フェデラーがマリーを破りドバイ優勝:記者会見翻訳

2012/03/04 22

March 3, 2012 サンフランシスコのホテルで今朝フェデラーの優勝を確かめてから、息子に会いにでかけました。夫は早く息子に会いたいのでイライラ。あとちょっと、ちょっとといいながらついに最後まで観てしまって後で大げんかとなってしまいました。おかげで少し予定が狂ってしまったのですが、でもフェデラーの優勝を見届けることができて嬉しかったです。本当に強くなりましたね。見事でした。フェデラーの記者会見をご紹介します。 [private] 朝の4時に起きてこっそりとタイプを打とうとしましたが、夫がむっくりと起きてラニングウェアに着替えて真っ暗闇に消えていきました。今いるところはSausalito. ゴールデンゲイトを超したサンフランシスコの向かい側にある素敵な町です。たぶん海岸沿いを走ってくるのでしょうね。ご苦労さまです。 さて、フェデラーの記者会見の全文が発表になりましたので要約します。なかなか興味深い内容です。 Photo: Ahmed Jadallah / Reuters ドバイ決勝:フェデラー def マリー:7-5 6-4 今日の試合はどこが違っていましたか? いくつかのビッグポイントが違っていたように思う。まず第1セットでチャンスがあった。もしアンディ(マリー)がブレークしたら、僕はたぶんカムバックできないだろうと思った。しかし試合は2セットとも接戦だった。僕の方がアンディよりもよりチャンスに賭けたと思う。 今日はとてもよい感じだった。何をしたいのか分かっていたし冷静だった。このサーフェスをよく知っているのが有利だった。昨年はこの有利な点をうまく利用しなかったのがいけなかった。この点も大きな違いだったと思う。 たぶんアンディはベストのサーヴではなかったと思う。それは僕のリターンがよかったからかもしれない。よく分からないけれど、僕は予想がよくできた。今週はとてもよいサーヴィスゲームをプレーすることができたと思っている。 僕にはヒッカップhiccups(しゃっくり:ちょっとした困難でパーフォーマンスが乱れる)は、ブレークされてはいけないブレークが一つしかなかったし、アンディはよくがんばったと思う。 ブレークバックされたとき心配しましたか? 普段だったら心配したと思う。アンディはすばらしいリターナーだし、この試合はとてもむずかしいものになることが分かっていたからね。ブレークされるとは思っていたので、冷静に「ああ、これでイーヴンになった。」と受け止めることができた。しかし今度は僕の番だ。4−4で僕はうまく彼をブレークすることができた。 (解説)第2セットの第9ゲーム(4−4)で、フェデラーはネットラッシュしヴォレーで0−40でBP(ブレークポイント)へと迫りました。しかしフェデラーがロングに出して15−40。最後はマリーがバックハンドをネットにかけてブレークをされてしまいました。 マッチポイントは僕のグレートなフォアハンドで決めることができて嬉しいよ。 (解説)マッチポイントは、フェデラーの打ち放ったFHのインサイドアウトがウィナーとなって、マリーのBHコーナーに決まりました。王者フェデラーにふさわしいマッチポイントでした。 過去の7つのトーナメントのうち5のトーナメントで優勝しましたが、自信のほどは? グレートだ。自信に勝るものはないからね。チャンスに賭けただけでなく、よい試合ができたと思っている。アウトドアでもよいプレーができたので、インディアンウェルズやマイアミでこの調子を維持していけたらと願っている。トップ10の中で8人がこのトーナメントに出場しているから非常にむずかしいトーナメントだったけれど、セットを落とすことなく優勝できたのは本当に嬉しい。 これらの勝利の鍵は何だと思いますか? まず健康体だったこと。そして自信だ。アグレッシヴでフォーカスができていた。自信の実力を疑わなかったことも大きい。昨年はウィンブルドンやフレンチオープンでは負けてしまったけれど、僕はよいゲームをしたと思っている。正しい方向に進んでいることがわかったので、このまま続けていきたいと思う。 昔とくらべてもっとアグレッシヴになったと思いますか? 2001年にサンプラスと対戦したときは、ほとんどサーヴ&ヴォレーだった。だから若いときの方がもっとアグレッシヴだったと思う。それはアガシ、フェレール、ナルバンディアンやその他の多くの選手のようなベースラインからの実力を信じていなかったから。でもトップにランキングされるようになってベースラインからの実力も増してきた。 今日は超アグレッシヴにならないで、またオーヴァーヒットすることもなく、バランスがよくとれた試合となった。 ではこれからワインカウントリーのナパヴァリーに行ってきます。そこでワインとシャンペン工場も訪問。そして美味で有名なエトワールでお食事です。ふふふ。かなり元気になってきました。きれいな空気、すばらしい眺め、美味しい食事がエネルギー源となりました。そしてやさしい息子が側にいてくれますし、つかの間ですが幸せ感を味わっています。 ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ […]

