奈良くるみ:コートサイドとオンコートのコーチングに思う

February 25, 2014:

数日間、書こうか書くまいかと迷ってしまって更新が遅くなってしまいました。批判的な記事を書くと、「失礼じゃないか」というお叱りを恐れて、弱気の私は最近書けなくなってきているのです。しかしこのブログは個人の意見の発表の場であり、私の意見が一部の人の感情を害することがあっても、今後の奈良くるみの将来のためを考えて、あえて記事にすることにしました。

[private]

奈良くるみがリオで優勝しましたね!生放送をしていましたので観戦することができました。158cmの小柄でフィジカルの限界に挑戦する奈良のテニスは感動的でした。全豪オープンのときも印象的でしたが、ショットも深く、ガッツもあり、本当にすばらしいテニスをしていました。

Nara-won-Rio-2014

しかし・・・ちょっと驚いたのはコーチ(名前を伏せますが)のコートサイドのコーチングです。一生懸命応援したい気持ちは分かりますが、試合中のコーチングは違反です。あの状況では、奈良はコートサイドのコーチングがなくても勝てたはず。

ニック・ボレテリが以前「多くのコーチがコートサイドからコーチングをやっているのだから、Coaching Violationのルールはあってないようなもの。このルールは無意味でなくしてしまうべきだ。」と語っていましたが、全く同感です。

ヤンコビッチなどはボックスに座っているコーチの兄と会話をすることがあり(コミュニケーションは禁じられています)、セルビアで語っていますので、どこまでコーチングを受けているのかわかりませんが、最近もウォーニングを受けていました。

ナダルの場合もしかり。コーチトニが思わず叫んでしまうのでしょうが、スペイン語を話す審判が多いので、ウォーニングを受けることがあります。このためにナダルは「フェアでない」という印象を与えてしまいます。せっかく優勝しても、テニスファンのコメントで「違反行為をしていたのだから・・・」と書かれてしまうことがあり、これではナダルがかわいそうです。

全米オープンの時に、錦織のコーチのダンテの近くに座って彼の様子を観察したことがありますが、錦織が苦境に陥ったときでも、一言も発していませんでした。さすがです。

フェデラーがテニスファンに敬愛され、プロ選手たちから尊敬されている理由の一つに「クリーン」であることがあげられます。メディカルタイムアウトもとりませんし、コーチング違反もありません。インディアンウェルズでアナコンの近くに座って彼の様子を観察したことがありましたが、無言で無表情。レンドルのように淡々としたものでした。

奈良くるみはこれからどんどんと成長していき、将来が楽しみな選手です。おおっぴらにコートサイドでのコーチングが行われているのを聞いていると心配になってきました。英語だと完全に違反です。コートサイドのコーチングはほとんどが他愛のない内容のものでしたが、試合の内容とともにお伝えして、オフコートとオンコートのコーチングについて考えてみたいと思います。

Nara-coaching

リオオープン決勝:奈良 def ザコパロヴァ:6-1 4-6 6-1

奈良の相手のザコパロヴァZakopalova はチェコの選手。32歳のクレーのベテラン選手です。ランキングも奈良よりははるかに高い35位。

奈良くるみは昨年の全米オープンと今年の全豪オープンでいずれも3回戦でヤンコヴィッチと当たってしまい、惜敗となりましたが善戦しました。いずれもヤンコヴィッチから1セットはとれそうな試合内容でしたが、経験不足からマッチポイントが近づいてくると固くなってしまい、エラーが増えてしまっていました。

日本選手は背丈がないので、パワーに欠け、とにかく拾いまくるカウンターパンチャーが多い中、奈良は得意のFH(フォアハンド)のクロスで深く攻め、BHのダウンザラインをミックスしながら、相手を翻弄することができるアグレッシヴなプレースタイル。ショットの種類も豊富で、ミックスしながらザコパロヴァにリズムを与えず、第2セットは落としたものの、第3セットでは6−1の完勝でトロフィーを勝ち得ました。

これだけ暑くてよかったと思いました。相手の方が体力が無いと予想していたので。今日はうまく予想通りに展開になったと思います。(奈良)

