atomのデ杯現地報告:よくやったニッポン!

2016/09/18 7

Sep. 18, 2016 デ杯プレーオフ、VSウクライナ、行って参りました。 最終日(デッドラバー)は、一緒に行った友達が体調不良のために観ずに帰って来たのですが、タロちゃん、ヨッシーがしっかり勝って全勝(5-0)で残留。素晴らしい!

蘇ったUSオープンのチャンピオン!デルポトロがデ杯準決勝でマリーを撃破

2016/09/17 5

Sep. 16, 2016 「本当にこのような試合ができて嬉しい。この日のために、長い間リハビリに努めてきましたので。」マリーを5セットで破ったデルポトロは、目に涙を浮かべながら感慨深げに語りました。両手首の手術を3回。カムバックをしてはまた手術。デルポトロも辛かったでしょうが、ひたすら回復を待つしかなかったファンも辛い7年間でした。

口は禍の元:ダブルス選手に恥をかかせてしまったマリーの無邪気なジョークとは

2015/03/10 4

March 10, 2015 Davis Cup: 昨日の『デ杯1回戦のこぼれ話のあれこれ』の続編です。アメリカを倒して勝利の喜びをイギリスチームと分かち合うアンディ・マリーにアナウンサーが質問しました。マリーが笑いながらダブルス選手のイングロットをからかいながら答えたのですが、たわいのないジョークのつもりが・・・顔を被うイングロットをみて、「ぎょ!しまった!」というマリーの表情がケッサクです。何をマリーがしゃべったのか? [private] まずはその様子をビデオでご覧ください。 マリーのジョークの被害者になったのは、ジェミー・マリーのパートナーのドミニク・イングロット Dominic Inglot です。ビデオの会話を要約しますと: アナウンサー:「あなた(マリー)は今夜発たなければなりませんが、チームメンバーはあなたのつけで祝杯をあげるんでしょうね。」 マリー:「ドム(Dominic Inglot)は小さなガールフレンドを連れて来ているので、きっと彼はプライベートに夜を過ごすと思いますよ。」(笑) アナウンサー:「ガールフレンドの名前は何ていうのですか?」 マリー:(ドムに向かって)「ドム!ドム!カモーン」 ドン:(両手で顔を隠した彼は困ったといった感じで)「トラブルに巻き込まないでよ。僕のガールフレンドは家でTVを観ているんだから。」(爆笑) マリー:(そんなこととはつゆにも知らず、ギョエッ? という驚愕の表情。) アナウンサー:「さあ、困ったことになりましたね〜!」(爆笑) hahaha それにしても、マリーはドムに最近新しくガールフレンドができたことを知らずに、彼をからかうつもりだったのですが、「エッ?本当にガールフレンドがいるの?」と目をひんむいてヒィァ〜! インタビューのあとドムが慌ててTwitterで事情を説明しました。 「ここではっきり言いますが、あそこには女性はいなかったのです。あれはジョークのインタビューで、単なるジョークだったんですよ。すべてはアンディのからかいなんです。」(汗、汗、汗) そしてすぐにロンドンでTVを観ていたガールフレンドに電話をして、「あれはね、アンディのジョークなんだからね。」と説明。ガールフレンドは納得してくれて笑って終ったとか。(汗、汗、汗) このエピソードはマリーのいたずらっ子的な性格を表していますね。男子のボーディングスクール的ないたずらですが、とてもイギリス(スコットランド)的なからかい方だと思いました。アメリカはとても道徳的で、セクシャルなジョークは公的な場所ではまずタブーなのですが、こういう子供っぽいところがマリーの魅力なのかもしれません。 マリーはよく仲間に冗談を言ってからかうそうですが、からかわれた本人も憎めず、仲間が一層親密になるのだそうです。 このbanter(からかい)が世界のメディアでとりあげられましたので、ドムも不名誉ながら名が知れることになりました。彼はデ杯でNo.1のブライアン兄弟に5セットまで迫ったランキング18位の実力の持ち主。ジェミー・マリーとは練習をしなくても、呼吸がバッチリ合ったのは、やはりダブルスのベテラン同士です。日本にもこういうダブルスベテランが育つとデ杯優勝も夢ではないのですが・・・ マリーのジョークで久しぶりにお腹を抱えて笑いました。楽しいですね。 私たちは選手の顔はコートでしか観れませんので、つい全人格をコートから判断してしまいがちですが、選手たちのコート外の顔もできるだけたくさん紹介できたらと願っています。