錦織圭が元No.1の全仏優勝フェレーロを破りブエノスアイレス2回戦進出

2012/02/20 11

February 20, 2012 (全文公開)(更新) 昨年の2月の同時期に錦織圭はメンフィスのハードコートに挑戦しましたが、ランキングが68位だったため本戦エントリーならず、予選からスタートしました。予選2回戦で破れて本戦入りが果たせなかった昨年に比べて、今年はランキングが17位にアップして、しかもクレーの元チャンピオンのフェレーロを破ってしまったのですから、本当に驚くべき進化です。 [private] Photo: ©EPA 錦織 def フェレーロ:7-5 3-6 6-2 この試合は二人ともブレークポイント(BP)が14づつという、すざましいブレーク合戦でした。錦織がブレークすれば、フェレーロがブレークバックする。そしてまた錦織がブレークバック・・・延々とブレークバックが続いていく中、やっと、第3セットで錦織に調子が出てきて、フェレーロが焦りまくるというパターンで(これはほとんど第3セットの一般的なパターン)錦織が元クレーのプリンスを破ってしまいました。 第1セット 第5ゲーム(2F−2N)の途中で見始めましたが、錦織がすでにブレークされてしまいました。 第6ゲーム(3F−2N) しかし錦織が粘りまたブレークバック。 第8ゲーム(3F−4N) 2つのBPまでこぎつけながら錦織はブレークチャンスを失ってしまいました。しかしラリーが続くようになり、フェレーロのBHダウンザラインがウィナーに。錦織のBHダウンザラインがネットに。どうやらBHダウンザラインが勝負の決め手となりそう。 第10ゲーム(4F−5N) 30−40ですでに錦織のセットポイントです。しかし勢い余って大きくリターンを外してチャンスを失ってしまいました。しかし流れは錦織にあり、このまま冷静に打っていけばセットをとれるはず。 第11ゲーム(5F−5N) 錦織のサーヴが本当にうまくなりました。コーナーぎりぎりのよいところに入っています。最後はエースでサーヴィスゲームをホールドしました。 第12ゲーム(5F−6N)BHインサイドアウトのむずかしいショットでウィナーをとった錦織はアグレッシヴに攻めます。次にFHでウィナー。フェレーロがエラーを犯してすでに0−40のセットポイントです。錦織はリターンがネットコードしてしまい15−40となったものの、最後はフェレーロがBHをネットにかけてしまい、錦織が第1セットをとりました。 なかなかの激戦でした。二人のサーヴ率は70%と変わらず、リターンもよく、サイドラインを狙う高度な試合内容でした。それにしても、フェレーロに9つのBPを迫った錦織は6度セーヴされたにもかかわらず、かなり自信を得たはず。 第2セット 第1ゲーム(0F−0N)錦織のミサイルFHダウンザラインのウィナーが決まりました。FHの調子がよいですね。 第2ゲーム(0F−1N) フェレーロも負けてはおらず、見事なFHダウンザラインでウィナー。錦織はクレーでの練習不足なのか、ときどき足をクレーにひっかけてつまずくようなフットワークをしています。スムーズにスライディングするまでにはまだまだ時間がかかりそう。 第3ゲーム(1F−1N)錦織にフォーカスの隙がでてきました。3度のエラーであっという間に0−40のBPです。しかしフェレーロにもエラーがでて40−40のデュースに。しかしフェレーロの見事なウィナーで錦織はブレークされてしまいました。 第4ゲーム(2F−1N) 錦織をブレークしたフェレーロはギアアップしてアグレッシヴに攻めてきます。40−0で錦織を圧倒。 第5ゲーム(3F−1N) しかしここでへこたれる錦織ではありません。モメンタムがフェレーロにシフトしてしまうのを、サーヴ力でひきとめ、40−0の強いサーヴィスゲームでホールドしました。あとはフェレーロをブレークするだけ。 第7ゲーム(4F−2N) 錦織のサーヴは相変わらず7割以上で調子はよいのですが、フェレーロのリターンがよくラリーが続いてしまいます。焦りも手伝って錦織にエラーが増えてきました。しかしBPになってもしぶとくデュースに戻し、やっとゲームをホールド。錦織が焦るにつれてフェレーロのショットが冴えて、錦織を左右に揺さぶりつづけます。 第9ゲーム(5F−3N)ここで一気に錦織をブレークしてセットを取ろうとするフェレーロは、すべてがウィナー狙いのショットで攻め始めました。元フレンチオープンの優勝者だけに、するどくサイドラインにウィナーが決まっていきます。あっという間に0−40のセットポイントです。 しかし錦織はここでセットを投げてしまわず、じわじわとポイントを取り戻しはじめ40−40まで挽回。しかしセットポイントで錦織のFHダウンザラインがわずかに外れてブレークを許してしまい、第2セットを失ってしまいました。 (更新) 第3セット 第1ゲーム(0F−0N) 二人ともギアアップで長いラリーが続きます。錦織のFHダウンザラインのウィナーが決まりました。フェレーロのエラーも手伝って錦織がブレークしました。 第2ゲーム(0F−1N) このブレークで余裕がでてきたのか、フェレーロを振り回してエラーを誘う錦織。かつてのクレーの王子様をもてあそんでいるような感じ。ちょっと信じられません。 第3ゲーム(0F−2N) フェレーロのパターンが分かってきたのか、ポジションを予期してほとんどの狂いがない錦織。かなりのテニスIQです。フェレーロをダブルブレークしてしまいました。 […]