第1セット

ザコパロヴァ が緊張しているためなのか、それとも調子が悪いのか、エラーの連続で奈良が勢いにのって5−0とリード。しかし絶対にベーグルだけは避けたいと必死に戦うザコパロヴァは、2度の奈良のセットポイントをセーヴ。GP(ゲームポイント)は奈良のFHのエラーでやっと1ゲームをとりました。

奈良の弱点はビッグポイントが近づくと固くなってしまいエラーを犯してしまうこと。これは今日のフェデラーでもマッチポイントを何度か落としてしまっていましたので、仕方がないのかもしれませんが、デュースでダブルフォルトをしてしまいBP(ブレークポイント)となってしまいました。

どんなにリードしていても、相手がリズムを得出すと挽回されてしまうのがテニスです。油断は禁物。ザコパロヴァのエラーに救われたかたちで第1セットは6−1で奈良が勝ち取りました。

ここで奈良のコーチがベンチにやってきました。オンコート・コーチングはセットごとに1回のみ許されています。

1)真ん中をうまく使うこと。
2)ストレートのミスをなくすること。ラケットを合わすだけでよい。
3)いける時は中に入ること。いけない時は後ろに下がること。
4)ラインを狙うな。
5)緊張していると思ったら、空をみて深呼吸しろ。
6)自分に負けるな。
7)続けること。継続が大切。
8)できるんだからがんばれ。

コーチは猛烈な早口でアドヴァイスしていましたが、私が聞き取れただけでもこれだけあるのですから、もっと多くのアドヴァイスを与えていたと思います。

勝っているときのオンコート・コーチングは逆効果

まず、第1セットで奈良が6−1と引き離して勝っているのですから、オンコート・コーチングはやるべきではなかったのでは。たぶん「集中力が欠けてしまって、第2セットを落としてしまうことはあってはならない・・・」という懸念からなのでしょうが、試合をコントロールして自信に溢れている状態にある時は、その勢いを崩してしまうことは避けなければなりません。

多すぎるアドヴァイスは選手を混乱させる

完璧なプレーを選手に期待することは不可能です。アドヴァイスはせいぜい3つくらいが限度。多くなればなるほど選手は混乱します。考えすぎると選手の本来もっている実力が発揮されずに、迷いが出てきてしまうことがあります。

第1セットの後半で、第6ゲームでデュースが3回。第7ゲームでデュースが2回とデュースが増えてきたせいで、心配になってきたからだと思いますが、第2セットは奈良のアグレッシヴなよさがなくなっていました。

これはザコパロヴァが調子を取り戻してきたせいもありますが、奈良がディフェンシヴになってきたことがあげられると思います。

1)真ん中をうまく使うこと。

アドヴァイス通りに第2セットでは奈良はミドルに打っていましたが、これは深く打たなくてはなりません。第1セットの後半で奈良がデュースにもちこまれてしまった理由に、ショットが短くなってしまっていたことがあげられます。ミドルに打つことを「ニュートライズ」と言いますが、これは攻められないときに使うディフェンシヴなプレーです。案の定、ザコパロヴァにミドルからウィナーを取られてしまっていました。

2)ストレートのミスをなくすること。ラケットを合わすだけでよい。

第1セットの奈良はFHのクロスとダウンザライン(ストレート)でザコパロヴァを振り、エラーを誘っていました。ダウンザラインはウィナーを狙う攻撃ショットです。このショットは思い切って振り切らなければなりません。ラケットを合わせるようなショットだと逆襲されます。ダウンザラインのショットが減ってしまい、攻撃力が半減してしまいました。エラーにはグッドエラーとバッドエラーがありますが、グッドエラーはよしとしなければアグレッシヴに攻めることはできません。

7)続けること。継続が大切。

続けることは大切ですが、相手が完全にリズムを崩している状態では、続けないでアグレッシヴにエラーを恐れずプレッシャーを与えていくことが大切。ラリーを続けて相手のエラーを待つディフェンシヴなプレーでは、相手がリズムを回復する機会を与えてしまう危険があります。

私が受けた印象は、彼のアドヴァイスは選手が負けている時に与える内容のものでした。

第2セット

奈良はルーピーショット(回転を多くしてループ状にベースラインぎりぎりに深く打つ)をうまくミックスしていました。ペースのないルーピーショットは浅く入ると危険ですが、深く入ると相手は攻撃できず、ザコパロヴァはこのショットが苦手でエラーをおかしていました。第1ゲームでザコパロヴァをブレーク。このあたりからコートサイドのコーチングが激しくなってきました。

今の調子を続けろ!

