてくれる人もいましたよ。 フェデラーdef ルー:棄権 フェデラーvsルーは、Luの棄権で試合はありませんでした。残念! […]

やっとディミトロフがタイトル獲得:フェレールを破ってストックホルム優勝

2013/10/20 6

October 20, 2013 Stockholm: 記事の題名を『やっと・・・』とつけてしまいましたが、この気持ちはテニスファンを代表する言葉だと思います。ハース優勝でシニアの活躍は嬉しいのですが、次代をつぐ選手がなかなか育っていないのがテニス界の悩み。ディミトロフはジュニア時代から未来のテニス界を背負う選手として期待されてきた割には結果がともわず、テニスファンを失望させてきただけに嬉しいニュースとなりました。 [private] 低迷期を脱したディミトロフ グリゴール・ディミトロフ Grigor Dimitrov はすでに22歳。フェデラーに似た美しいBHとフットワークの軽さから「ベビーフェデラー」と呼ばれ、イケメンでジュニアの頃からグルーピーのファンに追っかけられ、最近はシャラポヴァとのロマンスで、テニス以外のところで話題をふりまいてきましたが、どうも期待された割には結果がともわず、テニスファンをがっかりさせてきました。 しかもシャラポヴァとのロマンスが進行するにつれて、フォーカスがますます落ちてきたようで、『錦織圭に敗れたディミトロフはシャラポヴァ病?』でも書いたように、全米オープンから1回戦どまりで3連敗のという低迷。勝てないイメージが強かったディミトロフだったのです。 ディミトロフがスウェーデンのコーチと別れてすぐ、スウェーデンのトーナメントで優勝してしまったのは皮肉な話ですが、10月にヒューイット、モンフィス、ツォンガの元コーチのロジャー・ラシードを雇ったばかりで、すでにその効果が現れました。 ディミトロフ def フェレール:2-6 6-3 6-4 準決勝でディミトロフはペアーと対戦した時は、ペアーのテニスが面白くて(予想外なトリックショットを使った楽しいテニス)、ディミトロフのプレーはあまり印象に残らなかったのですが、ペアーの膝の故障も原因して、ディミトロフがフルセットでペアーを破り決勝に進出。 しかしまさか根性と粘りのメンタルのフェレールを破ってしまうとは驚きでした。 ディミトロフの運動神経はプロの中でも五指にはいるのではないかと思うほど優れていますが、ショットの選択とコンシスタンシーに欠けるために、なかなかビッグポイントがとれずに敗退してしまうことが多かったのです。弱いとされたメンタルの問題も、この優勝でかなり自信がついてきたと思います。 今年のマドリッドでジョコヴィッチを破ったのですから、トップ選手を破れる実力の持ち主であることを実証したディミトロフですが、問題は自己のテニスをまだ信じることができない点ではないかと思います。 第3セットはディミトロフにとって貴重なステップアップとなるセットでした。 フェレールは老化現象? それとも疲労? 第1セットでは二人とも緊張度が高く、不思議なブレーク合戦を繰り広げていました。最近のフェレールはつまらないところでエラーをおかすことが増えてきましたね。この現象はフェデラーにもみられ、コンシスタンシーが落ちてくるのが、老化現象(すみません)の最初の兆候だと言われていますが、鉄人フェレールもハードコートシーズンに入ってからは、マヤー(50位)、ソーサ(77位)、ツルスノフ(44位)に負けてしまって、ちょっとどうしたのか?と心配な傾向にありました。 ストックホルムでもフェレールはストレートに勝った試合はなく、91位のソックにも苦戦を強いられました。ベルダスコの棄権でラッキーな不戦勝で準決勝へ進みましたが、グルビス戦では彼の感情コントロールの欠如で救われましたが、決勝では第3セットでギアアップしたディミトロフに敗れてしまいました。 ハイレベルな試合内容でしたが、第7ゲーム(3−3)でフェレールがダブルフォルトをしてしまい、自滅のブレークを許してしまいました。このブレークからどうしても挽回することができずに終ってしまったフェレールですが、クレーに強い選手はどうしても後半のハードコートシーズンで疲れが出てくるようです。 第3セットでみせたディミトロフの進化のテニス 第2セットではエラーを少なくして、確実なプレーでフェレールのエラーを誘ってディミトロフが勝ち取りました。この勝利でディミトロフは自信が生まれてきたと思いますが、リスクの多いウィナー狙いのショットを打つのではなく、BHのスライスとスピンを交互に打ってフェレールのリズムを崩したり、ネットプレーで不意打ちを食わせたり、つまり頭脳を使ったプレーを駆使したゲームを展開しました。 ディミトロフは総合点としては最も高い点数を上げられる選手ですが、デルポトロのFH、ラオニッチのサーヴ、錦織の足とFH、などのように秀でた武器がないために、肝心なポイントがとれずに終ってしまうことが多く、そのために無理なショットを打ってエラーを出してゲームを失ってしまうことが度々でした。 勝てないテニスから勝てるテニスへ ディミトロフは最近ショットにヴァリエーションが出て来て、ドロップショットやネットラッシュの楽しいテニスを披露してくれるようになりました。これは嬉しいのですが、まだドロップショットがあまかったり、ローヴォレーがとれないというテクニックの問題があってポイントを落としています。しかしこれも練習次第ですので、ヴァラエティに富んだショットメイキングの精度を上げると、ディミトロフの攻撃力は倍増すると思います。 ディフェンスからオフェンスへのうまいトランジション 足が強烈に速くフェレールのウィナーをカウンターしてしまうディミトロフですが、ラリーが続くとエラーを犯していました。 またいつまでもディフェンスでカウンターばかりしていて相手にウィナーを取られてしまったり、そうかと思えば、早く攻めすぎてオーヴァープレーで出してしまったり、とトランジションがうまくいかずにポイントを落としてしまっていました。 […]