フェデラーが勝者のマインドセットでロッテルダム優勝

2012/02/20 11

February 20, 2012 デ杯の単複で完敗してしまったフェデラーがかなり心配されましたが、ロッテルダム大会でデルポトロに6-1 6-4で快勝。見事ことし初優勝を飾りました。今までフェデラーには敗戦のパターンがあったように思いますが、その殻を打ち破ったダヴィデンコ戦が優勝のきっかけだったと思います。勝因はフェデラー曰くwinner’s mindsetでした。 [private] I had a winner’s mindset. mindsetとは思考態度と訳されていますが、英語はもっと深い意味を含んでいます。「自分のあるべき姿を信じること」というような意味ですが、winner’s mindsetとは「自分は勝者であると信じること」 この勝者の信念があったからこそフェデラーは勝てたと語っていました。 この勝者のマインドセットについて語る前に、フェデラー自身が歩んできた敗北のパターンをあげてみたいと思います。 (このパターン分析はあくまでもtennisnakamaの独自な分析であることをお断りしておきます。) 第1セットを落とすと負けてしまうパターン 記事『フェデラーのデ杯2敗の原因を探る』の中で、第1セットに勝っても試合を落としてしまうフェデラーのパターンについて書きましたが、今回は「第1セットを落とすと負けてしまうパターン」について述べてみたいと思います。 第1セットへのこだわり 以前からフェデラーがいかに第1セットが大切であるかを強調してきました。あまりに第1セットを重要視したために、「第1セットを落としてしまうと勝てない」というジンクスを彼自身つくりあげてきたように思います。 第1セットを落として勝った最後の試合は2010年10月 フェデラー def ヴァヴリンカ:2-6, 6-3, 6-2 このスコアは2010年のストックホルムのQFです。このトーナメントにフェデラーは優勝していますが、これ以降は第1セットを落として勝った試合は、先週のロッテルダムのダヴィデンコ戦が初めてとなります。1セットを落とすと敗退してしまうパターンが16ヶ月間も続いたのです。 3セット試合では、第1セットを落としてしまうと、ものすごいプレッシャーがかかってきます。第2セットを落とすとそれで終わり。ここで「自分は勝者である」という確固たるマインドセットがなければ、このプレッシャーに負けてしまうことになります。 昨年のウィンブルドンとデ杯では第1セットを落としても勝った試合はありますが、これらは5セット試合です。第1セットの敗退がメンタルに与えるインパクトは3セットにくらべてはるかに少ないのでパターンの対象外としました。 ここでパターンの対象になるのはマスターズ、ATP500/250の3セット試合です。 パターンを破ったダヴィデンコ戦 準決勝ではフェデラーはオンザライズでカウンターを打ってくるダヴィデンコに危うく敗退するところでした。ダヴィデンコの超速急フットワークと正確なショットは、2009年に上海とファイナルズに優勝した、あの圧倒的に強いダヴィデンコを彷彿させるパーフォーマンスでした。 フェデラー def ダヴィデンコ:4-6, […]

誤診でデ杯欠場のラオニッチがサンホゼで時速250kmのサーヴを記録

2012/02/17 4

February 17, 2012 昨年のサンホセの優勝者ラオニッチが時速約155マイル(249.45km)の超高速サーヴを記録しました。この記録は最高速度を記録したカーロヴィッチの時速156マイル (251km)にあと1マイルに迫るNo.2の速さとなります。ロディックがUSオープンで153マイルを記録したとき、最前列でこのサーヴを生体験しましたが、バーンと音がして一瞬に消え去ってしまったとんでもないミサイルサーヴだったことを覚えています。 [private] デ杯の欠場は医師の誤診だった 先週ベネトーをデ杯初日に破ったラオニッチは、ネスターと組んでダブルスにも出場しましたが、ヨドラ/ベネトーに敗退。その時に膝に痛みが走り超音波検査を受けたところ、4mmの腱断裂の診断を受けてしまいました。この怪我は1ヶ月の休養を必要とし、もし次のシングルスに出場すれば断裂が大きくなり、回復に8ヶ月から一年を要するという厳しい診断でした。 次のツォンガ戦はカナダが1勝2敗で生き残れるかどうかの最も重要な試合。ラオニッチの代打としてダンチェヴィッチが対戦しましたが。当然のことながらツォンガに敗退しまい、フランスの勝利が決定しました。 検査の直後にラオニッチはスペインのかかりつけの医師に電話で事情を説明しました。そのときにMRIで24〜48時間後にもう一度検査した方がよいというアドヴァイスを受け、サンホセに近いスタンフォード・メディカルクリニックで再検査を受けたのです。再検査の結果で分かったことは、「断裂ではなくちょっとした腱鞘炎で、プレーすることはできた。」というもの。 もしツォンガ戦に出ていたら、ラオニッチは彼を倒すことができたかもしれず、そうなればひょっとしてカナダが勝てたチャンスもあるわけで、母国の医師の誤診で大きなチャンスを逃してしまったことは皮肉でした。 しかしどうしてこのような重要な検査をMRIで受けなかったのか? この疑問が湧いてきます。 それは時間の問題だったそうです。ダブルスが終わったのは6時。そこから病院に直行したのが夜の9時。この時間帯では誰も検査をできる担当者がいなく、やっと探しあてての超音波検査でした。 しかしもしMRIをそのときに受けていたとしても、腫れで精密な検査は疑わしいようで、24〜48時間後に再検査する必要があったようです。カナダにはアンラッキーな結果となりましたが、私としては、腫れがある膝を抱えてのツォンガ戦はやはりやるべきではなかったように思います。これは止めろというウォーニングであったわけで、欠場した決断は正しかったと思います。 今までの僕のサーヴは正確なサーヴで速さではなかった 小さいときからピンポイントに打てるサーヴの練習に時間を費やしてきた。スピードはそれほど念頭にはなかったけれど、フィジカルのトレーニングによって徐々にスピードがついてきた。 僕はよい肩をもって生まれてきたようで、これはジーンズのおかげ。 ピート・サンプラスは僕のアイドルで彼のサーヴに憧れていた。同じトスでどんなスポットにも打つことができる。しかも驚異的な2ndサーヴでコートとペースをコントロールする。サンプラスは試合に負けても、彼のコントロール下にあったようなゲームをしている。彼は僕のインスピレーションだ。彼のような試合ができるように努力している。 試合の前はミディアムレアのステーキを食べることにしている。サーヴで世界新記録をマークすることができるかもしれないけれど、スピードが遅くてもエースをとってフリーポイントがとれれば嬉しい。 今日2月17日の準々決勝でラオニッチはアンダーソンと対戦します。さて世界新記録がでますかどうか? ラオニッチの試合観戦に新しい楽しみが増えましたね。 ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします♡