しかし奈良がディフェンシヴになりすぎて、ザコパロヴァは攻撃に出てブレークバックしてしまいました。

第4ゲーム(1N−2Z)のチェンジオーヴァーの時に、ベンチに座っている奈良に向かって何度もラケットを替えろという指示。これはコーチングとなり違反です。

ラケットを替えてみたら!

第5ゲーム(2Nー2Z)ルーピーショットをふんだんに使う奈良。緩急をまぜたショットで、ザコパロヴァは頭が真っ白になってしまったようで、簡単なミスでFHを出してしまって自滅のブレークを許してしまいました。

第6ゲーム(3N−2Z)奈良が真ん中に打つのはよいのですが、ショートボールとなることが多く、ザコパロヴァにウィナーを打たれてしまいます。奈良のダブルフォルトでBPに。そしてBHをネットにかけてしまってブレークバックされてしまいました。

いいんだ!我慢だ!

第7ゲーム(3Nー3Z)どうしても思ったショットが打てず、BPでダブルフォルトをしてしまって自滅のブレークを招いてしまったザコパロヴァ。コーチがベンチにやってきました。

ザコパロヴァが泣いています。コーチがそんなザコパロヴァにハッパをかけています。このオンコートコーチングはタイムリーで効果があったと思います。

相手が泣いている状況は冷静さと自信を喪失している時で絶好のチャンスです。この時に攻めなければなりません。しかし・・・

第8ゲーム(4Nー3Z)奈良のサーヴです。安全圏に打つ奈良はザコパロヴァにプレッシャーを与えていません。守りに入ってしまった奈良がBHを出してしまうエラーで30−30。2ndサーヴを叩かれてBPになってしまいました。

前向き! 前向き!

BPで奈良がFHをネットにかけてしまい奈良も自滅のブレークバック。

我慢、我慢。負けるな!がんばれ!

第9ゲーム(4Nー4Z)ブレーク合戦を続けスコアは元のイーヴンに戻ってしまいました。ザコパロヴァのサーヴです。奈良がFHのウィナーを打ちはなしました。

いいぞ!自分に負けるな!

ザコパロヴァがBHを出すエラー。

いける!

ザコパロヴァがダブルフォルトしてしまい0−40。奈良は3度ブレークするチャンスがあったにもかかわらず、ディフェンシヴなショットでザコパロヴァにウィナーを打たれて15−40。2本を奈良のエラーで40−40と挽回されてしまいました。固くなってしまった奈良。ブレークチャンスを逃してしまいました。

ここで奈良のコーチがやってきてオンコートコーチング

起こってしまったことは仕方がない。ブレークされればブレークバックすればよい。全然悪くない。よくやっているよ。堂々とやって! がんばってるよ! 練習の時を思い出して! サーヴはすべて自分のせいなのだから、サーヴを入れて。

これはよいアドヴァイスだと思います。しかし最も大切な「先のことは考えるな。1ポイントに集中せよ。」というアドヴァイスが抜けています。

第10ゲーム(4Nー5Z)奈良のサーヴです。どうもショットが短くなってしまってザコパロヴァにウィナーを取られてしまっています。そのせいか奈良のエラーも増えてきました。SP(セットポイント)でザコパロヴァにBHのダウンザラインのウィナーを打たれてしまい、奈良はセットを落としてしまいました。

第2セットの勝利で自信を取り戻してしまったザコパロヴァがどのように攻めるのか。かなり心配な状況になってきました。

しかしザコパロヴァがトレーナーを呼び何か相談しています。どこが悪いのかわかりませんが、疲れきった表情をしています。彼女の耳に液体(?)を入れるトレーナー。

トレーナーと医者(?)の二人やってきました。血圧を計って大丈夫かどうか調べているようで、熱さで呼吸が困難になってきたのかもしれません。

熱暑に強い奈良にとっては、このメディカルタイムアウトはザコパロヴァに回復の時間を与えることになり不利。咳をしているザコパロヴァ。エネルギーバーを1本食べてしまって体力回復をはかっています。

第3セット

第1ゲーム(0Nー0Z)ザコパロヴァのサーヴです。ダブルフォルト。かなり調子が悪いザコパロヴァは、奈良のアグレッシヴな攻撃に合って、あっけなく0−40で自滅。

フィジカルで勝つよ!