デ杯1回戦のこぼれ話のあれこれ

2015/03/09 9

March 9, 2015 Davis Cup: ダブルスチームの予想外の健闘で「ひょっとしたら?」とかすかな期待をいだかせた日本チームでしたが、カナダに敗退してしまって残念でした。1回戦はドイツがブラウンの登録を忘れたり、スイスがNo.1選手が突然退場してしまったり、マリーは下手なジョークで恥をかいたりと、いろいろ話題に事欠かないデ杯となりました。ここで世界各地のデ杯会場で起きたエピソードを紹介します。 [private] ダスティン・ブラウン を忘れてしまったドイツテニス協会 ドイツの新しいキャプテンのコールマンが「フランスは層が厚くて完敗だった」とフランスチームを褒めていましたが、ドイツは実力に差があっただけでなく、チームとしての団結にも差が出ていました。ドイツのSpiegel誌によると、ドイツテニス協会は内部のゴタゴタもあって、ブラウンの登録を忘れてしまうという基本的な大失策をおかしてしまったとか。 2015年から新しくデ杯のルールが変わり、過去に他の国に出場したことのある選手が出場する場合は、その選手を新しく登録する手続きが必要なのですが、そのことをうっかりと忘れていたのがドイツテニス協会。ジャマイカとドイツの両国籍をもつブラウンは、以前ジャマイカ代表でデ杯に出場したことがあり、今年のドイツ出場には再登録が必要だったのです。 協会からデ杯前に「今年は正式メンバーとして出場お願いします」という連絡を受けたブラウン(99位)は、デ杯出場の夢が叶って大喜びでホテルや飛行機の切符を手配しました。しかもスケジュールが混んではいけないとインディアンウェルズの予選もスケジュールから外してしまったのです。 しかしデ杯直前に「あ、あの、すみません」の汗タラタラのお詫びの連絡が入り、デ杯出場は手違いで実現しないことが分かり、ブラウンは真っ青! 私の好きな選手だけに、もらい泣きしてしまいました。 Viva la Argentina! 死闘の15-13の最長記録で勝ち取ったアルゼンチン アルゼンチン(マジェル)vsブラジル(ソーサ)のラバー4は深夜に及び、最後まで観れなかったのですが、翌日7-6(4) 7-6(5) 5-7 5-7 15-13のスコアをみてびっくり!デ杯はグランドスラム(全米オープンを除く)と同じく、最終セットの第5セットはタイブレークではなく、2ゲームの差をつけないかぎり永遠と続いていくのですが、試合時間は何と6時間46分でアルゼンチン勝利となり、デ杯最長を記録しました。 月曜に延期されたラバー5は生死を決める決定戦。アルゼンチンの対戦相手はデ杯経験豊かなベルーチです。キャプテンはベルーチに1敗をきしているベルロックをやめて、ランキングは低いのですが、ベルーチに4勝しているデルボニスを急遽起用。この賭けは見事当たり、デルボニスの勝利でアルゼンチンの準々決勝が決まりました。 デルポトロがインディアンウェルズ行きを伸ばして応援 手首の手術でなかなかカムバックがおもうようにはかどらなかったデルポトロですが、インディアンウェルズでWCをもらって久しぶりにカムバックします。楽しみですね。大切なカムバックを控えて、現地で練習をする予定だったのですが、フライトをキャンセルしてアルゼンチンの応援にかけつけました。 デルポトロはアルゼンチンの元キャプテンのMartin Jaiteとの意見の相違が原因で、2012年以降デ杯に出場していませんが、新しいキャプテンのDaniel Orsanicのチームには是非参加したい旨を申し出て、7月17日の準々決勝のセルビア戦の出場が決定しました。これはすごいニュースです。ジョコヴィッチも出てくるでしょうから、今からワクワクです。  スイスNo.1のヤン・マルティが突然帰ってしまった理由 (写真:左がマルティ、右がキャプテンのルティ) フェデラーとヴァヴリンカのいないスイスは、ベスト3のキウンディネリも怪我で欠場となってしまい、ベストメンバーがマルティ(292位)というワールドグループにしては信じられないランキングの低いチームでベルギーと戦うことになりました。 キャプテンのルティはランキングからいえば、到底勝ち目のないトップ150のベルギーに対抗するには、ランキングよりも経験を重視するしかないと、初体験のマルティをシングルスから外し、経験のあるラークソネン(344位)とラマール(576位)を起用。 シングルスから外されてしまったマルティはカッと頭にきて「1位の俺を落とすなんて、辞めてやる!」と練習場から突然姿を消してしまいました。これは全くキャプテンをバカにした態度です。こういう態度の悪い選手はチームに悪影響を与えますので、ま、いない方がよかったかもしれませんが・・・キャプテン業も大変です。 あの生意気だったラークソネンがスイスに2勝をもたらしヒーローに ラークソネンについては2年前の『デ杯1日目:出場選手の採点とこぼれ話』で触れています。 ………………………………….. […]

デ杯1回戦採点:錦織圭と18歳のコキナキスの勝利にthumbs up

2015/03/07 5

March 7, 2015 Davis Cup: 日本vsカナダの1回戦は予想通り、ラオニッチと錦織圭が勝ち星をあげ1−1のタイとなりました。18歳のコキナキスが2セットダウンから勝利。同じく18歳のチョリッチは惜しくも最終セットでガス欠で敗退しましたが、若い世代の奮闘でエキサイティングな1回戦となりました。 [private] 日本(1)ー カナダ(1)  錦織圭 (def ポスピシル) 錦織はさすがトップ4の貫禄で、6-4 7-6(5) 6-3のストレートで62位のポスピシルを破って1勝をあげました。ポスピシルはダブルスのGSタイトルを誇るネットプレーが抜群にうまい選手。元25位のランキングの選手だけに、豪快なサーヴを利用してネットラッシュをすれば、トップ20に上がれる実力の持ち主なのですが、怪我が多く、なかなかランキングを上げることができないでいる惜しい選手の一人です。 ラオニッチは伊藤竜馬に6-2 6-1 6-2で快勝しましたが、ポスピシルにも共通する長身の彼らの弱点はフットワークです。錦織はポスピシルを盛んに左右に振ってエラーをさそっていましたが、これは正解でした。兵法三十六計の「囲魏救趙」(敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する戦術)で、次の196cmのジャイアンツを撃破してほしいと思います。 オーストラリア(2)ー チェコ(0)  コキナキス(def ロソル) 私が最初にコキナキスを取り上げたのは2年前の1月でした。『オーストラリアに驚愕の16歳の未来のスター誕生:タナシ・コキナキス』で詳しく説明していますが、ホップマンカップで急遽代打として出場して、ベルダスコと対等に戦うコキナキスに強い衝撃を受けたことを覚えています。 ロソル(31位)は2012年ウィンブルドンで、豪快なサーヴとネットラッシュのアグレッシヴなプレーでナダルを破りセンセーションを呼んだ選手です。その時の彼は100位。ナダル戦では死闘の5セットを勝ち抜いた彼でしたが、今回は同じシナリオで133位のコキナキスに5セットで敗れてしまいました。 ランキングからいえば69位のグロスの方がコキナキスよりかなり上なのですが、キャプテンのMasurは大きな賭けに打ってでました。グロスをヒューイットとのダブルスに確保して、コキナキスをシングルスにもってきたのです。固くなってしまわないように、彼はコキナキスに「十分に楽しんでくるように」と送り出しました。 コキナキスは初戦であったにもかかわらずおじけることなく、ロソルのフォーカスが途切れた3セット目のチャンスを逃しませんでした。2セットダウンから見事にカムバックをとげたコキナキスの勝利は、まさにキャプテンが絶賛した「メンタルの勝利」でした。 オーストラリアは19歳のキリオスが怪我をして欠場となりましたが、22歳のトミックと18歳のコキナキスが共に1勝をあげ、あと1勝でチェコを破り準々決勝です。まばゆいばかりの若さで羨ましい。 アメリカ(0)ー イギリス(2)  イズナー(ウォード def) イギリスに2勝を許してしまったアメリカですが、マリーに勝てなかったヤングは仕方がないとしても、20位のイズナーが111位のウォードに約5時間にものぼる死闘の5セットの末、敗退してしまったのはショッキングでした。 「ウォードは冷静でよいプレーをやったが、私はそれができなかった。今晩は寝れないと思う。」とその口惜しさを語っていましたが、アメリカのテニスファンも同じ気持ちではないかと。イズナーはここ数年停滞気味で、分析好きな解説者のギメルスタブをコーチに迎えましたが効果はまだなく、同じビッグサーヴァーのラオニッチに大きく差をつけられてしまいました。 二日目の今日はダブルスの日。 このダブルスを落とすとレースから落ちてしまうのは、アメリカだけではなく、チェコ(vsオーストラリア)、ドイツ(vsフランス)、クロアチア(vsセルビア)がいます。今オーストラリアのヒューイット/グロスが頑張って第1セットを6−1で圧勝しました。さあ、これから観戦です。添田/内山チームは、普通ではネスター/ポスピシルには勝てませんので、撹乱作戦で頑張ってほしいと願っています。