モンフィス兄弟とロペス虚兄弟 (?) がダブルス対決:モンペリエ大会

2012/02/01 1

February 1, 2012 Montpellier:  (追加更新) 自己宣伝になって恐縮なのですが、『一目瞭然』のおかげで、今まで目を通すことのなかったいろんな試合、選手たちの活動が手に取るようにわかり、ますますテニスが面白くなってきました。今回はフランスのモンペリエ Montpellier で行われているATP 250の大会のダブルスに、Monfils/Monfils vs Lopez/Lopezの名前を発見。彼らは間もなくダブルスを行いますが、一体これはどういうこと? [private] Photo: Isabelle ENGUIX’s Gallery この写真、誰かと似てませんか? ゲール・モンフィス(ガエルではありません:)に似てますね。 彼の名前はダリル・モンフィス Daryl Monfils18歳。実はゲールの弟なんです。テニスはうまいのですが、多くの怪我で休場を強いられテニスのキャリアは?のまま。16歳のときはテニスの奨学金でアメリカの大学に入りたかったとか。ですから彼は一応ATPに登録されていますが、過去の賞金は270ドルのみ(2万円)。ランキングもつかない「一体どうなってるの?」の選手ですが、お兄さんと一緒にダブルスのWCをもらって出場が決まりました。 ツアーでいそがしい兄とはほとんど顔を合わせることがない二人は、一緒にいる時間はテニスをしないで、バスケットボールかビデオゲームをして遊ぶとか。ですからこの兄弟のダブルスは大会では初めてとなります。 2010年の新聞資料: Daryl Monfils thread : following the petit frère フランス人らしい粋なはからいで、モンフィス兄弟の対戦相手も兄弟で行こう!と思ったかどうかわかりませんが、そうは簡単に兄弟がみつかるわけでもなく、フェリシオ・ロペスとマーク・ロペスの虚兄弟を誕生させて対決となりました。楽しい楽しい! この試合は現地時間で2月1日夜9時。日本時間は2日の早朝5時頃に行われます。ストリーミングがみれるとよいですね。 (追加更新) しかし『一目瞭然』でFロペス/Mロペスのペアと対戦となっているのに、大会の公式サイトのスケジュールでは、オータネイツのダヴィデンコ/クニツィンのペアが対戦となっています。 ミステリー! いろんなブログでこのM/Lのダブルスが話題となっていますので、これは一体どういうことなんでしょうね? どちらが正しいのでしょうか? まず急にどうしてFロペスとMロペスを誕生させることができたのか? Fロペスはシングルスに出場(今試合中)していますので問題はありませんが、一体どこからマークを拾ってくることができたのか? 興味もあってtennisnakama探偵が調べてみました。 […]

添田・杉田選手がともにチェンナイ準々決勝へ

2012/01/06 4

January 6, 2012 Chennai ブリスベンの錦織圭がバグダティスに敗退し(勝てる試合だった)、そして伊藤竜馬がトミッチに完敗してしまって(トミッチは本当に強くなりました)がっかりしていたところでしたので、インドのチェンナイでの添田豪と杉田祐一の両選手の活躍は本当に嬉しく思います。 [private] ストリーミングで二人の試合を観戦することができたのですが、やはりストリーミングは限界がありますね。向こうにいる選手はほとんど見えず、しかもボールもどこに飛んでくるのかも分からない荒い画像。それでもライヴスコアよりはましでしたが。 添田 def ドディック:7-6(6) 6-3 ドディックはクロアチア人で添田と同じ27歳選手。しかしランキングははるかに高く36位。ドディックはときどきとんでもない強さを発揮することがあり、昨年のオーストラリアンオープンでは、絶好調のジョコヴィッチから1セットを取った唯一の選手でした。またモントリオールではナダルを破っています。 昨年ドディックは、ジャパンオープンにも出てましたのでご存知の方も多いと思いますが(1回戦はモナコに勝ち、2回戦ではナルバンディアンに破れる)、とにかく相当強い選手なのです。 第1セットは本当に接戦でしたが、焦ることなく冷静に、しかもディフェンシヴになることもなく、とにかく添田は粘り通しました。ドディックは途中でメディカルタイムアウトをとり、背中のマッサージを受けました。第2セットでは背中の痛みが原因なのかどうかわかりませんが、ドディックはBPの数が増え5度もブレークされそうになりましたが、それでも4度セーヴ。二人はブレーク、ブレークバックを繰り返して添田がメンタルで勝ち取りました。 明日はいよいよ準々決勝。相手は17位のヴァヴリンカです。怖い相手ですね。試合時間は添田も杉田も夜の10時ごろ。試合時間が延びる場合がありますので、サイドバーの『全試合が一目瞭然!』を参考にしてください。 杉田 def ルー:7-6(5) 6-4 対戦相手のルー選手は台湾出身の82位。一時は33位にまでのぼった選手です。昨年のウィンブルドンでは5位のロディックを破って準々決勝に進出しましたが、優勝したジョコヴィッチに敗退しています。杉田とルーはチャレンジャーで2度対戦していますが、いずれも杉田が敗退。ルーはトップ選手との対戦も多く、235位の杉田が負けて当然の相手でした。 ルーがアジアの選手のため、背丈や格好が似ていて、しかもプレースタイルも似ているため、暗い画像では結構ややこしいかったです。第1セットは杉田は8度もブレークされそうになり、ハラハラの連続でした。しかしブレークバックしてタイブレークまで粘り、しかも第1セットをとってしまったのですから、この勝利が大きな自信につながったようです。 第2セットからはルーが焦ってエラーが多くなり、今度は彼が6度のBP。しかし杉田は落ち着いたプレーで一度ブレークされたものの、すぐブレークバックしなおし勝利を決めました。 明日はいよいよ準々決勝となりますが、対戦相手は10位のアルマグロです。いくらハードが弱いといってもアルマグロはトップ10の選手。しかし2回戦でロークスを破り「キャリアでベストの試合だった」と語っているだけに、自信にあふれた杉田はかなり期待してよいのではないかと思います。なぜなら・・・ アルマグロはまだ試合をやっていないのです。1回戦はBye、2回戦は相手がデフォルトして不戦勝。シングルスでは一度も球を打たずに、突然準々決勝になってしまったわけですが、これは杉田にとってはグッドニュースです。ダブルスでアルマグロは試合をしていますが、シングルスはまだやっていないので、勘がもどっていないはず。アルマグロがリズムを得る前に押せ押せで攻めていけば、ひょっとしてひょっと・・・かもしれません。 デ杯でワールドグループのカムバックを決め喜びの万歳をする杉田祐一、錦織圭、竹内映二監督、伊藤竜馬、添田豪の日本チーム。今後の彼らの活躍を期待しましょう。 ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします♡