第2ゲーム(1Nー0Z)相手が怪我をしたり故障があったりした場合は、なかなかフォーカスできずに、普段では犯さないイージーエラーをおかしてしまうことがあります。奈良はまさにこのパターンでした。ここで勝たねば!という意識が強すぎるためか、エラーを連発。かと思えば甘いショットを打ってザコパロヴァにウィナーをとられて自滅のブレークバックを許してしまいました。

第3ゲーム(1Nー1Z)ルーピーショットをザコパロヴァのBHに集中して攻める奈良。うまい作戦です。固さが少しづつ取れてきたようで、エラーが少なくなってきました。エラーが少なくなってくるとアグレッシヴさが戻ってきます。奈良のドロップショットでザコパロヴァをネットに誘い、パッシングショットのウィナーで3つのBPへ。なかなかいいプレーをしています。ザコパロヴァのエラーでブレークバックに成功。

このブレークバックで奈良は自信が出てきたようです。落ち着いたサーヴで40−0。コーチが言うように、これからはフィジカルの問題となり、熱さのせいもあってか、フラフラの感じのザコパロヴァは時間の問題。

第5ゲーム(3Nー1Z)フットワークの乱れもあって大きくFHを出してしまうザコパロヴァ。奈良がまたドロップショットでBPへ。疲れているザコパロヴァを前後に揺さぶる奈良のうまい作戦です。最後にルーピーショットをザコパロヴァのBHに打ってブレーク。

ザコパロヴァのコーチがベンチにやってきました。しかし時はすでに遅し。

第6ゲーム(4Nー1Z)で快調なサーヴィスゲームを展開する奈良。

まだまだ!

第7ゲーム(5Nー1Z)ザコパロヴァのサーヴです。ドロップショットを打つ奈良。落ち着いています。ザコパロヴァはダブルフォルトをしてしまい0−30。

やり続けろ!

ザコパロヴァがFHを出すエラーで0−MP(マッチポイント)です。

やり続けろ!

奈良の見事なFHのダウンザラインのリターンエースでマッチポイントをとりました!

カモーン!

(追記)

「我慢せよ」のコーチの言葉はとても日本的だと思いました。「勝ち急がないでラリーを続けよ」という意味だと思いますが、これを直訳するとBe patient!になります。このコーチングはアメリカではあまり聞いたことがありません。エラーが続くときは「フォーカスせよ!」か、固くなっているので「リラックスせよ!」

日本のテニスクラブでは、アグレッシヴに攻めてエラーを犯すと「なぜ続けない」と忠告されるとか。アメリカではエラーをしても、それがよいエラーなら褒められます。攻めなければ、逆になぜ攻めない?と指摘されます。

文化の違いがプレースタイルに反映され興味深いですね。

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31 Comments

  1. tennismomさん

    励ましていただいてありがとうございます。おおらかに私らしく書いていきたいと思います。

  2. tennisnakamaさん、皆さんが全て言ってくださったので付け加えることはないのですが、
    どうぞ思い切りご自分の思うままを好きなように記事にしてください。 奈良くるみ選手へのコメントも
    彼女の今後を思うゆえの提言ですから。 

  3. ははは、すみません!急いで書いたせいか、ジコチューがシコチューになってますね(笑)
    ジコチュー=自己中心的のことです。ま、人の物は自分の物とまでは思っていませんが(^_^;)

  4. atomさん

    ありがとうございます! ちょっと聞いていいですか? 「シコチュー」を調べてみましたがまだよく分かりません。教えてください。

  5. 羨むと妬むは違いますからねぇ(^_^;)。
    私なんかは自称“シコチュー”なので、人は人、自分は自分と思って生きています(笑)
    tennisnakamaさんも開き直って(?)、これからもどんどん情報発信しちゃってください!