デ杯1回戦:伊藤竜馬 vs ポスピシルがカギ

2015/03/06 0

March 6, 2015 Davis Cup: 今日からいよいよデ杯1回戦が始りまり、今カザクスタンvsイタリア戦を観戦しています。日本とカナダはベストメンバーをぶつけての真っ向からの勝負。錦織はメンフィス優勝後、ガス欠気味でリオではエラーが多かったのですが、それでも決勝まで進出するメンタルを備えてきました。チャンもヴァンクーヴァーに応援に駆けつけます。白熱した1回戦の行方は? [private] ちょっと疲れているけれど・・・  デ杯に関して「ちょっと疲れているけれど気持ちを強くもって戦いたい」と語った錦織圭ですが、この疲れは精神的な疲れだと思います。肉体の疲れは早く回復することができても、精神的な疲弊はなかなか回復しないもの。メンフィス3連覇の偉業を果たした錦織はブログで「いやー、今週はよく耐えました。」「メンタルの疲労感がドっとでてきますね。」と書いているように、翌週のリオではその疲労感がもろに出ていたと思います。 リオではチャンもいなかったせいか、ショットが決まらないとイライラが出てエラーを連発。BC (Before Chang) 時代は、イライラのコントロールができずに自滅してしまうことが多々あったのですが、チャンがコーチに就任して以来、メンタルのコントロールがうまくなり、アップダウンはあっても、ビッグポイントを抑えることがうまくなってきました。 チャンの存在の大きさ アスリートがレースや試合で「もうこれ以上戦えない」という限界状態に陥ったとき、いかに這い上がれるか? これは永遠のテーマだと思いますが、その時に大きな支えになるのがコーチの存在。「もう駄目だ・・・」と気持ちがネガティヴにおちいってしまった時に必要なのが、「勝負はこれからだ!」のチャンの喝。 チャンはシアトルに住んでいますので、デ杯会場のヴァンクーヴァーへは近く車で2時間半くらいで駆けつけることができます。マニーマガジンによるとチャンの資産は215億円だとか。「賢明な投資で楽々の引退生活を送れる資産家のあなたがなぜコーチ業を?」とヴァンクーヴァーサンの記者の質問に「マネージャーから依頼を受けたとき、アジアの選手の活躍に貢献できればと願って承諾した」とチャンは熱いアジアンコネクションを強調しました。 錦織の2勝は必須 ダブルスはウィンブルドンで優勝したポスピシルと元1位のネスターの強豪チームですので、まず勝つチャンスは無いと思います。ですからシングルスで3勝をあげなければなりません。196cmのラオニッチと 193cmのポスピシルの巨人選手が相手で、彼らの炸裂するサーヴをいかにリターンできるか。初対戦のポスピシルがみもの。 錦織 vs ラオニッチの対戦成績:4−2 錦織 vs ポスピシルの対戦成績:0−0 【3月6日】 (R1)ラオニッチ vs 伊藤 (R2)ポスピシル vs 錦織 【3月7日】 (R3)ポスピシル/ネスター vs […]

