August 16, 2013:
テニスのラケットをあっさりと捨て去ったマリオン・バルトリが今日お世話になったジムに挨拶にでかけました。そこでパチリと記念写真。「これが私の最後のhalf squatです」とTwitterのコメントがついてました。ヒール姿で最高におかしい。ユニークで楽しい選手をテニス界は失ってしまいましたね。ところでBBCのアナウンサーがバルトリを侮辱した事件をご存知ですか?
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私は最近はハイヒールもはけなくなったというのに、こんな真似はとてもできません。(そういえばずいぶん長くジムに行っていない。)
体が柔らかいマリオンはこんな真似もできるのです。(えへん、私も彼女の歳ではできていました。)
lookerにはなれないのだから・・・
ウィンブルドンの実況中継でBBCのアナウンサーのJohn Inverdaleは土曜の決勝戦で、とんでもない失言をして大批判されてしまいました。彼は仮定の話として、父親とマリオンの会話を想像して以下のようなことを言ったのです。
父親が12・13・14歳の頃のマリオンに次のようなことを言ったもしれないね。「おまえは絶対にlooker(美人)にはなれないのだから、シャラポヴァのようにはなれないのだから、それに見合うものを見つけなければならないよ。それは何かというと、女子プロで最も根性のある信念を貫くファイターになることだ。
バルトリは太目ですので、アナウンサーからこのようなアホなジョークをとばされたり、意地悪なファンから嘲笑的なジョークの対象になったり、ちょっとかわいそうな選手でした。今は引退表明をして殺到するTwitterのメッセージの返事に追われているマリオンですが、彼女のTwitterのアイコンがとても素敵です。コート上の彼女しか知らない私たちにとってはあのファイターのイメージしかなく、コート外の素顔の彼女はとても魅力的で新鮮です。
「lookerになれない」なんて言う失礼な人たちを見返してやってほしいと思います。おしゃれなセンスで素敵に変身したマリオンをトーナメントの客席で見る日も近いと思います。
たとえ永久的に引退してしまっても、エナンやクライスターズのようにカムバックしても、マリオンはいつまでも輝くlookerであることは間違いありません。Allez Marion!
(追記)
ジョコヴィッチがイズナーにマリーがベルディヒに敗れてしまいましたね。イズナーがあれほどすばらしいプレーができるとは驚きでした。自信のある選手は本当に恐いです。
ナダルはやはり強かったですが、フェデラーもスーパーショットを打ったりと見応えのあるプレーをしていました。ナダルが相手だとフェデラーも生き生きしてくるみたい。やはりフェダル戦は特別です。
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TVのニュースは完全無視。しかしプリントメディアでは大きく取り扱っていましたよ。<
そうなんですか。まあ、カウチ族には無縁なミュージシャンだったのかもしれませんね。でも、紙メデイアでは大きな扱いとのことで、良かったです。
funkを最初にビッグビジネスにしたのは天才Sly Stoneでしたが、その後のgroove感溢れるfunkの様式を確率したのがGDでした。
その後、それをオマージュしてマイケルジャクソンの一連のアルバムのアレンジに使ったのがQuncy Jonesでした。
40代までfunkの草バンドでコピーしてましたが、絶対、コピー出来なかったのはGDの曲でした。コピーしても、彼のgroove感はまず出ないんですね。凄い音楽家でした。
あんなかっこ良くて繊細な音楽を作るのは昔はNYのミュージシャンと相場が決まってましたが、西海岸の人なんですね。それも驚きでした。
Funkがお好きなようですね。George DukeのニュースはTVのニュースは完全無視。しかしプリントメディアでは大きく取り扱っていましたよ。
管理者 殿
やはり十把一絡げはいけませんね。
>美醜は主観的なものですので美貌の平均<
僕が欧米人の外見を頭からパッとしないと決めつけてるのは、スタイルの悪さからなんでしょう。
太り過ぎです。
ご主人は、砂場に混じったダイヤみたいな希有な例外ですね。
話はガラッと変わりますが、世界の商業音楽のベンチマークの1人であり続けた、アメリカのGeorge Dukeが今月病気で急逝しましたが、そちらでは少しはニュースになったのでしょうか?