  6.  人様のブログに投稿するということを勘案すると、僕のコメントにも

    >>>ほら吹き、自慢したがり<<<に加えて、差別主義者とか、性的妄想者とかいう罵詈雑言が書かれてもいいような気もしますが・・・。

     そかし、まあ、今の日本では健気に懸命に働いても全く報われない、非正規雇用が若者の3人に1人という現実を考えると、世の中にすねたくなるような気持ちも分からなくもないですが、多分、わざわざそんなことを書いて来る人には若者はいないんでしょうね。

     一番競争の厳しい人生を生きて来た団塊世代の負け組の人なんでしょう。(と、決めつけたりして)

     

     

     

  7. >ホラ吹き、自慢したがりのコメント

    わざわざそんなことコメントにしてくる人がいるんですかぁw(゚o゚)w

    その人は人生楽しむ損をしてますね。

  8. stefanfanさん

    丁寧に説明していただいてありがとうございます。ホラ吹き、自慢したがりのコメントを気にせずに、沢山楽しい話を書かせていただきますね。

  9. tennisnakamaさんの現在の時間的にも金銭的にも余裕が有る生活、そしてニューヨーク在住というロケーション全てに羨ましいですよ。
    そこまでに達した事が羨ましいのです。
    私が使った羨ましいの意味が日本語として正しいのかわかりませんが、そこには妬みはないのですよ。
    単純にいいなぁ、楽しそうだなぁ、面白そうだなぁ、便利そうだなぁ・・・と言うものです。

    誰もが今のこの姿は過去から脈々と繋がっているものです。愛情を受けたことも良い思い出も、また辛く苦しかった過去、努力してきたか、してこなかったかもひっくるめての現在の自分です。

    切り取った今が輝いていたら十分ではないですか?
    羨ましがられる自分を誇りに思ったらそれでいいのではないかと思いますけどね。

  10. >今の一瞬だけを切り取るから、凄く羨ましい生活に見えるけど、それを享受するために努力を払ってきてるんですね。<

    理解していただいて嬉しいです。本当に壮絶な生活をしてきましたから。皆さんがTVを観たり、レストランに行ったり、映画に行ったりされている時間に、私は夜学の写真科に通っていました。その後明け方まで仕事。出張で駆け回り、また仕事です。お茶もゆっくり飲む時間のない生活を20年ちかく続けてきたわけですから、「羨ましい」なんて言われると・・・ちょっと複雑な気持ちになってしまうわけです。

  11. 管理者 殿

     下らないTVの報道番組などで、70歳超えて無年金で貯蓄も全く無く、家族にも見放され生活保護を受けながら、厳しい生活を強いられている老人の姿などが放映されます。

     僕はTVに向かって「バカ野郎。そんな年寄りは海に流してしまえ!」と怒鳴ります。

     その人間の現在の一瞬だけを切り取って「可哀想。」だとか「生活保護費切り下げは非人道的」とかメデイアは騒いだりします。

     今の70歳以上の人間は、働き盛りの半分以上は経済成長を享受し、バブル経済をも経験しています。

     その経済的に最も恵まれた日本人だった者が、横着して年金もかけず貯蓄も全くせず、年老いて子供達からも見放されるような過去の生き様を、長い時間軸で考えたら横着な人間の成れの果てです。

     そんな横着な年寄りを養うために、僕らの子供達が懸命に働いて税金を払ってるわけですよ。

     今現在の僕ら一般的な日本人から見たら、優雅な生活の管理者殿夫婦のバケイションはその横着な連中の対極なんですね、長い時間軸で考えたら。

     今の一瞬だけを切り取るから、凄く羨ましい生活に見えるけど、それを享受するために努力を払ってきてるんですね。

  12. 私は裕福ではないと思いますが、息子がやっと一人立ちして生活に少し余裕がでてきたことは確かです。

    しかし40歳までジャーナリスト、プロデューサー、フォトグラファー、そしてビジネスコーディネーターの4つの仕事を兼業して、一日睡眠時間は3時間。皆さんが夏休みをとられている間も働き通しで休暇無し。夫も大学にいかず(当時のスイス人は大学に行くのは弁護士、医者、教授をめざす限られた人たちだけで、ビジネスマンは商業高校で終わり)叩き上げで働いてきましたので、今でこそ楽チンな生活のようにみえますが、とんでもハップンです。