フェデラー優勝:「スター誕生!」と錦織圭を絶賛

2011/11/06 20

November 6, 2011 Swiss Indoors Finals (ハイライトのビデオ) ついに錦織圭の子供の時からの夢、フェデラーと対戦する日がやってきました。しかも決勝で対戦とは! 誰が想像したでしょう。冗談半分で「そうなったらもう気絶ですね」なんて書いたりして本当に失礼しました。 圭君の大ファンの指揮者のティムを覚えていらっしゃいますか? 昨日彼からも「決勝進出、ばんざ〜い!」というテキストメッセージをもらいました。嬉しかったですね。世界の錦織ファンが夢を観るような気持ちでTVの前で応援してくれたと思います。[private] フェデラー def 錦織:6-1 6-3 決勝では錦織圭は実力を発揮できませんでしたが、驚異的な活躍で世界のテニスファンをあっと驚かしました。圭君はまだ21歳。これからですね!それにしてもフェデラーは強い。まるでエグジビションのテニスといってよいほど華麗で圧倒的でした。 Photo: Bazonline.ch 優勝受賞の挨拶で、フェデラーの冒頭の言葉が「スターが誕生しました!」でした。 「5年前からKeiを知っていますが、怪我の困難を乗り越えてよくここまできました。彼の今後の活躍を楽しみにしています。」と圭君に激励の言葉をくれたフェデラー。やさしいですね。 そして最後に「ダンケシェーン」のお礼を会場のファンに言ったとき、言葉が涙でかすれてしまいました。泣いています!いろんな昔の思い出がよみがえってきたのでしょう。ジーンと胸を打つロジャーの表情。美しい涙です。 圭君とフェデラーが、一人一人のボールパーソンにメダルをかけてあげてます。演出が素敵です。圭君はにこにこしながら子供にメダルを渡しています。解説者も彼はおとなしいがとても好青年と褒めていました。本当にその通りですね。 圭君は受賞の挨拶で、トーナメントディレクターに「WCをくださってありがとうございました。もしもらわなかったら、ここでプレーすることはできませんでしたので。」といって会場の笑いをさそいました。 「本当に楽しかったです。またここにこれることを祈っています。」と圭君。サーヴがもっと向上すれば、どこまで圭君のランキングが上がるのか、世界が圭君に注目です。 「スター誕生!」圭君おめでとう! ロジャー、優勝おめでとう! 決勝ハイライト (追記)これから今走っている夫を応援しに出かけます。ニューヨークの空は雲ひとつないマラソン日より。先週に大雪が降ったなどと信じられない晴天気です。 コンピューターを落としてから調子が悪くどうしても記事をかくことができませんので、新しくコンピューターを買ってきました。私はすべてマックなのですが、しかし・・・すでに2年前とはガラッと違ったシステムになってしまっていて、今格闘中。(汗) というわけで、決勝の詳しい報告はできるかどうか。

錦織 vs ジョコヴィッチ準決勝(試合報告 with Video)