デ杯晩餐会でワウリンカとフランスチームが口論

2014/11/26 6

Nov. 26, 2014 Davis Cup: デ杯の最終日スイスの優勝が決まり、Lilleの商工会議所で晩餐会が開かれました。ところが晩餐会の直前に、ワウリンカとフランスチームのツォンガ、ガスケ、シモンなどが大声で口論を始めたというのです。トイレだったのでよかったものの、ワウリンカが謝って落着したものの、後味の悪いデ杯晩餐会となりました。 [private] Clash de finというタイトルでフランスのスポーツが小競り合いのいきさつを詳しく説明しています。 ベネトーの話によりますと、ワウリンカとベネトーが差し障りのない一般的なスポーツの会話をトイレで交わしていたところへ、ツォンガ、ガスケ、シモンと他二人のフランスチームメンバーがトイレに入ってきました。 まずは入ってきたフレンチ選手たちが、スイスチームがフェアプレーに欠けていたことを指摘。(具体的にどの行為をさすのか分かりませんが) 次にワウリンカの記者会見で、以下の発言は感心しないと不満を。 フランスはマッチのことについて語りすぎたと思う。ま、これは僕の意見で、皆それぞれ何をやってもよいと思うけれど。でも最後には僕らはコートでラケットでもって語り、それが結果(勝利)を説明しているよ。 週末は僕たちの方がベターだった。どれだけ早く事情が変わってしまうのか。フランスはロジャーの腰痛もあって、戦いの準備が整っていると語ったけれど、蓋を開けてみると完全に状況は反対だった。 特にフレンチの勘にさわったのは、In the end we spoke with our racquet on the court. だったと思います。でも、これは本当のこと。しかしいくら本当だとは言え、「僕らの方が実力が上だった」とにおわせるような発言は控えたほうがよいのでは。 そして最後のパンチはシャンペンです。試合後フレンチチームのロッカールームにシャンペンが届けられましたが、このシャンペンはスイスチームに届けられるはずだったものとわかり、シャンペンはスイスのロッカールームに消えてしまいました。このシャンペンを飲んで、ちょっと酔っぱらったワウリンカが記者会見に出席して、フレンチの神経に触れるようなコメントを・・・ 大声でなじり合う彼らをなだめ仲裁に入ったのは、誰からも好かれているモンフィスでした。彼はヴァヴリンカとも仲がよく、最後に発無神経な発言だったとワウリンカが謝って喧嘩騒ぎにはいたりませんでした。 ミルカの野次といい、ワウリンカの発言といい、今年のデ杯はドラマがいろいろありましたね。しかし何が試合期間中に起ころうが、勝てば官軍。フランスもぐちょぐちょと愚痴をこぼさないで、来年は口で勝負をするのではなく、ラケットで堂々とトロフィーを獲得してほしいと願っています。  

ローザンヌで開かれた優勝祝賀会の全容公開(ビデオ)

2014/11/25 2

Nov. 25, 2014 Switzerland won Davis Cup Final: デ杯優勝の祝賀会がヴァヴリンカの故郷ローザンヌで昨日開かれ、ルマン湖(ジュネーヴ湖)のリゾート港町ウーヒOuchyに1万人が集まり優勝を祝いました。スイスのフランス語TV局のLa Teleがその様子を生放送しましたので、そのビデオを紹介します。 [private] 11月24日午後2時 ジュネーヴ空港に着いたスイスチームの一行はそこから貸し切りバスでローザンヌに向かいました。 ジュネーヴGenevaは地図の左下。ローザンヌLausanneは中央の上に位置しています。両都市の距離は約60km。   一目ヒーローたちを見ようと集まってきたファンたち。   4時20分にバスがようやく到着。チーム全員スーツ姿で現れました。 ここからは全中継のビデオで優勝気分をたっぷりと再び味わいたいと思います。      

フェデラーが圧倒的な強さでスイス優勝

2014/11/23 12

Nov. 23, 2014 Davis Cup Final: ついにやりました! フェデラーは腰の痛みを感じさせない素晴らしいプレーでガスケを完封。スイスに優勝をもたらしました。長かった優勝への道のり。フェデラーの目に涙が。これから私たちは優勝を祝って出かけますので、記事はのちほどアップします。とりあえず、スイスおめでとう!Thank you, Roger and Stan!  

フェデリンカの勝利であと1勝に迫ったスイス優勝

2014/11/22 3

Nov. 22, 2014 Davis Cup Final: フェデラーの腰が完全ではありませんので、スイスが優勝するためには、何としてもダブルスを勝たねばなりません。スイスは背水の陣でフェデラー/ヴァヴリンカに急遽変更。フランスのガスケ/ベネトーを破り、優勝まであと1勝と迫りました。もし明日フェデラーがツォンガに勝てばフェデラーの胴上げ。負けてもヴァヴリンカがモンフィスに勝てばヴァヴリンカの胴上げ。スイスの初優勝まであと一歩です。 [private] フェデラー/ヴァヴリンカ def ガスケ/ベネトー:6-3 7-5 6-4 モダンダブルスはシングルス選手の参加が増えてきたこともあり、パワーダブルスに変わってきています。しかしダブルスはパワーだけでは勝てず、クラシックな攻略法の「ミドルを狙え」の新旧のコンビネーションで、スイスは武器に欠けるフランスを撃沈してしまいました。 全員がシングルスの選手であるだけに、ブライアン兄弟のようなプレースメント戦法とは少し違ったテニスとなりましたが、なかなかアグレッシヴで見応えのあるダブルスでした。 キャプテンのクレモンの作戦失敗? フランスはダブルスはベストで対抗しなければ、フェデラー/ヴァヴリンカには勝てません。アメリカには強いダブルスのブライアン兄弟がいて、いつもダブルスで1勝を上げています。 なぜフランスは全仏オープンのGSチャンピオンペアのベネトー(5位)/ロジェヴァセラン(6位)をダブルスにもってこなかったのしょう? 彼らはロンドンでも準決勝まで進んだ強豪チーム。この二人ならフェデラー/ヴァヴリンカを破っていたかもしれません。 ベネトーはやはりベスト8に入るだけあって、素晴らしいプレーをみせてくれました。しかしガスケがパートナーでは・・・ ガスケは以前「どうして全仏オープンでよい結果を残せないのか?」という質問で、「ホームだとプレッシャーが大きすぎてしまって、全仏は苦手なんです・・・」みたいな返答をしていました。プレッシャーに弱いのはガスケの最大の弱点です。このダブルスでも弱気になってベネトーの足を引っ張っていました。せっかくの5度のブレークチャンスがあったにもかかわらず、一度もブレークできなかったのは、二人のプレースタイルの相性の問題があったのかもしれません。 アグレッシヴに攻め続けたフェデラーとヴァヴリンカ FHの得意なフェデラーがデュースコート。BHの得意なヴァヴリンカがアドコート。さすがオリンピックの金メダルペアで、お互いの長所を活かして、相乗効果でどんどんギアアップしていきました。 フェデラーの動きも腰の痛みがあるような動きではなく、後半からはアグレッシヴなポーチとよいサーヴで普段と変わりないフェデラー。フットワークもクレーに慣れてきてかなり軽くなっていました。明日のツォンガ戦はかなり期待できそうです。 しかし、もしフェデラーの腰が今晩痛みだしてツォンガに負けてしまうと・・・ 決定ラバーは、初日にゾーンに入ってしまったヴァヴリンカとモンフィスの対戦となります。このカードはデ杯決勝では最も面白いカードであるだけに観たい気もするのですが、いやいや、あっさりとフェデラーに優勝を決めてもらわねばなりません。 フランス選手に意外に冷たいフランスのテニスファン ツォンガがスイスの応援の方がうるさかったと言っていましたが、スイスファンは2万7千のうち3千ぐらいだったとか。しかしカウベルなどを鳴らしながらの壮絶な応援で、どちらのホームゲームか分からないようなすざましい応援だったようです。 ツォンガは「フランスのファンのサポートのレベルが低い。」と嘆いていました。両チームが紹介されたとき、フェデラーやヴァヴリンカへの拍手の方が多かったとか。しかもツォンガにブーイングする観客もいて、「フランスのファンなのかスイスのファンかしらないけれど、嫌がらせもよいとこ」とかなりがっくりきていました。ヴァヴリンカとの初戦では、ツォンガが意外とあっさりと第4セットを落としてしまったのも、このへんのサポートに対する不満があったのかもしれません。 でもこれは仕方がないのかも・・・フランスでもデ杯の選手全員がスイスに住んでいることをかなり取り上げていましたので、フランス人は気分を害したのかもしれません。あるフランスのTV局が、チーム全員を呼んで特集番組を組み、そこでクイズをやってみたところ、誰もスイスの首都を知らなかった(全員がチューリッヒだと思っていたようです)そうです。他のスイスに関する質問も知らないことが多く、住んでいる割にはスイスへの関心の低いことを皮肉った番組だったそうですが、そのへんからも母国代表なのに、なぜフランスに税金を払って貢献しない・・・という不満があるのかもしれません。 今日のダブルスは最初はツォンガとガスケがダブルスに出る予定になっていたのですが、すぐにオリジナルメンバーのベネトー/ガスケに変更になったのは、ツォンガはダブルスにでるのを断ったという噂があります。 フランスのテニスファンの中でも熱狂的なフェデラーファンは彼を応援するでしょうし、ツォンガは応援のエネルギーで燃えるタイプですので、なおさらがっくりときてしまうことが予想され、キャプテンのクレモンもひょっとしたら、フェデラー戦にツォンガをぶつけるのかどうか迷っているかもしれません。 あまり考えたくないシナリオですが、もしフェデラーが腰の不調でラバー4で敗れてしまうったとしたら・・・ ヴァヴリンカとモンフィスがラバー5となり、二人とも集中力の持続に問題がある選手です。しかしヴァヴリンカはロンドンで身内の野次に鍛えられましたので大丈夫かと。Thanks to Mirka!     […]