老齢化のロシアテニス界に希望の17歳の星:カチャノフがティプサレヴィッチを打倒

2013/10/19 3

October 19, 2013 Moscow: 今モスクワでクレムリンカップが行われていますが、観客席はガラガラ。女子との混合ですが、黄金のサフィン時代に比べてその凋落ぶりに愕然としてしまいます。それもそのはずロシアの選手がいない。しかし暗黒時代のロシアで17歳のカチャノフがラモス、ティプサレヴィッチを倒してQFに進出。カーロヴィッチとの試合をストリーミング観戦をしましたが、ティーンエイジャーとは思えない成熟したプレーが印象的でした。 [private] Photo:RIA Novosti. Alexey Kudenko ロシアの現在の選手のトップ100の選手は以下のようになります。5選手の中で20歳代の選手はドンスコイ一人で、老衰化がここまできてきまったかと驚かされます。 21位:ユーズニー(31歳) 39位:ツルスノフ(30歳) 48位:ダヴィデンコ(32歳) 76位:ボゴモロフ(30歳) 84位:ドンスコイ(23歳) 若い世代を育ててこれなかった最大の原因は、ロシアのテニス協会が若い選手を育てる資金がなく、有望な選手(ククシュキン、ゴルベフ、コロレフ)を石油で裕福なカザクスタンに売ってしまったこと。人身売買のようですが、ここで相当な金銭が動きましたが、それでもロシア政府の援助が少なく、長年デ杯とフェドカップのキャプテンをしているタルピシェフが嘆いていました。 由緒あるクレムリンカップに上位の3人が欠場して、ロシアのトップとして出場したのが、76位のボゴモロフなのですから、錦織、添田、伊藤の全員が抜けてしまった楽天ジャパンのようなもので、これでは会場がガラガラになってしまうのは仕方がないかもしれません。 ロシアを救えるか、17歳のカレン・カチャノフ 今年5月に高校を卒業したばかりのカチャノフは、今年のヨーロッパ・ジュニアチャンピオンシップで優勝したばかり。すでに身長が198cmもあり、これからも伸びていきそうでちょっと恐い感じもしますが、これだけ高いとサーヴは圧倒的で、シニアのプロでも十分に通用することを証明しました。 「シード3のティプサレヴィッチを破って準々決勝へ」のニュースで、まだ彼の試合を観たことがない私は好奇心満々でカーロヴィッチとの準々決勝を観戦しました。 カチャノフは7月のヨーロッパ・ジュニアで優勝したご褒美として、9月のSt. Petersburgのトーナメント(ATP250)でWCをもらい、1回戦で63位のハネスクを打倒しています。プロのサーキットでプレーしていなかったためポイントなしで、従ってこの時のカチャノフはランキングは無し。ランキングの無い選手がトップ100を破ってしまったのですから、常識では考えられない快挙です。 そしてモスクワでもWCをもらって、72位のラモスを1回戦で破り、2回戦では27位のティプサレヴィッチをも破ってしまいました。 一体カチャノフとはどんなティーンエイジャーなのかと興味津々で観戦しました。 カーロヴィッチ def カチャノフ:6-4 6-0 カチャノフのサーヴはすばらしく、73%でカーロヴィッチと同じサーヴの確率で強いサーヴィスゲームを展開していました。しかし第9ゲーム(4−4)でダブルフォルト、その後にFHを出してしまいブレークされてしまい、そこから挽回することができずに第1セットを落としてしまいました。 第2セットはもうカーロヴィッチの爆弾サーヴと低く飛行するスライスに悩まされ、焦りが生じてエラーの連続。結局メンタルで潰れてしまいましたが、17歳にしては落ち着いたプレーが印象的でした。爆発的なFHはまだありませんが、ジュニアらしくないしぶいプレーで痛く感心しました。 ジュニアとシニアの大きな違いは、ジュニア養成に携わっているコーチアッシャーいわく、いかに正確にライン30cm以内にコンスタントに打つことができるか。練習では打てても試合になると、ジュニアレベルではエラーを恐れて1m以上離れた安全地帯でラリーを続けているそうです。 カチャノフはカーロヴィッチにも劣らず、ラインぎりぎりを攻めて彼を走らせていましたし、浮いてきたショットはネットラッシュで処理していましたので、かなりオールラウンドでいける選手ではないかと思いました。 元No.1のロシア選手カフェルニコフは「後2年で彼はトップ20になる」と断言しました。これは身びいきな楽観的予想だと思いますが、19歳でトップ50にはいけそうな選手。楽しみですね。 クロアチアのコリッチ(16歳)、チリのガリン(17歳)、オーストラリアのキリオス(18歳)に並んで、これから次代を背負って活躍する選手たちを応援していきたいと思います。 […]