2011/11/06 2

November 6, 2011 Swiss Indoors 昨夜に試合報告の記事を書くつもりだったのですが、本当に気絶してしまってハッと目が醒めたのが午前3時半。今からぼちぼち書き始めます。 夕べは錦織圭の快挙に、嬉しくてシャンペンを買ったのはよいのですが、夫が翌日ニューヨークマラソンに出ますので、アルコールは禁止。私一人で祝杯をあげていましたら、途中で意識が・・・ hahaha (汗)フェデラーとの夢の決勝の前に気絶していてはいけません。[private] ではまずベーグルの6−0となってしまった第3セットをお楽しみください。 錦織 def ジョコヴィッチ:2-6 7-6(4) 6-0 第1セット 第2ゲーム(0−1)錦織のサーヴ 圭君の1stサーヴは最悪の20%ですが得点は40−0という不思議なサーヴィスゲームでした。ジョコヴィッチが心なしか元気がありません。圭君のダブルフォルトで40−15となりましたが、2ndサーヴがよく決まってゲームをホールドしました。ひとまずはホッ。 第3ゲーム(1−1)ジョコヴィッチのサーヴ ジョコヴィッチがおかしい? 大きくFH(フォアハンド)を出してしまうエラーで0−15 圭君もワイドやロングに出してしまってエラーが続きます。圭君が緊張しているのは理解できますが、ジョコヴィッチがモタモタしているのにちょっと驚き。サーヴも45%と低い。攻めるなら今のうち!  第4ゲーム(1−2)錦織のサーヴ しかし、やっぱりジョコヴィッチは強かったです。まず初球からシグネチャーショットのBH(バックハンド)のダウン・ザ・ラインのウィナーを!0−15 次はネットラッシュで圭君にプレッシャーを与え、圭君はパッシングショットを出してしまいました。0−30 圭君のエラーが続き0−40でジョコヴィッチがブレークしてしまいました。 圭君のサーヴは最悪の22%。こんなことではぼろ負けしてしまうかも・・・ 第6ゲーム(1−4)錦織のサーヴ 圭君がよくネットにかけてエラーを出しています。15−15でまたネット。あっ!圭君はイライラでラケットをコートに。BPでジョコヴィッチがFHのダウン・ザ・ラインのウィナーをベースラインに打ち込んで、圭君をダブルブレークしてしまいました。 ううう これは最悪のシナリオ・・・しかしジョコヴィッチからは圧倒的に強いという印象は受けません。圭君が落ち着いてプレーすれば、まだ絶望的ではありません。 第7ゲーム(1−5)ジョコヴィッチのサーヴ やっぱりジョコヴィッチがおかしい。つまらないところでエラーを犯しています。ダブルフォルトで30−40のBPとなりました。チャンス! ジョコヴィッチのドロップショットに圭君はたどりつき深く返しました。すごい足の速さです。ジョコヴィッチはネットにラッシュした圭君にロブを。しかしロブが浅くて圭君はスマッシュ! やりました!圭君がブレークバックしました! ここでジョコヴィッチはメディカル・タイムアウトをとりました。右肩と腕が痛むようです。これは昨年のUSオープンからひきずっている怪我です。ジョコヴィッチには悪いのですが、圭君が冷静にプレーすれば勝てるかもしれません。しかし勝ち急いでは負け。No.1を過小評価してはなりません。 第8ゲーム(2−5)錦織のサーヴ ここで攻めればよいのですが、何しろ圭君のサーヴはまだ24%をウロウロ。足がきちんと入らずBHをネットして30−40のBPとなってしまいました。圭君のスライスがコートの外に出てしまって、ああ、またブレークされてしまって第1セットは終了。 […]

錦織圭がジョコヴィッチを破り決勝へ!

2011/11/05 29

November 5, 2011 Swiss Indoors スイスインドアーズについて半分冗談で書いたことがどんどん現実化していきますね!いよいよフェデラー(これからヴァヴリンカとSFですが、たぶんフェデラーが勝つと思います)との決勝なんて、ホント皆で気絶です! ジョコヴィッチの肩の故障がなければ、勝敗はどうなっていたか分かりませんが、圭君自身も足首を故障していますので、土俵は同じ。痛みを抱えた負傷者の同士の死闘の戦いでした。圭君は落ち着いて最後まで冷静さを失いませんでしたね。すばらしい![private] そしてジョコヴィッチに大きな拍手を送りたいと思います。彼は第2セットでリタイアすることができましたが、最後まで頑張りました。肩の痛みが激しくなって、記者会見では3〜4日は練習もできないかもしれないと語ったそうで、そうなると、ジョコヴィッチとマリーがもし欠けてしまえば、トップ4はフェデラーだけとなってしまいますね。 Photo: Getty Images /BBC Sport フェデラーvsヴァヴリンカを観た後、この記事の続きで試合報告を行います。Hopp Roger!

錦織圭、準決勝進出でジョコヴィッチと対決(試合解説)