スイスは最後の切り札のフェデリンカのダブルスで挑戦

2014/11/22 0

Nov. 22, 2014 Davis Cup Final: 悪い予感が的中しました。昨日フェデラーがモンフィスに敗退して、スイスvsフランスは1−1となってしまいました。ただ今スイスのTV局のTwitterで、キウンディネリ/ラマーのダブルスに代わって、フェデラー/ヴァヴリンカが出場することが分かりました。フェデラーのシングルスが期待できない今となっては、このカードしか残されていない背水の陣。果たして・・・ [private] フランスのダブルスはガスケは変わりませんが、ベネトーの代わりにツォンガが出るのかどうか、違った情報が飛び交っています。メンバーの変更は試合1時間前まで許されますので、後2時間で始るダブルスに備えてフランスは作戦の練り直し。これから記事を徐々に更新していきますが、とりあえずニュースをお伝えします。 (更新) フランスはオリジナルのベネトー/ガスケのラインでフェデラー/ヴァヴリンカと激突することになりました。このダブルスの対決は2011年のインディアンウェルズでフェデリンカが6-3, 4-6, 12-10で勝っています。しかしこれは3年前で、しかもハードコートの話。 フェデラーの腰はモンフィス戦で最初は少し固かったようですが、第3セットでは普段と変わりない動きをして、痛みは感じなかったとか。しかしモンフィスはゾーンに入ってしまって、時すでに遅しで完敗となってしまいました。 フェデラー次第のダブルス 昨日のヴァヴリンカは実に素晴らしいプレーをして、ツォンガを破りました。あの騒然とした応援合戦の中で、ミルカの野次に鍛えられたせいか、フォーカスが途切れませんでした。フェデラーの今日の腰の調子は分かりませんが、腰の痛みを抑えることができれば、問題は「自信というメンタル」のみ。

フェデラーが30分だけ練習

2014/11/20 14

Nov. 19, 2014 Davis Cup Final: フェデラーが19日水曜の夕方に初めて練習を30分だけ行いました。練習相手はキウディネリ。ヴァヴリンカは12時30分から2時までラマーと練習。フェデラーの練習のビデオを紹介します。何か恐る恐る打っているような感じがしないでもありませんが、あくまでも様子をみる軽いセッション。グッドニュースは・・・ [private] 「毎日少しづつよくなっている」らしく、「フェデラーは痛みは感じなかった」と監督のルティが語っていました。 フェデラーの着ているジャケットが最高!

