錦織のロンドン準決勝進出のシナリオはただひとつ

2015/11/18 5

Nov. 18, 2015 London:(更新) 退院後、激痛と吐き気で七転八倒の苦しみの毎日が続き、しばらく休筆してしまいました。お許しください。ベッドで唸っている間に、ロンドンファイナルズもラウンドロビンの後半に入り、フェデラーはすでに準決勝確定。すごいですね。残念ながら錦織は準決勝のチャンスがほぼ不可能になってしまったわけですが、ここでジョコヴィッチ、フェデラー、ベルディヒ、錦織のスタン・スミスグループの準決勝のシナリオを書いてみたいと思います。

ついに手術!

2015/10/27 3

Oct. 26, 2015: 朝の8時に始まったTotal Knee Replacement (人工膝関節全置換術)が無事終了しました。成功です!7度目の手術でラッキー7だったようです。多くのプロの選手たちがお世話になるHSS。想いを彼らに馳せながら、これから数日間、病院からの現地入院レポートに挑戦してみようと思います。

今日、人工膝関節全置換術を受けます!

2015/10/26 3

Oct. 26, 2015: 帰国後、友人の死や心臓発作などいろいろなことが立て続けに起こり、悲しみに暮れているうちに2週間があっという間に経ってしまいました。10月26日午前4時半。これから病院に向かいます。いろいろ病院通いが続きましたが、今度は私の番。

また起こってしまったフェデラーのシンプソン・パラドックス

2015/10/14 4

Oct. 13, 2015 Shanghai: ランキング70位の選手(ラモスービノラス)に初戦敗退をきしてしまったフェデラーですが、世界のメディアは健忘症にかかってしまったようで、フェデラーが1ヶ月前に全米オープンの決勝まで進んだ選手であったことを忘れてしまい大騒ぎをしています。フェデラーの実力が低下したのではなく、9月11日の記事『フェデラーはシンプソン・パラドックスを克服できるか?』でも紹介したシンプソン・パラドックスが起こってしまったのです。 [private] ラモスービノラス def フェデラー:7-6(4 ) 2-6 6-3 フェデラーはこの敗戦について以下のような分析を行っています。 初戦にしてはまあまあの出来だったと思う。第1セットでチャンスがあったにもかかわらず取れなかったのは残念だったが、第2セットではうまくプレーできた。 第3セットではどうしてもリードができず接戦となってしまい、第1セットのようにセットを取られてしまった。一つのサーヴィスゲームが思うようにいかなかったのが原因だ。 (注釈:第8ゲーム(4R−3F)でフェデラーはBHのエラーを2度おかしてBPに。ラモスがまったく エラーをおかさず、BHのダウンザラインの見事なウィナーでブレーク) 長いラリーになるとどうもうまくいかないようだ。ワン・ツー・パンチの速いテンポのゲームではうまくプレーできたのだが。彼は最高に好調でとてもよい試合をしたと思う。 二人の差はほんのわずかで、どちらに転んでも不思議でない試合でした。しかしフェデラーはビッグポイントが取れなかった。4度もブレークチャンスを逃しています。サーヴィスゲームでもリターンゲームでも獲得したポイントはフェデラーの方が多かったのです。総合ポイントではフェデラーは100ポイント。ラモスは7ポイント少ない93ポイントでした。 「長いラリーになると負けてしまう」というのは言い訳っぽく聞こえます。『フェデラーはシンプソン・パラドックスを克服できるか?』でも紹介しましたが、ポイントを多くとったにもかからわず負けてしまう・・・そのような試合が増えてきています。プロ選手では敗退率が最多のフェデラー。今回もそのパラドックスを克服することができませんでした。 ラモスは予選上がりで油がのりきっている状態。フェデラーはデ杯でランキングの低い選手に楽勝しましたが、実力を発揮できる機会はジョコヴィッチとの全米決勝が最後という油が切れた状態。試合慣れしていない上に、ナダル的なクレーの左利きのラモスに対して苦手意識が走ってしまい、自身の得意なゲーム展開ができませんでした。 それにしても驚異だったのは、クレー専門のラモスのプレーです。まるでナダルを彷彿させる左利きのディップ(スピンで急にストンと落ちるショット)でフェデラーのBHを攻めまくりました。しかもクレー選手の粘りでエラーが少ない。フェデラーがラモスのことを、he’s been in the groove. と表現していましたが、グルーヴの状態にしてしまったのはやはりフェデラーの詰めがあまかったからだと思います。 試合数が少なければ、自身の最高レベルにもっていくことは難しい・・・かといって試合数を増やせば故障が増える・・・このディレンマをどのように解決していけばよいのか。それが今後のフェデラーの課題だと思います。まだまだGSが取れる可能性のある彼なのですから。Hopp Hopp Roger! 錦織 def キリオス:1-6 6-4 6-4 錦織は全米といい、ジャパンオープンといい、ペアー戦の後遺症が残っているようで、ビッグサーヴァーには苦手意識を隠せず、キリオスが冷静さを失わなければ、危うく敗退するところでした。 それにしてもキリオスの錦織のウィナーを取りまくった193cmもの巨体とは信じられない俊足、豪快なサーヴとFH、リスクを恐れない勝負師のスピリットは驚異的です。第1セットではいつも冷静にプレーすることができるのに、自身のディーモンに勝てずに崩れていく・・・才能の無駄使いで本当に残念です。 […]