    最近やっと働き蜂の生活に別れを告げ、今はほぼ引退生活に近い生活ですので、貯蓄を食いつぶしている状態。息子には「遺産なし」と宣告していますし、残り少ない人生を有意義に・・・それが私たちの目標なんですよ。

    hayashiatsukoさん

    応援する選手に対しては特にバーが高くなってしまいますが、圭君のように全世界から愛されるような選手に育ってほしいと願う気持ちが強くて、批判を覚悟で書きました。

    英語で書かれているメジャーなブログを読んでいて気になるのは、読者の批判のコメントです。特に違反があったりすると、テニスファンは厳しくどんどん指摘してきます。今日ストリーミングでほとんどの試合を観戦できるようになり、ますます選手やチームは気をつけないと一度「チーター」という評判がたってしまうと、その印象がつきまとってしまって汚名返上はむずかしくなってしまうのです。

    理解していただき感謝しています。

  13. tennisnakamaさん
    大変貴重な意見だと思います。くるみちゃんの試合は日本(大阪?)では、私の知る限りは見ることが出来なかったのですが、結果は、gaoraでATPツアーの生放送で知ることができました。
    ラファのコーチングのこと、いつも何でウオーニングを取られているのか良くわからなかったのですけど、やっと判りました。ありがとうございます。

  14. comoestamiyasitaさん、simonadalさん

    仲間さんがあちらこちら私達庶民が出来ない経験をされているのは羨ましいかぎりですが、

    それに絡んで反感を持つことが有るとしたら、その記事の内容自体より却って仲間さんが

    「私にはそんなお金はないので出来ない」と発言をしたときだろうと思います。

    人によって価値は違うのでそういう発言をされることもあるでしょうが

    仲間さんにはイケイケドンドン(爆!)ぜひ私達が日常で経験できない経験をされてご報告して頂きたい

    と思います。

    みみっちぃ発言は似合いません(笑)

  15. satoさん

    「せっかく優勝したくるみちゃんにケチをつけるとは失礼じゃないか!」というお叱りの言葉が聞こえてくるようで躊躇してしまいました。私の真意をくみとっていただきありがとうございます。

    選手のランキングが上がっていくとともに、選手およびチームにランキングにふさわしい態度が要求されるようになります。

    最悪の例がマルセロ・リオでした。非凡な才能に恵まれながら、しかもNo.1になりながら、いつまでもパンクボーイで、ついにGSのタイトルはとれませんでした。試合は自己発現の場。人間的な成長なくして、技術だけではタイトルをとることができないことを実証した惜しい天才でした。

  16. nakamaさん、興味深い記事を有難うございます。

     奈良さんの最近の充実、今回の優勝は誰もが喜んでいますので、
       それを踏まえた上で、奈良さんが更に先に行く上でのコーチの役割に
          着目した記事を書かれることは、
            nakamaさんの見識の高さだと思っています。

      奈良さんのこれからの活躍を真剣に期待するのであれば、
        こうした選手とコーチの間合いの持ち方など、将来を左右する大事。
          コーチの役割の発揮のあり方は、とても大事だと
            改めて気付かせていただきました。

       勿論、トップ5のコーチ選択同様、
         圭くんとダンテさん達とチャンコーチの関係、役割発揮についても、
            今後もますます目を話せないですね。

  17. 同じ内容でも、直接顔を合わせて言われるよりも
    文章で読んだ方がグサッとくることってありますよね。

    ブログを拝見していると、
    よく海外や国内の旅行に出かけられたり、多趣味であったりと、
    かなり裕福な生活をなさっている方なんだなとお見受けします。
    おまけにグランドスラムやその他ビッグトーナメントを観戦したり、
    憧れの選手たちや関係者とお話できる機会があったり、
    しかもブログが大人気とあれば・・・。
    comoestamiyasitaさんがおっしゃるように、
    大半の方は羨ましいと思いつつも楽しんで記事を読んでいると思いますよ。