野次ったのはミルカだったと審判が証言

2014/11/19 23

Nov. 19, 2014:(更新:ビデオの翻訳) ミルカが各国の紙面をにぎわしています。というのは、ミルカの野次の噂は審判のセドリック・ムリエールの証言で本当だったことが分かりました。前記事で噂をお伝えしましたが、真相を伝える責任がありますので、何が起こったのかお伝えしたいと思います。 [private] ヴァヴリンカと審判の間でどんな内容の会話が交わされたのか、ビデオが出てきましたのでアップします。理解できないのは、どうして妻が夫の友人で、しかもデ杯の戦友となる選手を野次るのか・・・しかも妻をかばって審判を批判した夫・・・   ヴァヴリンカがミルカに対して頭にきたのは事実で、そのためにフェデラーとヴァヴリンカは試合後話し合ったことも事実だということが分かりました。 正直言って「大切なデ杯決勝前に彼らは何をやってるんだ!」と情けない気持ちです。 まずミルカ。 ヴァヴリンカのサーヴ前に叫ぶのはマナー違反です。しかも「Pleure bebe!」(文字通りに訳せば「泣き虫赤ちゃん」英訳するとCry babyで、泣き虫、弱虫を意味します。)の野次は理解に苦しみます。 そしてフェデラー。 記者会見で「第2セットでスタンが5−3とリードした時、試合は終ったと思った。もしあの時終っていたら、腰の故障も起こらなかったし、こういう状況にもならなかったはず。」ジョークのつもりですが、あの時邪魔が執拗に入っていたことを忘れてはいけません。 そして審判。 スイスのメディアの20minutesのインタービューで、ミルカの名前をバラしてしまったのはいけません。真相を伝える義務があると思ったのでしょうが、これは審判の役目ではありません。 そしてヴァヴリンカ。 見知らぬフェデラーファンの野次なら目をつぶったのでしょうが、それが同胞の妻でなおさらカチンときたことは理解できますが、やはり反応が過剰すぎます。どんな嫌がらせでも動じない強いメンタルが必要。 最後のとどめは監督のルティ。 フェデラーがダブルスに出れないので、急遽ブライアン兄弟のコーチのデイヴィッド・マクファーソンを雇い、キウディネリとラマーの特訓を始めました。「我がチームには武器がある」と気焔をあげていますが、キウディネリはダブルスもシングルスも200番台、ラマーは500番台で必死のディフェンス。 フェデラーはプライベートジェットで、ヴァヴリンカは電車で別々にフランスに着きました・・・ フェデラーは腰の痛みで第1日目のトレーニングをスキップ。 フェデラーとヴァヴリンカは一応仲直りをして、和やかな記者会見となりましたが、それにしても・・・かわいそうなのは長年スイスのデ杯優勝を夢にみてきたスイスのテニスファン。奇跡を祈るしかない! あまりにもがっくりしてしまい、愚痴ってばかりの内容になってしまって申し訳ありません。 (更新:ビデオの翻訳) 審判:(0.4″) 何も聞こえなかったけれど ヴァヴリンカ:(0.7″)  なぜだか分かっているでしょう? 僕は彼の側じゃないからね。 ヴァヴリンカ:(0.9″) 彼女はウィンブルドンでも同じことをやったよ。 ヴァヴリンカ:(0.12″) 僕が対戦する時はいつもサーヴの前に叫ぶんだ。 ヴァヴリンカ:(0.15″) 我慢できないよ。 ヴァヴリンカ:(0.25″) サーヴの直前はやめてくれ! ミルカ:(0.26″) 泣き虫赤ちゃん! […]

元女子プロがデ杯キャプテンに:人選に首をかしげるトニ・ナダル

2014/09/23 3

Sep. 23, 2014: ホットニュースです。スペインテニス連盟 (RFET) が新しくデ杯キャプテンに元女子プロのガラ レオン ガルシア Gala Leon Garciaを任命しました。ナダルのコーチ、トニ・ナダルはその選択に疑問を投げかけています。しかしモレスモをコーチに迎えたマリーは「喜ばしいことで、もっと女性のキャプテンが誕生することを祈っている」とTweetしました。トニが上げる問題点とは・・・ [private]   現役時代のGala Leon Garcia まずトニはロッカールームが問題だと指摘しました。デ杯はキャプテンがベンチに座ってコーチングできる唯一の男子トーナメントで、ロッカールームはいってみれば作戦を練る基地ともなる重要な場所。肝心のキャプテンが入れないことはかなり大きなハンディとなることが考えられます。 ロッカールームで思い出すのは約30年前の話ですが、私がフットボールの取材をしていた時のことです。当時は女性のレポーターはロッカールームに入ってインタービューすることができませんでした。はっきりした年は覚えていませんが、ルールが変更となり、女性も入ってインタービューすることができるようになったのです。 選手たちは丁度シャワーを浴びた後で、着替え中に私がロッカールームに入ることが許されました。選手たちは若い女性(私)をみて大喜び。タオルを巻いただけの彼らに取り囲まれた私はドキドキ。突然目の前の選手がタオルをわざと落としたのです。「きゃ〜!」その頃の私はまだ純真でしたので、慌てて両手で目を被う私をみてハハハと大笑い。今だったら「ウヒヒ」だと思いますが、懐かしい思い出です。 次にトニが疑問を投げかけるのは彼女の資格です。ガルシア(40歳)はベストランキングが27位で2001年に引退。タイトルは2000年のマドリッドのみ。トニもラファも顔は知っているが話しをしたことはないとか。デ杯キャプテンは強いリーダーシップが要求されますので、GSタイトルをとった女子がいるにもかかわらず、なぜ存在感の薄い彼女を? といったニュアンスが感じられます。 デ杯は国を代表するいってみればテニスオリンピック。キャプテンはフアン カルロス フェレーロのような経験が豊富で、選手としても結果を残した人材がふさわしいとトニは語るのですが、ビジネスにも忙しいフェレーロは今は無理なんだそうです。 まあ、トニの言い分も分かりますが、しかしキャプテン業は資格だけではマネージできないことを証明したのが元GSチャンピオンのカルロス・モヤで、今年プレーオフでブラジルに1勝しかできず、ワールドグループから転落してしまった責任をとって辞任しました。2000年以降4度も優勝している帝国スペインですので、そのショックは大きく、反動で思い切った決断に踏み切ったのかも知れません。 明日RFETから詳しい報告が入りますが、それにしても・・・あのマッチョ文化において革命的な人選でした。