グルビス def ヤノヴィッチ: 攻撃テニスの激突準々決勝

2013/10/18 4

October 18, 2013 Stockholm: 2009年に逮捕されて刑務所に入れられたグルビスが絶対スウェーデンには戻らないと宣言したのにもかかわらずストックホルムに戻ってきました。そして全米オープン以来2ヶ月ぶりに復帰したヤノヴィッチを破り、準決勝でフェレールと対戦することになりました。グルビスとヤノヴィッチはプレースタイルがそっくりで、攻撃テニスの激突。ダイナミックなハイレベルなプレーで見応えがありました。 [private] ストックホルム準々決勝:グルビス def ヤノヴィッチ:7-5 4-6 6-3 グルビスとヤノヴィッチは二人ともサーヴ中心の攻撃型で、FHの武器とともにアグレッシヴなプレースタイルがよく似ています。また二人の共通点をあげてみると強さも弱点も同じです。 武器:豪快なサーヴ、豪速球のFH、確実なBH、ドロップショット 弱点:コンシスタンシーに欠ける。感情のコントロールに欠ける。ビッグポイントでオーヴァープレーしてエラーで失点してしまう。 アグレッシヴなパワーテニスの二人が衝突した場合は、よりパワフルなFHでウィナーをとり、よりリスクの多いショットで相手を走らせ、より多いエースとサーヴィスウィナーを打って相手にプレッシャーを与える・・・これを全うしたのがグルビスでした。 普段はエラーが増えてくるとカッと頭に血がのぼり、ラケットを投げ、怒鳴り散らしてフォーカスが吹っ飛んでしまうグルビスですが、今回も2度ほどラケットをほおり投げては壊していましたが、その後しっかりとフォーカスを戻してプレーしていたのは、前トーナメントのSt. Petersburg で優勝した自信が大きな支えになっていると思います。 ディフェンスがうまくなったグルビス 2009年10月の出来事は『グルビス:刑務所はおもしろかったよ』で詳しく説明していますのでご覧ください。 彼はインタビューで「(刑務所の経験は)すごく面白かったけど、でももう一生スウェーデンには行かないよ。女の子とホテルに入ったら、すぐ逮捕だなんてノーマルじゃないよ。」と語っていた割には意外とあっさりと戻ってきました。当時のランキングは24位。 リッチな家庭に育ったせいか、恐いもの知らずで「練習は大嫌い」とうそぶいて怠けているうちに、ランキングがどんどん下がってしまい、昨年は150番台にまで落ちてしまいました。 せっかくの才能に恵まれながら・・・と惜しまれる代表選手だったグルビスでしたが、今年に入ってから心機一転。『グルビスが語る好調の公然の秘密』で語っているように、態度を入れ替え、真面目に練習をやり、試合前夜に遊び回ることもやめたグルビスは現在26位。やっと3年前のストックホルムのランキングに近づいてきました。この3年間で25歳になってしまったグルビスですが、この遠回りは彼にとっては向上するためには必要なプロセスだったのかもしれません。 グルビスはサーヴがよいだけでなくリターンがヤノヴィッチよりも優っていました。 エラーも以前よりは少なくなり、ビッグポイントでバカ打ちをすることが少なくなりました。粘りも出てきましたし、ディフェンスがよくヤノヴィッチのウィナーをとりまくっていましたので、グルビスはこれからかなり期待できそうです。(と今まで同じような期待に溢れる記事を書いては失望させられてきましたので、今度は真剣にお願いします。) 好調なヤノヴィッチのカムバック グルビスに敗れてしまったヤノヴィッチでしたが、2ヶ月ぶりにしてはよいプレーをしていました。 全米オープンの1回戦直前に練習で背中/腰を痛めてしまい、オープンの1回戦はサーヴができずにアンダーサーヴをしてブーイングされてしまったヤノヴィッチでしたが、まだサーヴの確率は低く、武器が使えなかったことが敗退の大きな原因でした。 昨年はパリで予選からあれよあれよで決勝まで進出してしまったヤノヴィッチですので、どうしてもパリでは頑張らなければなりません。プレッシャーが大きいのですが、心配なのは最近の彼に怪我が多いことです。全米で彼を観ましたが、体格がまだまだ出来上がっていなくて華奢な感じがします。まだ22歳。これからどんどん伸びていく選手ですので、無理のないよう、怪我でキャリアを棒に振ってしまわないようにお願いしますね。 ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ブログランキングに参加しています。下のアイコンのクリックをお願いします♡