楽天ジャパンでポップコーンマッチの楽しさを満喫

2015/10/09 6

Oct. 9, 2015 Japan Open(更新) 最近「ポップコーンマッチ」という表現がよく使われています。この意味をギルバートがTwitterで説明していますが、「大きなボウルに盛ったポップコーンを頬張りながらショーを見る感じ・・・つまり映画鑑賞のスタイル」なんだそうです。錦織 vs チリッチ、キリオス vs ペアーの準々決勝は前評判通りのポップコーンマッチとなりました。

北京の大気汚染で選手に影響

2015/10/08 5

Oct. 8, 2015: 今北京でチャイナオープンが行われていますが、この9月の北京マラソンで7人の心臓発作を起こす原因となった大気汚染の度合いは変わらず、障害症状を訴える選手も出てきています。大気汚染で1日4千人の死亡者を出すと言われている中国。北京についで上海で行われるマスターズに出場する選手たちは大丈夫でしょうか。

時差で昼夜が真っ逆さま!おかげでアジア大会はバッチリ観戦できるかも

2015/10/07 6

Oct. 7, 2015(更新) 昨日3週間近くの日本の旅に終止符を打ち、ニューヨークにやっと戻ってきました。夕飯が終わった夜の8時ごろに眠くなり、目が醒めるのは2時間後の10時。この時間に楽天ジャパンが始まりますので便利なのですが、日本から続いている睡眠2時間のペースはちょっと辛いものがあります。しかし日本の皆さんから「貴女って相変わらずど元気ねえ」と太鼓判を押されましたので、このペースのまま突っ走ってみようと思います。さて楽天ジャパン1回戦の感想です。

六本木のパーティに参加してくださってありがとう!

2015/10/03 11

Oct. 4, 2015: いや〜!ともかく楽しかったです。コメント名は知っていますが、私にとってほとんどの方が初対面。しかし不思議なもので、旧知の友のような親しさを覚えました。皆さんダイナミック!さすがです。個性に満ちたすばらしいテニス仲間たち。本当にありがとう!

日曜日に有明でお会いしましょう!

2015/10/02 5

Oct. 3, 2015: 二週間の日本の旅もあと二日となりました。なんといってもやはり食べ物が美味しい!そして親切な人々。急激に変わってしまって、街それぞれの個性を失いつつあり、どこへ行っても六本木ヒルズやミッドタウンの感じのビルが立ち並んでいるのが残念ですが、それも時代の流れで仕方がないのかもしれません。 さて、Meetupを開きます。テニス仲間が集まってお茶を飲みながら有明でテニスを語る会です。スイスの旗(我が家族は全員スイス人ですので)をatomさんに作っていただきました。その旗の席が私たちの席です。お互いを知らないテニス同好会。ちょっと覗いてみませんか? [private] 日時:10月4日(日曜)11時〜12時 場所:ファミリーレストラン「ココスCocos」有明パークビル店 ウェブサイト:http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131306/13150895/ 住所:江東区有明3-7-11 有明パークビル2F Tel: 03-6457-1952 日本に来て5kgも太ってしまい洋服がきついので、ジーンズなのかスカートなのかまだ決めかねていますが、大阪おばさんと言われたくないのですが、ヒョウ柄の野球帽を被っていきます。 それでは、今晩の六本木パーティに来れない方はぜひ日曜日のmeetupにご参加ください。

思い出の深い街が消えてしまった・・・

2015/09/29 4

Sep. 29, 2015: 東京の大学を出たものの職がないので(約半世紀前は短大卒はいくらでもお茶汲みの職はあったのですが、4年卒となるとどこも雇ってくれなかったのです)、とりあえず通訳と翻訳をやり始めました。当時で月百万円くらいは稼いでいたでしょうか。一生懸命に働きましたが、人生の目的も見つからず、半ばヤケクソの感じで赤坂や六本木で遊びまくっていました。その頃に夫と出会ったのですが、二人とも今の六本木の街を歩いていてちょっとショック気味。昔はとてもおしゃれな遊び場所だったのに・・・