2011/11/04 12

November 4, 2011 (更新) おめでとう! 圭君! スイスインドアーズの準決勝進出。もう夢のようです! 冗談でジョコヴィッチと準決勝なら失神、フェデラーと決勝なら気絶なんて書いたことが本当に起こりそうです。[private] 11月4日スイスインドアーズ準々決勝:錦織 def ククシュキン:6-4 5-7 6-4 最初の試合で午後2時はまだ会場はガラガラです。二人の知名度が低いので仕方がないのでしょうが、来年は会場がもう少し多くの人で埋まりますように。添田豪は今チャレンジャーを回っていますが、ストリーミングでみていると涙が出てきます。これこそ本当に誰もいない。しかもローカルで祖末なクラブのコート。それに比べればバーゼルは天国のよう。観客が少ないと不平を言うとバチがあたりますね。 第1セット 第1ゲーム(0−0)ククシュキンのサーヴ 表情がやわらかで余裕がある圭君はアグレッシヴにリターンゲームを展開。BP(ブレークポイント)にまでもっていきましたが、サーヴィスリターンが短く叩かれてしまいました。その後は圭君のエラーがつづきブレークはできませんでしたが、アグレッシヴな攻めはよかったと思います。 第2ゲーム(0−1)錦織のサーヴ ゲームの展開は第1ゲームとそっくりで、BPになりながらククシュキンはダウン・ザ・ラインのウィナーを失敗してブレークチャンスを逃してしまいました。二人のバックハンドのクロスラリーが続きます。圭君はかなり慎重で、なんとかゲームをホールドすることができました。1stサーヴは60%で悪くはありませんが、簡単にリターンされてしまうところが問題。 圭君は2回戦のサーヴの確率があまりにも低かったので、たぶん確率を上げるための安全サーヴなのでしょうが、エースやウィナーでフリーポイントがとれない1stサーヴでは、ラリーが長くなってしまってブレークされやすくなります。 第4ゲーム(1−2)錦織のサーヴ ククシュキンはカウンターパンチャーで確実に返球してきます。圭君にミスが目立ち始めました。武器のフォアハンドがネットしてしまい、なかなか思い切って使えないようです。やっとククシュキンを左右に振り切ってゲームをホールド。圭君のサーヴは50%に低下してしまって、ゲームをホールドするのが精一杯といった感じがします。 第5ゲーム(2−2)ククシュキンのサーヴ 40−40までもちこんだ圭君は、教科書のような見事なショットの組み立てでBP(FHのインサイドアウトを打ち続け、最後はククシュキンの逆足を狙ったウィナー) ラッキーだったのは、BHのダウン・ザ・ラインがサイドラインに落ちてウィナーとなったこと。このまぐれのショットでブレークできました。運も勝利には必要でかなりついています。 ほとんどウィナーを狙わず、徐々に攻めていく賢明な攻撃をする圭君。ラリーもミスがなくなり、長くつづけられるようになりました。 第6ゲーム(3−2)錦織のサーヴ ブレークした後は気持ちに余裕がでてきます。圭君は40−0でサーヴィスゲームをホールドしました。 第7ゲーム(4−2)ククシュキンのサーヴ 自信がでてきたのでしょうか。圭君のFHの切れがよくなってきました。ラリーも落ち着いています。30−30でラッキーにも圭君の球がネットコードしてBP。ククシュキンはかなり焦り始め、得意のBHを出してしまってダブルブレークされてしまいました。 第8ゲーム(5−2)錦織のサーヴ 圭君のServing for the setです。意識しすぎて完全に固くなってしまって、まずダブルフォルト。そしてFHを3m以上出してしまうバカ打ち。まるで人が変わってしまったようなエラーが続きます。BPでは2ndサーヴをククシュキンはリターンエースをしてブレークバック。 う〜ん。このあたりがまだメンタル不足というか・・・ 第9ゲーム(5−3)ククシュキンのサーヴ 圭君はブレークバックを許してしまったことを引きずっている感じがします。BHをネットにかける。またBHをネットに。今度はFHのエラー。これで合計16のエラーです。こうも次々とエラーを犯していてはセットを落としてしまうかも。 第10ゲーム(5−4)錦織のサーヴ 二度目の圭君のServing […]

錦織圭、セッピを破り準々決勝へ

2011/11/04 4

November 4, 2011 Swiss Indoors 錦織圭が快進撃を続けていますね。第2セットはタイブレークで危ないところでしたが、守りぬきました。最近はトップ選手の「勝てるテニス」ができるようになって、本当に嬉しく思います。 テニスチャンネルでは初戦から生放送していますので、昨日の錦織圭vsセッピの2回戦は生観戦できるものと信じていたのです。ところがどうでしょう。時間になればロディックの1回戦の録画。いくら二人がマイナーな選手だからといって、これはひどいと思いませんか。ストリーミングでもさがしましたが、まったく放送しているところはなし。スイスの放送局もひどい。[private] というわけで、圭君の応援はライヴスコアになってしまいました。ライヴスコアではどんなショットを打ってポイントを取ったのか、それとも失ったのかが全く分からず。分かっているのはサーヴの確率のみ。想像をたくましくしてスコアボードをにらみながらの観戦で第2セットの後半からは、運転中のやってはいけないスコア観戦。でも落ち着いてタイブレークを勝ってくれて本当に嬉しく思います。 「記者会見では、サーヴをよくしていかなければ」と言ってましたが、ライヴスコアを見る限り、圭君の言うとおり「一にもサーヴ、二にもサーヴ」という感じでした。  11月3日2回戦:錦織 vs セッピ:6-3 7-6(4) 第1セット スコアボードだけをみて試合を記録するつもりはなかったのですが、錦織圭が第1ゲームでブレークされ、第2ゲームでブレークバック。これはきびしい試合になるかも、とあわててコンピューターに向かいました。 第3ゲーム(1−1)ではまたもやブレーク。またブレーク合戦? どんなラリーを続けているのか分かりませんが、かなり危なそうな橋をわたっている感じがします。 しかもスコアボードが正しく機能せず、セッピのサーヴィスゲームのポイントはすべてゼロというアホなスタッツでは、全く状況が読めません。 圭君をリードしたまま第6ゲーム(4−1)へ。セッピのサーヴ。 圭君のサーヴは70%で好調。しかもポイント率は8割です。セッピは62%。このまま逃げ切ってほしいのですが、しかしセッピもサーヴがよくなってきたようで、40−15のゲームポイントをとって4−2へ。 第7ゲーム(4−2)圭君のサーヴ。 サーヴが入らなくなってきました。圭君の2ndサーヴの得点率はわずかの13%ですので、まだ2ndサーヴが弱点となっています。15−30。やっと30−30へ。そして40−30でゲームをホールド。 第8ゲーム(5−2)セッピのサーヴ。 セッピの1stサーヴがよくなってきたのか、ポイント率も50%に上がってきました。40−30でゲームをホールドしました。 第9ゲーム(5−3) 圭君のサーヴ。 圭君は63%、セッピは63%の1stサーヴとなり、まさに予断を許さず。しかし圭君のリターンが50%。2ndが70%で、圧倒的に圭君のリターンの方が優れています。 しかし圭君の1stサーヴが入らず0−30 危ない! サーヴは59%に落下。 30−30へとやっと回復。入らなくなってしまった1stサーヴ。 何とか2ndサーヴをキープして40−30。 やりました!ゲームポイントをとって6−3で第1セットを勝ち取りました!  試合時間は34分。あとわずかで私はミックスダブルスにでかけなくてはなりません。1stサーヴの確率が落ちてきたのが心配。 第2セット 第1ゲーム(0−0)セッピのサーヴ。 圭君はすでに30−40でセッピをブレーク。しかしセッピのサーヴは67%と悪くないのです。圭君のリターンがきっとすばらしいのでしょうね。 第2ゲーム(1−0)圭君のサーヴ。 40−15とスコアはよいのですが、圭君の1stサーヴは入らず苦戦しています。やっと入って25%。しかしすぐ40−40まで追いつめられてしまいました。ここでブレークバックされてしまうと元もこうもありません。がんばれ!圭君! […]

速報:マリーが試合直前に棄権!