atomの楽天ジャパン観戦記最終回:デルポトロ優勝!

2013/10/06 9

October 6, 2013 Rakuten Japan Open: いよいよ楽天ジャパンOP最終日。 有明コロシアムに着くと、今日は屋根が空いてアウトドアで観客もかなりの入り。 昨日、松岡修造さんが、ダブルスの試合の雰囲気がとても良いとお褒めに預かったという話をしていましたが、社交辞令ではないのでしょうね、たぶん。 [private] ダブルス決勝 マリー/ピアーズ def ボパンナ/ロジャパセリン:7-6(5) 6-4(そう聞こえました) ラヒさんはダブルス決勝の審判でしたね。 マリー兄さんがキーポイントになっちゃたかな(^-^;) 第1セットのタイプレークでのローポレーのミスと、第2セットのサーヴィスダウンが痛かったですね。 そう言えばジュディママを見かけませんでしたが、準備のために上海にひと足先に出発? パエスさんなど、インドはダプルスの達人の多いですよねぇ。ボパンナ/ロジャパセリンペアは、ボパンナが攻守にリードし、尚且つ、5大会目とは思えないようなコンピネーションだったと思います。 それにしても表彰式で準優勝チームのスピーチ無しというのは…ちょっと失礼なんじゃないの?(-_-) シングルス決勝 デルポン vs ラオニッチ:7-6(5) 7-5 デルポン、楽天ジャパン初優勝です! 前回の決勝の時は(相手はベルディヒ)、確か胃腸を壊して、良いところ無く負けたんですよね。 身長の大きな二人が揃ってコートに立つと、コートが狭く見えま~す(笑) デルポンは辛抱強くサーヴィスキープしてワンチャンスをものにしましたね。 私もデルポンにリヴェンジしてほしかったので、ラオニッチには申し訳ないけどデルポン応援。 ピンチやチャンスの時はパモス!デルポ~!って応援してました。 ラオニッチの230キロ超のサーヴ、あれはなんなんでしょ?(^-^;) デ杯であのサーヴと対戦しなきゃならないだよね(>_<) ラオニッチの食事に下剤でも入れる?(爆) […]