    >自分なんか近所のスーパー銭湯に行くのがやっとだぞ。
    に、思わずニヤリ。

  18. >>直情型だけに傷つきやすい<<<

     つまり繊細ということですね。良く分かります。僕と同じですよ。

     ナニを書かれたかは判然としませんが、普通のテニスファンでこのブログを見てる人の中には、テニス記事に反感を持ってるんじゃなくて、時折、掲載される観光旅行とかを見て「羨ましいな、この野郎(女性だから野郎じゃないか)!自分なんか近所のスーパー銭湯に行くのがやっとだぞ。」とかで、つい攻撃的な内容になったりしてるのもあるかもしれませんね。

     だから、旅行記事に文句書くと格好悪いので、テニス記事に一言二言文句書いたりして・・・。

     殆どの方は、僕と同じで、「多分、死ぬまでこんなとこには行かないな。でも行った気分になるから、タハ、オモチロイ。」という感じなんでしょう。

     とまあ、こういう感じで独断と偏見で書きまくって下さいな。

  19. comoestamiyasitaさん

    直情型だけに傷つきやすいのです。外では肩を張っていますが、中では泣いていることが多いのですよ。明るくハハハと笑っている人って、結構そういう人が多いと思います。

    賢明に意見が言えるように努力したいと願っています。

  20. 管理者殿
     >>>弱気の私は最近書けなくなってきている<<<

     おっと、直情型の管理者殿に似合わない弱気じゃないですか。

     このブログはpublicというかopenじゃなくてmember制なのですから、ナニも気にせず独断と偏見でガンガン書いて下さいよ。

     コメント欄が炎上するくらいじゃないと面白くありません。

     反応や反感を心配したあげくが、今のメデイアのていたらくなんですから、書きたい放題書いて下さい。

  21. stefanfanさん

    stefanfanのことを言っているのではありません。言葉が足りないために(まあ、外人が書いていると思って多少は大目にみていただきたいのですが)真意が伝わらずに、コメント欄ではなくかなり批判を受けたことがあり、批判はよいのですが、全く的外れな批判でちょっと頭をかかえてしまいました。

    しかし、これはブログを続ける限り起こることですので、私の中で解決していかなければならない問題だと思っています。違った意見を知ることは勉強になりますので、どんどん自由に書いてください。

  22. tennisnakamaさん、記事の冒頭の文章に混乱しています。

    今まで仲間さんの記事に単なる反感を持って反論したことはないと思うからです。

    ただ考えや情報の捉え方が違うと思った時には、違う意見も書いてきました。

    もしそのことでtennisnakamaさんが記事を怖くて書けなくなると言うなら、申し訳なかったと思うので共感する時だけコメントすることにします。

    もし、その方がいいならの話ですけど。

    ただ、こういうブログをなされていると目に見えないところでいわれなき中傷をされることは多いのでしょうね。

    今回のこの記事は書いていただいて良かったと思います。
    もっと問題にしていい事柄だと常に感じているので。
    このコーチングは少しも選手のためになってない、と言うより選手にとっては迷惑なんじゃないでしょうかね。
    ラファもトニ叔父にやめるように言っていたし、トミックは父親の退場を頼んでましたものね。

  23. 管理者 殿

     いやあ、ニグロパーマなんて僕の小学生くらいまでですよ。理容店の看板に書かれてたのは。

     それからはパンチパーマと変わったのですが、パンチパーマはこれがチンピラヤクザや力持ち系の人達の定番ヘアスタイルとなり、今ではすっかりチリチリパーマの男達は少なくなりました。