2015年度デ杯ドロー発表:日本はカナダと対戦

2014/09/18 5

Sep. 18, 2014 Davis Cup: ドバイでただ今2015年度のデ杯のドローの抽選が終りました。来年3月の日本の1回戦はまたカナダと対戦。来年はラオニッチとポスピシルのベストメンバーで最難関のデ杯となりそうです。 [private] ドローの様子をドキドキでストリーミングしましたが、実に臨場感に溢れ関心がますます深まってきました。全豪オープンは数年前からドローを生中継をしていますが、トーナメントのドローを生中継する時代がまもなくやってくると思います。そうなればますますテニスファンが増えるのではないでしょうか。 シード国の8カ国の対戦国をくじで引いていくのですが、なかなかスリルがあります。 どんどん国名が呼ばれていき、最後の2国にベルギーと日本が残りました。対戦国はカナダもしくはスイスです。スイスを願っていたのですが・・・今年スイスが優勝してもしなくても、フェデラーは1回戦は欠場すると思いますので、ヴァヴリンカ一人のスイスに対しては日本は勝つチャンスがあります。しかしカナダとは・・・優勝を狙うラオニッチとポスピシル。恐ろしい相手です。 デ杯1回戦はインディアンウェルズ(3月9日)の直前で錦織は大変です。その後すぐマイアミと続くのですから、今年のようにマイアミを棄権してしまう可能性もあります。しかし無理をしないでほしいと欠場を願っていた全米オープンで、彼は決勝まで行ってしまったのですから、錦織の体は鉄人に近くなってきたのかもしれません。 シングルスは錦織に頑張ってもらうとしても、ポスピシル/ネスターに対抗できるダブルスを何とか強化せねば。ガンバレ、ニッポン! ライバル国家の対戦で会場にどよめきが 面白かったのは会場の反応でした。アメリカの対戦国にイギリスの名が呼ばれた時に(親子ライバル)、わあ〜! 今日の選挙結果でスコットランドの独立の是非が決まりますが、イギリスのデ杯の未来はどうなるのでしょうね。 次にアルゼンチンの対戦国にブラジルが選ばれた時に(サッカーライバル)、わあ〜! そしてセルビアの相手にクロアチアの名が呼ばれ(元ユーゴライバル)、わあ〜! もうこうなると、オーストラリア vs カナダ(英国のCommonwealthのライバル)のドローだと最高だったのですが。 私も思わず笑ってしまいました。やはりライヴに勝るものはありませんね。 生放送を見逃した方は以下のビデオで完全中継をどうぞ。ワールドグループのドローはタイムログを36分40秒に合わせてください。 2015年度3月ワールドグループ1回戦 フランス vs @ドイツ アメリカ vs @イギリス @チェコ vs オーストラリア イタリア vs @カザクスタン […]

デ杯の”オップ スイス” Hop Suisseにみるスイスのマルチ人種文化

2014/09/14 15

Sep. 14, 2014 Davis Cup Semi Finals: フェデラーファンの宿願だったスイスのデ杯優勝があと一歩に迫りました。イタリアを3−1で下して決勝進出。キャプテンのルティはフェデラーのサブコーチであるだけに、フェデラーに一日休養を与える作戦が的中しました。それにしても会場は「オップスイス!」のフランス語一色の応援。スイスはドイツ、フランス、イタリアの人種がミックスしているだけに、多種文化を反映した応援で興味深いものがありました。 [private] スイスは4カ国語を公式言語としているだけに、複雑な人種文化を反映しながらも、数百年にわたって平和な中立国家を維持し続けてきました。 今までの人種の割合は、ドイツ語(68%)、フランス語(18%)、イタリア語(10%)、ロマンシュ語(1%)だったのですが、最近の調査によると移民が増え、国民の2割近くがこの4カ国語を話さない人種で構成されるという、まさにマルチ人種国家の代表国となってしまいました。 あと10日でバーゼルを訪れますが、毎回スイスを訪れるたびに感じるのは、ユーゴと呼ばれる元ユーゴスラビアの人種が増えてきたことです。コソボ戦争などで難民がどっと増え、街を歩いていても、街の雰囲気が過去20年くらいですっかり変わってしまいました。 ホップ シュヴィッツ!(Hopp Schwiiz!) はスイスを応援する有名な掛け声なのですが、これはマジョリティのスイスドイツ語です。デ杯会場のジュネーブはマイノリティのフランス語圏。フランス系スイス人は、このスイスドイツ語をフランス語になおして、オップ スイス!で応援しているところがいかにもスイス的(マルチエスニック共存)でした。 もし会場がイタリア語圏であったなら、Forza Svizzera!となっていたかもしれません。 個々それぞれの応援の仕方で母国を応援するスイス。それが自然な協和音となってスタジアムをこだましていました。 今年はワールドカップにスイスが出場してスイスは大騒ぎとなりましたが、ドイツ語系のスイス人はHopp Schwiiz! フランス系はHop Suisse! イタリア系はForza Svizzera!(フォルツァ スヴィッツェラ!)と様々な言語で応援していました。 九州よりも少し大きい面積の小国がスイスです。九州でこれだけいろんな言葉を話す人種が住み、文化や習慣が違ったら、大変なことですよね。 スイスは宗教の自由を認め、異宗教に対して寛容な国であることからも、多くの新宗教を生み出してきました。しかしイスラム教徒の難民が急増し、移民による犯罪が増えて、人種間の軋轢が増してきたのが現状です。 スイスではイスラム教のモスクが急増しています。それだけでなく、モスクの近くに高くそびえ立つミナレット(礼拝時刻を告知する塔)が建ち始めたとき、建設に対して国民投票が行われました。投票の結果、ミナレットの建設が禁じられることになったのですが、世界から差別だと大きな批判を受けることになってしまったのです。 しかしもしあの絵はがきのようなアルプスのあちこちに巨大なイスラム教の塔がそびえ立つことになれば・・・いくら右翼の勝利だと言われ、宗教への弾圧だと批判されても、私は禁止されてホッとしたのです。 移住させてもらった国に対して、感謝の気持ちよりも、母国と同じ伝統と習慣を強要する移民の多さに驚きます。あらゆる生活保護を受けるだけでなく、スイス人よりも住宅などが優遇される彼ら。スイス国民の堪忍袋が切れてきたのも無理もありません。 アメリカは移民大国ですが、全く英語を話す努力をしないで、「スペイン語を公用語にしろ」と運動をする人達。権利だけを主張する移民が本当に多いのです。 時にはオップスイス!となり、時にはフォルツァ スヴィッツェラ!となりながらも、異種文化を許容しながら、秩序を守り、平和を維持していこうと努力をつづけるスイス。 「フランスとの決勝で、フランス系スイス人は複雑な気持ちじゃないかしら?」と夫に尋ねると、「その心配はないよ。彼らはフランス人ではないのだから。」共通の言語を話しても、心はスイス。全く問題がないようです。 […]

デ杯ドラマ:ドイツ侍 Gojo が行く!