atomの楽天ジャパン現地報告:面白かった準決勝

2013/10/05 3

October 5, 2013 Rakuten Japan Open: 本日も!準決勝を観に行って参りました♪ 土曜日ということで現地観戦、もしくはテレビ観戦された方も多いかと思います。 圭くんがいないのは残念ですが、その分、気を揉むこともなくゆったりと観戦(^^ゞ [private] いつも有明コロシアムにはゆりかもめを利用しているのですが、今日はゆりかもめが15分位遅れてしまい、着いたのがウォーミングアップが終わろうかという、ギリギリセーフ! 準決勝第1試合: ラオニッチ vs ドディグ ビッグサーヴを持つ二人ゆえ、ワンツーで終わっちゃうような試合になるかも?と思っていたら、ドディグの頑張りで、これが意外と面白かったです。 第1セットはドディグがビッグサーヴに食らいつき、トップスピンロブなど駆使してタイブレークにもつれ込む接戦。 それでも第2セットはダブルスにも出ていたせいか疲れて来たんでしょうね。 ラオニッチはそこを見逃さず、220キロ超の弾丸サーヴをバコーン!(笑) 猫背で淡々としつつパワーを溜め込んでいるんでしょうかね? よく選手達がタオルをもらうとき、指で指したり顔を拭く仕草で伝えるじゃないですか?ラオニッチは必ず“タオル”って声に出すんですね。ま、どうでもいい話ですが(^^ゞ 準決勝第2試合:デルポンvsアルマグロ この試合、面白かったです。一言で言うと“男っぽい試合” tennisnakamaさんも仰ってましたが、デルポンのスロースタートに対しアルマグロは最初から全開! スペインはファイタータイプの選手が多いですね(笑) アルマグロって、こんなに強かったっけ?と思いながら観ました(笑) 今大会、本当に調子が良いですね。このところずっと勝てていないのが嘘のよう。 アルマグロは今後、ハードでも結果が出せるようになるかもしれないですね。 デルポンはスロースターターらしく?出だしは押され気味でしたけど、徐々にギアを上げられるところはさすがです。 デルポンの魅力のひとつに“お茶目さ”がありますが、今回もサインポール五個のうち四個をスタンドに打ち込んだ後、残りの一個をノーと言って自分のポケットに。笑わせてくれました♪ 強打の応酬にスタンドは大興奮でした。 ドディグの時もそうでしたが、アルマグロがコートから去る時は大拍手! こういうのってなんか良いなぁ~(*^^*) 第3試合 ダブルス: […]

錦織圭がフェリシアーノ・ロペスに第2セットをベーグルで勝利(試合内容)

