和製英語のテニス用語が氾濫しています。英語ではどのように表現されているのか、気がついた時点で更新していきたいと思っています。参考になれば幸いです。
日本で使われている和製英語と正しい英語の比較
ストレート(和製) ⟶ ダウンザライン down the line
逆クロス(和製) ⟶ インサイドアウト inside-out
ネットダッシュ(和製) ⟶ ラッシュ・ザ・ネットrush the net またはネットラッシュnet rush
コートチェンジ(和製) ⟶ チェンジオーヴァー change-over
デッドゾーン(和製) ⟶ ノーマンズランド No man’s land
サーヴをキープする(和製) ⟶ サーヴをホールドする hold the serve
知っておくと便利な用語
リヴァース・フォアハンド:reverse forehand
かつてはバギーホイップと呼ばれたショット。ナダルがよく使うショットですが、今はリヴァース・フォアハンドと呼ばれる。
ホットドッグ hot dog または ツウィーナー Tweener
股抜きショット
ベーグル bagel
1ゲームもとれずにセットが0で終ってしまうこと。日本では団子。
チップ&チャージ chip & charge
よくリターンゲームに使われ、チップしてネットにダッシュする攻撃
ハーフヴォレー half volley
ボールが落ちた瞬間に打つショットをハーフヴォレーと呼ぶ。ベースラインからストロークで打っても、オンザライズであればハーフヴォレー。
ジャミング jamming
ボディーに向かってくる球のために腕を十分に伸ばせない状態。ボディーサーヴやボディーショットがくるとジャミングしてしまう。
ラインジャッジ line judge
線審のことで、ラインパーソンとも呼ぶ
チェアアンパイア chair umpire
コートのセンターの高い椅子に座った主審。
ミスヒット mis-hit
ボールがスウィートスポットに当たらずに、フレームに当たってしまったりした当たり損ないのショット
ムーンボール moon ball
ルーパーlooperやルーピーボールloopy ballとも呼ばれ、ネットを高く超えていくスピンのかかったショット。深く打つことによって相手をベースラインに深くとどめておくことができる。
プッシャー pusher
自ら攻撃をすることがなく、相手のミスを待ちながらディフェンシヴなプレーを続ける選手。
パッシングショット passing shot
ネットにいる相手の横をパスするショット。成功するとウィナーとなる。頭上を超すロブはパッシングショットとは言わない。
プットアウェイ put-away
ポイントを決めてしまうショット。長々とラリーを続けていると、コーチがPut away!(早くポイントを決めろ!)とよく叫びます。
クウォリーズ qualies
予選の選手
シャンク shank
大きくミスヒットして高く飛んでしまうショット
スーパータイブレーカー super tiebreaker
ダブルスでは第3セットを行うかわりに、10ポイントの先取でゲームを決めるタイブレーカー。普通は7ポイントタイブレーカー。
ウィナー winnerとエース ace の違い
エースはラケットにボールが触れることなくコートに入りポイントとなるショット。普通はサーヴィスエースとリターンエースに使う。
サーヴィスウィナーは、相手がリターンしようとして一応はラケットに触れることができたものの、とてもリターンできないアンリターナブルunreturnableのサーヴをサーヴィスウィナーと呼ぶ。
ただ単にウィナーという言葉を使った場合は、グランドストロークが相手のラケットに触れることもなく、エースとなった場合。
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