1月4日からいよいよ本格的にトーナメントが始まります。ブリスベン(オーストラリア)、ドーハ(カタール)、チェンナイ(インド)で、いずれもツアー250のレベルです。そこで思考をテニスモードを切り替えるため、ATP World Tour 250についておさらいをしてみたいと思います。またこの3トーナメントのみどころなどを書いてみました。
ハイライトの文字はリンクがついていますので、クリックすると大会サイトや選手のプロフィールなどがご覧になれます。
ATP World Tour 250のポイント計算は?
W: 250
F: 150
SF: 90
QF: 45
R16: 20
R32: 0
Q: +12
Q8: 6
Q16: 0
Q32: 0
ドローが32選手で行われる場合は、トップシードの選手のBYE(対戦相手がなく不戦勝で勝ち進む)がないので、本戦から優勝まで5試合を果たさなければなりません。そのためほとんど毎日のようにプレーしなくてはならないので、かなり過酷なトーナメントとなります。
ツアー250ではDA (Direct Acceptance)で本戦入りを果たしても、初戦で敗れてしまうとポイントはゼロ。やっと優勝してもポイントは250。グランドスラムではR16(4回戦)までいくと、180ポイント稼ぐことができますので、例え5セット試合になっても中休みがありますし、このあたりまではGSの方が体への負担が少ないかもしれません。(DAやBYEの用語はTN DICTIONARYをご覧ください)
QはQualifiersで予選も32選手で行われ、この予選でも本戦入りを果たした4人には12ポイントが与えられます。ですから1ポイントでも欲しい選手にとっては挑戦しがいのある予選といえます。
ではこの3大会のドローが発表されましたのでドローの文字をクリックしてみてください。
ブリスベン Brisbane International オーストラリア
ドローをクリック
トップハーフ:ロディック、メルツァー、ベルディヒ、ベルッチ
ボトムハーフ:ステパネック、モンフィス、クエリー、シャルディ
シード選手
1 ロディック:Roddick, Andy USA 6
2 ステパネック:Stepanek, Radek CZE 12
3 モンフィス:Monfils, Gael FRA 13
4ベルディヒ: Berdych, Tomas CZE 20
5 クエリー:Querrey, Sam USA 25
6 メルツァー:Melzer, Jurgen AUT 28
7 シャルディ:Chardy, Jeremy FRA 32
8 ベルッチ:Bellucci, Thomaz BRA 36
大会のみどころ
注目は何と言ってもロディックのカムバックです。昨年10月の上海マスターズで、初戦でヴァヴリンカと対戦中に怪我をしてリタイアしてしまったロディックは、2ヶ月のブランクをどのように克服していくのか。昨年のウィンブルドンのエピックファイナルで惜敗してしまったロディックの悲願は、「何としてでも今年中にGSタイトルをとる!」新コーチのステファンキのもとで、昨年はロディックの進化が著しかったので今年も大いに期待したいと思います。GSの一発屋に終わらないためにも、彼の悲願達成を応援したいと思います。
カタール Qatar Exxonmobil Open(カタール)
[1] フェデラーRoger Federer (SUI) – Christophe Rochus (BEL)
Evgeny Korolev (RUS) – Martin Vassallo Arguello (ARG)
Oscar Hernandez (ESP) – Andreas Seppi (ITA)
Ernests Gulbis (LAT) – [6] モンタネスAlbert Montanes (ESP)
[3] ダヴィデンコNikolay Davydenko (RUS) – Qualifier
Paolo Lorenzi (ITA) – Marco Chiudinelli (SUI)
Daniel Koellerer (AUT) – Qualifier
Fabio Fognini (ITA) – [7] カーロヴィッチIvo Karlovic (CRO)
[5] トロイッキViktor Troicki (SRB) – Daniel Gimeno-Traver (ESP)
Olivier Rochus (BEL) – [WC] Abdulla Al Haji (QAT)
[WC] Karim Maamoun (EGY) – Lukasz Kubot (POL)
Sergiy Stakhovsky (UKR) – [4] ユーズニーMikhail Youzhny (RUS)
[8] ガルシア・ロペスGuillermo Garcia-Lopez (ESP) – Qualifier
Qualifier – [WC] Younes El Ayanaoui (MAR)
Frederico Gil (POR) – Potito Starace (ITA)
Simone Bolelli (ITA) – [2] ナダルRafael Nadal (ESP)
シード選手
1 フェデラー:Federer, Roger SUI 1
2 ナダル:Nadal, Rafael ESP 2
3 ダヴィデンコ:Davydenko, Nikolay RUS 7
4 ユーズニー:Youzhny, Mikhail RUS 19
5 トロイッキ:Troicki, Viktor SRB 29
6 モンタネス:Montanes, Albert ESP 31
7 カーロヴィッチ:Karlovic, Ivo CRO 37
8 ガルシア・ロペス:Garcia-Lopez, Guillermo ESP 41
大会のみどころ
世界No.1 とNo.2が競う迫力のある大会です。ぜひフェデラーとナダルに残ってもらって決勝戦を観たいものです。フェデラーにはダヴィデンコが、ナダルにはユーズニーが立ちはだかっていますが、アブダビのエグジビションを観る限り、この二人の決勝はほぼまちがいない(?)と思いますので楽しみです。
チェンナイ Aircel Chennai Open(インド)
ドロー
トップハーフ:ソダーリング、セラ、ヴァヴリンカ、ベーラー
ボトムハーフ:ラム、ティプサレヴィッチ、グロイル、チリッチ
シード選手
1 ソダーリング:Soderling, Robin SWE 9
2 チリッチ:Cilic, Marin CRO 14
3 ヴァヴリンカ:Wawrinka, Stanislas SUI 21
4 ティプサレヴィッチ:Tipsarevic, Janko SRB 38
5 セラ:Sela, Dudi ISR 43
6 グロイル:Greul, Simon GER 59
7 ベーラー:Berrer, Michael GER 74
8 ラム:Ram, Rajeev USA 80
大会のみどころ
ソダーリングとチリッチが決勝に残る可能性が大きく、特に21才のチリッチの活躍がみものです。昨年はUS Openでマリーを破って自信をつけたチリッチは、名コーチのボブ・ブレットのもとで、北京とウィーンの大会で準優勝するなど目覚ましい活躍をしました。彼の今後の課題は大きな大会で経験を積むこと。そして固くならないメンタリティーを身につけることによって、今年はトップ10に飛躍する選手ですので注目したいと思います。
ソダーリングも目が離せない選手の一人です。アブダビではナダルに優勝を譲ったものの、メンタル的に成長した彼はこれからの活躍が楽しみです。ナダルが成功した作戦の一つに、ソダーリングを左右に振る作戦がありましたが、彼のフットワークでは振られてしまうとリカヴァリーが遅れて、ヒッティングゾーンに入ることができずアウトボールになってしまうこと。しかしあのサーヴとフォアで先制攻撃をかければ、今年はひょっとしてトップ5に入れるかもしれません。
Note: トーナメントについての詳しい情報は上段のメニューTOURNAMENTSをご覧ください。



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