2013/10/03 9

October 3, 2013 Rakuten Japan Open: 錦織 vs ロペス戦の第1セットはタイブレークとなり少し緊張しましたが、しっかりとって第2セットから完全に錦織のペースとなりました。ロペスはもう半分諦めてしまったようで、錦織は圧倒的な強さでベーグルで勝利。リズムが出てくると手がつけられないほど暴れまわる錦織のアグレッシヴな壮快度満点のテニスでした。いよいよ錦織は準々決勝に進出です。 [private] 錦織圭 def フェリシアーノ・ロペス:7-6(4) 6-0 第1セット ロペスの弱点は片手BH。特にBHのサーヴリターンがうまくできません。錦織は最初からかなり彼のBHを狙いました。速いテンポでどんどん攻めていきますのでロペスは追いつくだけで大変。メルツァー戦の時も同じくアグレッシヴに錦織が攻めましたが、違いは相手のレベルです。 ロペスのBHはヴァヴリンカやガスケのように自由自在にダウンザラインを打つことができませんので、ほとんどがクロスとなります。ですからショットを読みやすく、錦織はあっと言う間に第1ゲームをブレークしてしまいました。 しかし・・・どうしていつもこうなるのか理解に苦しむのですが、すぐにブレークバックされてしまったのです。いつものパターンの自滅のブレークバックです。 ロペスは何もしなくても錦織がどんどんエラーをしてポイントを寄付したため、気が抜けたのか、今度はロペスにイージーなエラーが続出。彼もあっさりと自滅のブレークを招いてしまいました。最初の3ゲームがすべてブレークゲーム・・・一体どうなってるの? しかしブレークされても感じとしては錦織が主導権を握っているようにみえますが、惜しいところで簡単なエラーをしたり、ウィナーを狙って失敗したり、まだしっくりといかない様子。しかしガンガンと打ってくる錦織の球をロペスが悲鳴に近い声をあげながら必死で追いかけているのを観ると、ロペスをいじめているようで、何かサド的な気分になってしまいます。 第6ゲーム(3Nー2L)錦織のサーヴです。ダブルフォルト。ダブルフォルトが多いですね。第1セットで4度もしています。(しかしリズムが出てきた第2セットではダブルフォルトはありませんが)錦織がネットラッシュしましたが、アプローチがあまくロペスにパッシンショットを抜かれてしまいブレークバックされてしまいました。ホントに何と言ってよいのか・・・ せっかくリードしていたのにスコアはスクエアに戻って4−4。ここからロペスはサーヴ&ヴォレーのプレースタイルに変えてきました。錦織はロペスがネットにやってくるために、プレッシャーを受けてしまってパッシングショットがうまくいきません。 第10ゲーム(4Nー5L)錦織のダブルフォルト。そしてまたダブルフォルト! しかし錦織のサーヴはすごく向上しました。特に2ndサーヴがラインぎりぎりに入る威力のあるサーヴで、昔のようにアタックされにくくなりましたが、それだけにリスクの大きいサーヴでダブルフォルトになってしまうようです。 第11ゲーム(5Nー5L)錦織は2度もブレークチャンスがありましたが、ラインを狙いすぎてアウト。こういうエラーは本当にもったいない!ビッグポイントの取り方にまだ問題があるようです。 タイブレークに突入となりましたが、ここから錦織の集中度がぐんと上がり、すばらしいフットワークでダウンザラインのウィナーを決めていきます。6−1で錦織のセットポイントとなりましたが、勝ちを意識してか3ポイントを譲って6−4。しかし最後は気持ちよくサーヴィスウィナーを決めて第1セットを獲得しました。 第2セット 錦織は第1セットをとった余裕からか、サーヴがどんどん入り出しました。エース、サーヴィスウィナー。75%の高率で第1ゲームをキープです。 第2ゲーム(1Nー0L)出ました!メルツァー戦で炸裂したあのリターンエースです。FHクロスが見事に決まりロペスをブレーク。こうなればしめたもの。 第3ゲーム(2Nー0L)錦織がエアーKのサーヴィス。しかしアウトしてしまって30−40のBPになってしまいました。う〜ん このショットは30−30ではやってはいけないショット。サーヴィス精神は評価しますが・・・何とかブレークを逃れてホッ 0−3になってしまったロペスはもはや錦織には勝てないと感じ始めたようで、どんどんサーヴの率が落ちて33%にも下がってしまいました。0−40で簡単にブレークされてしまいました。 4−0になった錦織はもう余裕綽々。ロペスは錦織の速球についていけず、すべてチップでごまかしています。これではポイントは取れません。 第6ゲーム(5Nー0L)ロペスのサーヴです。まだ1ゲームも取れていないロペス。マッチポイントをセーヴして何とかデュースまでこぎつけましたが、錦織のアグレッシヴなリターンエースでついにダウン。錦織は第2セットを見事にベーグルで獲得し勝利をおさめました。 準々決勝はアルマグロと対戦となります。 彼のサーヴは素晴らしく、しかもまた片手BH。アルマグロのBHはダウンザラインをついてきますので、錦織はかなり振り回されるかもしれません。対戦記録は錦織が2011年のクアラルンプールで勝っていますね。当時はアルマグロが11位で絶好調な時で、その彼に勝っているのですから錦織もたいしたものです。しかしロペス戦のようにはいきませんので、ビッグポイントでのエラーが出ませんように(祈) 朝の6時となってしまいました。夫が起きてきて今から1時間ほどセントラルパークを走ってくるそうです。朝食は最近一人で作っているようで、私はこれからベッドへ。アジアシーズンはすれ違い夫婦です。 […]

楽天ジャパン生観戦記:Day 3

2013/10/03 8

October 2, 2013 Rakuten Japan Open: atomさんから現地報告をいただきながら、一日中外出をしていたために掲載が遅れてしまいました。すみません! 今日も試合報告が山盛り。いつも精力的な楽しいレポート感謝しています! [private] Report & Photos by atom 第1試合: ラオニッチ def 添田豪:6-4 7-6(0) 豪くん、頑張りました! 今日は雨でインドアだったこともあって、ラオニッチの弾丸サーヴも威力倍増! 220キロ超のサーヴをセンターに打たれては、たとえジョコやラファでも返せないですよねぇ(^-^;) 打球音がインドアに響き渡ってました。 ボールが破裂するんじゃないかと心配しちゃいました(笑) サーヴの調子が良かったので、ラオニッチは自信満々でプレーしているように見えましたね。 対する豪くんも、デ杯最終戦での好調を維持した良いプレーだったと思います。 いかんせん、相手が悪かったですね(^o^;) 第2試合 デルポトロ def ベルロック:6-2 6-2 デルポンもベルロクを寄せ付けず快勝。 強力FHやサーヴとか、やっぱり音が違う! 打つというよりはひっぱたく!って表現が合ってますね(笑) どさくさ紛れてサイン貰っちゃいました♪ […]