世界中のプロ音楽家の目標の1人であり続けたのに、1曲のメジャーヒット曲がないと一般世間では全く存在を認めてもらえないんですね。
やはりショウビズは厳しいですね。
comoestamiyasitaさん
得意な十把一絡げコメントがまた出ましたね。
>でも欧米人はドイツもコイツも背が高いだけで、ブ男ブ女ばかりですから、人の事はそんなに言えないなんですけどね。
(但し、北欧3国とロシアのモスクワ周辺は例外ですね。美男美女ばかりです)<
ドイツもコイツもは笑ってしまいますが、夫は半分ドイツ系ですがブ男ではありませんよ。最も美しいアスリートとされるベッカムはイギリス人です。北欧系とロシア系に知人やコーチがゴロゴロおりますが、主観的に言わせてもらえば彼らは決して美男美女ではありません。
私は日本人ですが手足の長さは欧米人に負けておりませんし、今の若い子は皆欧米並みの立派な体格をしていますね。
身長の平均は国によって比較できると思いますが、美醜は主観的なものですので美貌の平均は語れないと思いますが。
外見は本人の努力の範疇外なので、そんなことを冗談のネタはいけませんね。許されません。
日本人は、ドイツもコイツも顔が平面的で手足が短い、とか公的報道で公言されたら、それが本当でも頭に来ますよね。
でも欧米人はドイツもコイツも背が高いだけで、ブ男ブ女ばかりですから、人の事はそんなに言えないなんですけどね。
(但し、北欧3国とロシアのモスクワ周辺は例外ですね。美男美女ばかりです)
r.h.さん
>女性の容貌を公に批評することが、社会的にいかに容認されているかということでしょうか。
社会的に容認されているというよりも、トークショータイプのおしゃべり人間に起こりやすい過ちだと思います。アメリカは最もポリティカル コレクトでなくてはならない国ですが、つい調子にのって、ロッカールーム的なジョークが出てしまうことがあります。しかしそれに対する罰の厳しさは、即座に謝罪をしなければ番組をおろされてしまうほどきびしいものです。
テニスチャンネルで活躍するJustin Ginekstobは数年前にラジオの番組でクルニコヴァのことをビッチと呼んでかなり批判をしたことがあり、大きな騒ぎを呼びました。あの時は彼はATPのボードメンバーになったばかりで、本当なら懲戒免職を受けるところですが、すぐ公的に謝罪をして免れました。もし彼のコメントが人種差別的なものであれば謝罪しても免責にはなりませんが。
BBCのアナウンサーもすぐ謝罪したために首にはなりませんでした。容貌に対する失言はそれが女性への性的な差別発言であっても、人種差別の失言に比べてはかなり軽く取り扱われるのは、それが個人的なことであることと、まだ判断の基準が男性社会におかれているからかもしれませんね。
ジョン・マッケンローの解説は忌憚のない率直な意見で人気がありますが、時々波風を起こすことがあります。しかしそれはテニスに関することで選手のゴシップや陰口ではありません。このへんはディシプリンがあって聞いていても安心できるのですが、ギリギリのところで視聴者をエンターテインしなければならないので、洗練されたテクニックを必要としますね。
バルトリを侮辱するコメントについては、以前にツイッターで記事をリツイートして下さった方がいたので、知りました。実況の席でこんなことを言うなんて信じられないと思いました。飲み屋で話してるんじゃないんだから。日本では、というか日本語ではちょっと考えられません。
ストリーミングで海外の実況を聞いていると、軽口のような発言を結構聞きますね(全部聞き取れるわけではありませんが)。ジョークを交えながらの実況は日本ではあまり無く、聞いていて楽しいのですが、ジョークは種類によっては差別や侮辱がネタになり、「こんなこと公の放送で言っちゃっていいの?」と思うこともあります。
今回のバルトリへの発言はかなりひどいレベルのものだと思いますが、BBCは次の日も同じ男性に実況を任せたとか。女性の容貌を公に批評することが、社会的にいかに容認されているかということでしょうか。
ホントですね!フェダル戦は格別です。
表情の締まり方も違う気がしました。
見応えがありましたね。