2014/04/09 1

April 8, 2014 Davis Cup: デイビススカップ(デ杯)の準々決勝が日本とヨーロッパの4カ所で週末一斉に行われ、20試合をフォローするのが精一杯でした。おかげでデ杯三日酔いになってしまい、回復するのに時間がかかってしまいましたが、最も興奮に満ちたデ杯準々決勝となりました。デ杯の面白さはどんでん返しのドラマにあります。母国の名誉を背負って、ツォンガを破った名もしれない低ランキングのゴージョー。怪我を負い、しかも嘔吐しながらも母国のために戦い抜きマリーを破ったフォニーニ。ドラマを振り返ってみたいと思います。 [private] フランス 3 – 2ドイツ 世界に衝撃を与えたのはドイツでした。トップの選手が怪我をし、しかもドイツテニス協会と意見が合わず出場を拒む選手も登場して(エグジビションの参加、不参加に関して)、混乱の真っ只中のドイツでしたので、第1日目にツォンガとベネトーを破って2勝をあげたドイツはまさに快進センセーションでした。 17位 ハース 24位 コールシュライバー 68位 マヤー 93位 ストルフ 94位 ブランズ 96位 カムケ(シングルス)がベネトーを破る 100位 ブラウン 115位 ライスター 119位 Gojowczyk(シングルス)がツォンガを破る Peter Gojowczyk 発音を聞いても複雑すぎて解説者も読めず、ニックネームのGojoで通していましたが、まさに”強情”な選手。100のランキングの差などなんのその。一心不乱に剣(ラケット)を振り回し、ツォンガに立ち向かって戦場を駈け回る姿はまさにドイツ侍でした。 ツォンガを破った後、一躍有名になったのか、すぐに発音が発表されました。ゴヨフチックと聞こえます。 ゴヨフチック def ツォンガ:5-7 7-6(3) 3-6 7-6(8) 8-6 ゴージョーは1月のドーハでコールシュライバーを破り、準決勝ではナダルから1セットを奪った選手です。強烈なサーヴとFHが武器ですが、100番台でこのような選手はゴロゴロいます。彼らの問題はハイレベルなプレーを長時間持続できるかどうか。 デ杯はそれでなくともびびってしまう大舞台です。しかも敵陣に乗り込んでプレーするだけでも、大変な度胸が問われます。ツォンガのプレーが悪かったのではなく、ゴージョーのプレーが信じられないレベルでした。 印象的だったのはチャンスを逃さないネットラッシュです。47回にものぼり成功率は83%の高率。普段は比較的ネットラッシュの多いツォンガですが、ゴージョーのショットが深くてネットラッシュするショットを打たせてもらえず、ネットラッシュは19回のみでした。 […]

atomのデ杯現地レポート:日本がチェコに完敗

2014/04/06 2

April 6, 2014 Davis Cup: デ杯最終日、デッドラバーの2試合は予想通り出場選手の変更があり、ウッチー、タロ君の試合となりました。 ラバー4:ロソル def 内山靖崇:6-3 3-6 6-4 ウッチー(内山靖崇)はシングルスでも成長を見せてくれました。ウッチーのランキング(277位)だと、なかなかATPツアーを主戦場としている選手との試合は出来ないので、ウッチーがどれくらい出来るのか楽しみにしてしていたのですが、[private]バカ打ちも少なくなったし、ダブルス練習でボレーも上手くなったし、昨日のテジャヴのように最後はサーヴィスゲームをブレイクされての敗戦でしたが、辛抱強く試合ができるようになったと思いました。 立ち上がりと試合が決まる時はTOP選手でも緊張するのですから、それは経験することで慣れるしかないかなと。 ロソルのサーヴは確かに凄いですね。ラファが負けてしまっただけの事はあります(笑) それでもロソルの場合、試合の中で調子の波があるのが、もう一歩上に上がれない理由なのかな? ウッチーは、課題はまだまだありますが、先ずは200位以内に入ることが目標になりますかね? 頑張れ!ウッチー! ラバー5: ヴェセリー def ダニエル太郎:6-4 6-4 タロ君は一昨日の5セットマッチの疲れが多少残っていたかもしれませんね。なにせ初の5セットマッチでしたしね。タロ君の場合、2ndサーヴが弱いので、初日同様、踏み込んでリターン打たれてましたね(^-^;) ヴェセリーもタロ君が小さく見えるような長身から繰り出す弾丸サーヴで、サーヴの差が勝敗を決めたかも?! それでもタロ君のあの長身は貴重だし、初日に見せたメンタルは、今後の成長と共に期待したいと思います。 そして何より、間近で見るタロ君は超可愛い~(*^^*) 顔も小さくて10頭身だしお肌もツルツル(笑) あのスカルマークのウェアはどこのなんだろう?日本でウケそう。 おば様達に人気で。あの天真爛漫と言うか天然ぶりで、テニスおばちゃん達のハートをわし掴みです!(爆) ホームの利を生かして、下剋上も夢じゃないかも?なんて僅かながらも期待を持って応援してきた三日間でしたが、勝負の世界はそんなに甘くはないですねぇ(^-^;)(笑) これで今季のデ杯は終了。 選手達はそれぞれの個人戦に戻って行くわけですが、その中で個々の成長を期待したいと思います。 皆さん、お疲れさまでした~♪ 追伸 東京はアッサリと勝敗が決まってしまいましたが、ヨーロッパ戦線は本命が苦戦していますね(◎-◎;) from […]

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