楽天ジャパン生観戦記:Day 1 & 2

2013/10/01 15

October 1, 2013 Raketen Japan Open: comoestamiyasitaさんが二日にわたって観戦され、観戦記をコメント欄にいただきました。4試合の報告はそれぞれ面白く、私の独断で記事掲載にさせていただきました。(許されよ) 皆さんからいろいろ観戦の感想をいただき、現地に行けないテニスファンにとっては有明で応援したような気持ちになります。だんだん山場を迎えますが皆さんのブログへの積極的な参加を楽しみにしています。 [private] 観戦記 by comoestamiyasita Day 1(9月30日) ツオンガ def モンフィス:6-3 7-6(8) ツオンガは何となく添田をそのまま強くしたような、いわゆる普通のテニス選手なのですが、モンフィスは凄く特異な選手でした。 ハードヒットは勿論時折涼しい顔をしてバシンと打つのですが、それ以外はとにかくツオンガのゴリラみたいなパワーボールをお嬢様テニスのような、軟体動物テニスのような感じで、とにかく返しまくるんですね。 2年前にも見ましたが、本当に不思議な選手です。 驚くのは、特別速くもないなんでもないボールを返してるように見えるのに、あのツオンガがなんでもない練習の球だしみたいなボールをしょっちゅうネットにかけたり、アウトさせるんですね。 どうしてなんでしょう?不思議です。プレースメントが良いとか悪いとか解説する人もいるんでしょうが、現場で見た人間としてはそんな解説は全然納得出来ません。 あのフニャフニャテニスでツオンガ相手に2Sはタイブレーク突入ですから、ちょっと驚きでした。 怪我からの復帰途中ということで、残念ながら初戦敗退で、モンフィスのドロー運は昨日のバグ君、添田と並ぶ不運でしたが、早く完全回復したテニスがみてみたいですね。 Day 2 (10月1日) フェリシアーノ・ロペス def  伊藤竜馬:4-6 7-5 6-3 ドラゴン(伊藤)はS1を取ったものの、連続2S落としての残念な初戦敗退となりました。 試合全体を通じた印象では、二人共同じようなレベルでステイバックした打ち合いが延々と続き、先にミスした方がポイントを落とす、という感じの試合でした。 日本人選手なので、手に汗を握り観戦できましたが、ドラゴンじゃなければ、多分、退屈な試合と感じたんじゃないかなと思います。 次のツオンガvsモンフィス戦のレベルが頭に強く残ってるからなのでしょうが、とにかく、ドラゴンはしてはいけないイージーミスが多く、大事なポイントでの1stも入りが悪く、とにかくステイバックばかりで、せっかく勝てそうな試合を落としてしまいました。 […]