     おじいちゃんがやってるような、凄く古い理容店だったので、数十年前の看板の文句がそのまま残ってたんでしょうね。

     写真に撮れば良かった、です。

     ニガーがニグロですから、黒=クロとニガーがゴッチャになってニグロになったんでしょうね。

  24. comoestamiyasitaさん

    「ニグロ」という言葉は人種差別用語とされることが多いので危険な言葉ですね。黒人のヘアならアフロでいいんじゃないでしょうか。

  25. 管理者殿

     「パチモン」は僕らが若い頃、パチンコ屋の景品みたいにチンケで怪しげな安物という意味で使ってましたが、何時しか使われなくなりそれから数十年後、突如、子供達が皆、パチモンという単語を使い始めて驚いたものです。

    simonadal 殿

     確かに可哀そうですね、止めます。

     でも、アルペンの佐々木や湯浅や足の骨の骨折が治りきってないのに、出場してるのなんか殆ど無視されてましたからね。

     あの高速で恐怖と戦いながらのアルペンなんか殆ど日本メデイアは無視ですから、頭にくるんですよ。

     女子ジャンプの沙羅ちゃんも大きなプレッシャ-で可哀そうな結果でしたが、女子ジャンプは選手層が薄くてワールドカップとかでは出場選手が少なくて予選もないことが多いんですね。

     だから今回の沙羅ちゃんの登場も衝撃的でしたが、パンチ力のある選手が一人二人出てくると直ぐに勢力図が変わるんだそうです。

     こういう解説はTVとかでは全然しないくせに、無責任にメダル確実!と連呼ですからね。日経新聞に書いてありました。

     オリンピック採用競技になったので、向こう4年間で更に今より選手層が厚くなるので、沙羅ちゃんに次はメダル取ってよと簡単には期待できない、と書いてありました。

    そういえば、全く無関係ですが、今は流行りませんが、あの小さくクルクル巻くパ-マ頭の事をパンチパ-マと言ってますが、先日、車で田舎町を走ってたら、理容店の看板に「ニグロパーマします!」と書いてありビックリしました。ニグロパ-マにはさすがに驚きました。

  26. simonadalさん

    これからトップ30をいく奈良選手。チームもマークされますので、ちょっと心配になり記事にしましたが、圭君のときも、最初はいろいろありましたが、最近は風格が出てきましたね。

    それにしても事故とは、むち打ちの後遺症がないとよいですね。

    事故の話は公式ブログhttp://blog.keinishikori.com/index.html

  27. 試合を見ていた訳ではありませんが、
    コーチの方も明らかな意図をもってコーチングをしていたのではなく、
    純粋にくるみちゃんに頑張ってほしくて声かけをしていたのではないでしょうか。
    でも現行のルールでそれが許されないのであれば、
    ランキングが上がって注目される度合いが大きくなる前に
    気をつけた方がいいにこしたことはありません。
    そのことが選手として、どんな印象をもたれる可能性があるかというのも
    エナンに憧れていたくるみちゃんなら分かると思います。

    comoestamiyasitaさ~ん、
    彼女たちはもう少しでメダルに手が届くところまで頑張ったんですから、
    パチモン競技と呼ぶのはやめてあげて~。
    と言いつつ、私が見ていたのは日本人の大多数が見ているようなベタな競技ばかりで、
    カーリングは結果しか知りません(^^ゞ
    (マリーが英国チームのメンバーにいたら確実に見るんだけどな・・・。)

    錦織くんが追突事故に遭っていたのには驚きました。
    棄権の理由と関係がなければよいのですが。

  28. comoestamiyasitaさん

    パチモンの意味がわからずグーグルしてみました。いろんな言葉があるんですねえ。いろいろ勉強になります。

  29. satomix2さん

    Thank you!!! うっかりしてました!どうもおかしいと思っていました。早速訂正しておきます。でもハードにしたおかげで、ドバイに出場していた選手が今年はアカプルコに出場していますね。

  30. 記事とは全く関係ない事で申し訳ないのですが…。
    アカプルコは今年からハードコートの大会になりました。
    マレーが出てるのはクレーからハードコートになったからだと思います。

  31. ふうむ、あまりというか選手には全然役に立たないような叫びみたいなコ-チングですね。メンタルには役に立ったのかもしれませんが・・。

    でも、くるみちゃんは小さい身体でよくぞ頑張ってくれました。

    WTA優勝なんて、本当に久しぶりでしたね。

    許せないのは、これほどの偉業なのにソチオリンピックの陰に隠れてメデイアでは小さい囲み記事だったことです。一般的な日本人の文化の低さが良く出てます。

    そもそもあのパチモン競技のカ-リングがアルペンより扱いがデカイなんて、本当に日本人はバケイションと縁のない民族なんですね。

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