ニューヨークの最先端は「大阪おばちゃん」

2015/09/28 3

Sep.29, 2015 Tokyo: 夫にとっては富士山麓の80kmのトレイルマラソン、私にとっては両親の墓まいりと読者の方々との出会い、そして息子にとってはいとこや友達との再会・・・といろいろ個々別々の目的があって、やっと十数年ぶりに帰国が実現しました。

新しいことに挑戦してみました

2015/09/18 8

Oct. 18, 2015 San Francisco 今サンフランシス空港で大阪行きのフライトを待っています。着いた翌日に両親のお墓まいりをするですが、シルヴァーウィークでちょっとビビっています。故郷でいろんな方が集まって、私たちのためにパーティを開いてくれるというのでとても嬉しいのですが、昔の若かった頃のイメージが強いらしく、かなりプレッシャーです。50歳をすぎるとかなりスピードで老けていきます。そこで十数年前の私に戻る挑戦をしてみました。

テニス仲間集合!パーティとMeetupにぜひご参加ください

2015/09/15 11

Sep. 16, 2015: 18日に日本に出発します! 故郷でお墓参りをしたあと、京都でしばらく休み、富士山では夫が80kmの山麓レースに参加します。そしていよいよ東京です。日頃お世話になっている読者の皆様に、お礼の意味をこめてカジュアルなピッツァパーティを六本木で開きたいと思います。ジーパン、スニーカーで結構。おしゃれをされても結構。テニスの話題で盛り上がりましょう。気楽に手ぶらでご参加ください。(全文公開)

キッチンシンク戦略とスパルタの戦いだった全米オープン決勝

2015/09/15 3

Sep. 15, 2015 US Open Final: Everything but kitchen sinkという表現がありますが、「あらゆる手段を使う」という意味で、省略してキッチンシンク(流し台)と言います。セイバー 、ドロップサーヴィスリターン(ドロップショットでリターンをする)など、前代未聞のクリエイティヴ戦法で戦ったフェデラーはまさにキッチンシンクのテニス。それに対抗して「This is Sparta!」と叫んだジョコヴィッチはレオニダス王のテニスでした。

フェデラーはシンプソン・パラドックスを克服できるか?

2015/09/11 4

Sep. 11, 2015: CNNで日本の水害の様子が毎日放送されています。心が痛みます。ヨーロッパでは大量の難民。ニューヨークで楽しそうな全米オープンの記事を書くのはためらわれますが、フェデラーのNo.18のGSタイトルが現実的になってきましたので、ここで最も気になるフェデラーが最悪記録者と言われるシンプソン・パラドックスについて述べてみたいと思います。

ティーン選手が大活躍:2回戦進出は西岡とチュンのアジア選手二人

2015/09/02 2

Aug. 2, 2015 US Open: 2日連続で炎天下の観戦に出かけましたので、今日は涼しく自宅観戦をすることにしました。湿気がものすごく、立っているだけで汗が出てきます。話によると全米オープン記録の17選手がリタイアしてしまったとか。さて今年は歴史的に最多のティーン選手が予選を通過して本線入りを果たしました。その中でも2回戦にへ進出を決めたのは、西岡良仁とチュンの選手で、アジアの意気と気概を見せてくれました。

最後まで自己のテニスを貫き通して錦織を破ったペアー

2015/09/01 5

Sep.1, 2015 US Open: 錦織圭への期待が大きかった分、1回戦で負けてしまったショックも大きく、しかも暑さと湿気でぐったりと疲れてしまい、しばらく呆然と会場でウォッカのカクテルを飲んでました。ペアーが最後まで自己のゲームを貫き通したのは立派でした。ゾーンに入ってましたね。しかしゾーンに入らせる前に食い止めることができた試合だったと思うだけに、今後につなげる意味でよい経験になった試合だったと思います。

メディアをどこまで信用してよいのか?ナダルのキリオス拒否事件について

2015/08/31 4

Aug. 30, 2015: 記者会見で私が「マッケンローのチャリティテニスでナダルがキリオスとダブルスを組むの拒んだそうですが、他の選手のキリオスに対する反応はどうなのでしょうか?」と錦織に質問しましたが、翌日にAFP通信が「ナダルは拒んだ覚えがないと否定した」いう記事が掲載され、では今までのニュースはデマだったのか?ということになり、かなりテニス界は混乱しています。

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