錦織圭とデルポトロがスリルの1回戦辛勝

2013/10/01 4

October 1, 2013 Raketen Japan Open: (更新) ラスベガスからやっと帰宅しました! すでに夜中の1時半をまわっていましたが、スーツケースを開けて整理するのはやめて、さっそくコンピューターをオン。おお!デルポトロが第1セットを落としてしまっています。ストリーミングで観ることができるのですね。すべて中国からの発信ですが、今日から毎日徹夜の日がつづきそうです。 [private] ストリーミングって大切なところでフリーズしてしまい、見落とした重要なポイントがいろいろありますが、それでも興奮しながらストリーミング観戦で朝を迎えてしまいました。 錦織圭もデルポトロも第1セットを落としてしまい、慌てましたが2回戦に進出することができました。それにしても対戦相手のメルツァーとバグダティスが異常に強くて驚きました。2試合とも冷や冷やするスリル満点の試合でしたが、あくまでもアグレッシヴに攻め、自身のゲームを貫き通した二人はメンタルの勝利だったと思います。 朝の6時半。一睡もしていませんので目がかすんできました。あと1時間で出かけなくてはなりませんので、今からちょっと休みます。帰宅してから試合の感想をアップしたいと思います。 ともかくこの二人が2回戦に上がってくれてホッとしました。 (更新) オバマケアの国民健康保険制度を実施するかどうかで意見が別れ、ついに政府がシャットダウンとなりました。ということはすべての国立公園も閉ざされることになり、1週間の差でラッキーでした。私たちは無事カヤックトリップをすることができましたが、1週間遅れの人たちはすべてキャンセル。世界中からグランドキャニオンやイエローストーンなどに集まってきた観光客は足止め。キャンプをしている人達は48時間以内に公園を退去しなければなりません。どうしてそういうアホなことが起こりえるのか!全く理解に苦しみます。 さて楽天ジャパンの話に戻ります。今朝は睡眠時間は1時間でしたが、頭はスッキリ、心はワクワク。やっぱり思い切って休暇をとることは心の充電となり意欲が湧いてきます。 心をワクワクさせてくれるのはテニスチャンネルのライヴ中継です。木曜日本時間の朝の11時から夜の7時まで毎日ライヴで試合を放送してくれるのです! ストリーミングはプツンプツンと切れてしまい、イライラしっぱなしでしたのでストレスがたまってしまいそうでちょっと気が重かったのですが、NY時間は夜10時から朝の6時までですが、TVで観ることができるのならなんのその。 ストリーミングはWOWOWの放送でした。英語圏の放送とかなり違っていましたので、最初は戸惑いましたが・・・何が違うかというと、アナウンサーがまるで解説者のように説明したり解説したり、ともかくもよくしゃべりますね。たぶんそうしないと解説者がなかなかのってこないのかもしれませんが、選手がプレーしている時でも話つづけるのはあまり感心しません。 コートサイドの坂本正秀さんが生かされていませんでしたね。アメリカはESPNの解説者の名コーチのギルバートやケイヒルがコートサイドからいろいろコメントを入れてくるのですが、彼らのコメントが面白いのです。坂本さんはボレテリ出身ですし、プロテニスに精髄している解説者ですので、もっとコートサイドからのコメントがあればもっと面白かったのに、とちょっと残念でした。 デルポトロ def バグダティス:4-6 6-4 6-3 Photo: AFP 空港から自宅に着いてさっそくストリーミングを。しかし第1セットを見逃してしまい、第2セットも後半からの観戦となりましたので、なぜデルポトロが第1セットを落としてしまったのか想像するしかないのですが、バグダティスが素晴らしいプレーをしていましたね。バグダティスの弱点はフットワークなのですが、ディフェンスもすばらしく、デルポトロがいくら彼を左右に振っても球に食いついてきていました。体重が減ってかなりフィットしてきていますね。 それにサーヴがよかった!しかもBHのダウンザラインをうまく使ってウィナーをとっていました。これだけうまいのに、バグダティスはランキングが49位。今日のように調子のよい時はトップ10の選手を破ってしまう実力があるのに、コンスタントな結果を出せないのが彼の悩みですが、これはメンタルの問題でもあると思います。 デルポトロはいつもスローなスタートでなかなかフォアハンドFHの武器を使えないのですが、第1セットは1stサーヴも56%と低くなかなか思うようなサーヴィスゲームが出来きなかったのでは。たった一つのBPでセットを落としてしまったのですから、かなりの接戦だったようです。 しかし第2セットからデルポトロのサーヴは75%に上がり、反対にバグダティスは46%に落ちてしまいましたが、バグダティスのプレーは依然として固くかなりの接戦でした。 私はどんな苦しい状況でも相手のファインプレーに拍手できる余裕のある選手が好きなのですが、デルポトロは第3セットの第5ゲーム(2−2)でバグダティスのディフェンスの素晴らしさに拍手を送っていました。 デルポトロの豪快なサーヴに対して、バグダティスはプレースメントと変化球で対抗、エースをボンボンと17本も打ってました。 デルポトロの弱点はやはり足ですね。バグダティスはデルポトロに時間を与えず、両サイドのコーナーに打ってきます。普通に返していてはバグダティスにウィナーを打たれてしまいますので(特にBHのダウンザライン)、デルポトロはFHで攻めなくてはなりません。しかしなかなかFHのウィナー級のショットが打てない。 第3セットでようやくデルポトロのFHが輝き始めました。アドコートからインサイドアウトでバグダティスのBHに打ち込めば、まずカウンター不可能となります。しかしFHがまだまだ不安定で、自信をもってウィナーを打てるまでに時間がかかりすぎるために、なかなかトップ5になれないでいます。 しかし常時トップ10を維持するデルポトロの強さはメンタルにあると思います。彼のテニスは単調ですので読まれやすいのですが、BPになっても落ち着いて焦らない冷静さと、苦境に陥ってもアグレッシヴさを失わない自己のテニスに対する自信が大きく勝利に貢献していると思います。 ドローを見た時、バグダティスとの1回戦は最悪の1回戦になるだろうと予想していました。彼はとてもよいプレーをしていますし、彼が勝つ可能性があることがあることがわかっていましたので、全力をつくしてブレークするようにフォーカスしました。 […]

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