2011/11/02 6

November 2, 2011 Swiss Indoors 今ライヴTVでスイスインドアーズを観ていますが、マリーvsハーセを期待していたら、何とマリーの代わりに出てきたのが、スイスのチウンディネリ。エッ? 何度もスケジュールを見直してもマリーのはず。一体マリーに何が起こったのか? [private] AFPニュースによると、マリーが試合直前に(多分ウォームアップのときだと思いますが)、右腰下の筋肉 Gluteal Muscle臀筋を引っ張ってしまったのだそうです。こうなるとフェデラーファンは飛び上がって喜んでいる姿が目に浮かびます。マリーには本当に気の毒ですが、悲しいかな怪我はアスリートにとっては宿命的なもの。詳しいことが分かり次第、追って更新していきます。 これでいよいよ錦織圭vsロジャー・フェデラーですね!(ジョコヴィッチファン、気を悪くしないでください。日本のテニスファンへのペップラリーですので) ★11月2日午前11時30分更新(以下の情報はBLUE1101さんと Haruna2180さんからTwitterによっていただきました。ありがとうございます!) スイスの有名なスポーツライターのルネ・ストーファー氏のTwitterによると、マリーは原因について以下のように語ったそうです。 月曜は練習を沢山してすごくいい感じだった。でも火曜日になったら動けななくなってしまった。多分寝違えてしまったと思う。 by staffsky rene stauffer #Andy_murray just said: “Monday i practised hard and felt great. Tuesday i could not walk.Maybe i slept in a wrong […]

錦織圭がベルディフに初戦快勝!

2011/11/01 18

November 1, 2011 Swiss Indoors (記事公開:試合内容を説明) Photo: bettor.com バーゼルのスイスインドアーズで、錦織圭が久しぶりの会心のテニスを第2セットからやり、ベルディヒを寄せ付けませんでした。日本は明け方の4時頃だったので観戦できなかった錦織ファンのために、いかに圭君のテニスがすばらしかったか報告してみたいと思います。[private] 錦織 def ベルディヒ:3-6 6-3 6-2 まず圭君はブログでベルディヒ戦にそなえて以下のように述べていました。 (バーゼルの)コートは遅めでボールが上海と同じでかなり飛びます。 強打をするとアウトが多くなるので気をつけないといけません。 そしてドローセレモニーに参加さしてもらって1回戦はベルディッチ選手になりました。 彼とは2年前のシドニーで勝っていますが2年も経っているので久しぶりの対戦です。 思いきりのいいプレーをしたいと思います! 上海は速めのコートで、しかも高く飛ぶボールで圭君はSFまで行ってしまったのですから、足首を痛めたとはいえ、自信は相当あったと思います。しかもベルディヒには2009年にオーストラリアのブリスベンで勝っています。(圭君はシドニーといっていますが) いくらベルディヒがランキングが6位だとは言え、圭君は7位のツォンガも倒しているのですから、「勝てる」という自信があったはず。圭君はその自信に支えられて最後まで冷静にプレーすることができました。最近の圭君はコーチ軍が変わってから、プレーが落ち着きエラーが少なくなってきました。(ベルディヒは33もエラー。圭君はわずかに12です) ジョコヴィッチ vs マリースの試合は会場は満席で、No.1のテニスを観たいという人たちが集まり大変盛り上がっておりました。しかし彼らが去ってしまうと観客も去ってしまい会場はガラガラ。圭君の名はしらなくてもベルディフくらいは知っているでしょうに。6位でも観客は帰ってしまうので、本当にスポーツの世界は厳しいですね。 第1セット 第1ゲーム(0−0)からベルディヒのサーヴィスゲームは波乱状態。2度もBPに。しかしブレークは免れたものの、どうもサーヴが思うように入りません。ベルディヒは特にサーヴで相手にプレッシャーを与えてくる選手ですので、サーヴが入らないと自身のプレーも自信がなくなりエラーが増えてくる選手です。 しかし圭君はベルディヒに輪をかけて、最初のサーヴィスゲームは1stサーヴがわずかの20%。これではブレークしてください、とお願いしているようなもので、15−40であっさりと第2ゲームを落としてしまいました。 ランキングから言えば6位のベルディヒが30位の圭君にストレートに快勝するはず。解説者はもう圭君には全く勝つ余地がないようなことを言い始めましたので、ムッとしながら、いやいや彼の恐ろしさを知らないのよ、と独り言をつぶやきながら観戦。しかし問題は圭君のサーヴです。 それでも圭君のサーヴの確率はゲームを重ねるごとによくなり、5割にアップしてきました。圭君は第6ゲーム(1−4)を40−0、第8ゲーム(2−5)も40−0と、ポイントを譲らない強いサーヴィスゲームを展開しているのですが、なかなかベルディフをブレークするチャンスがありません。 第9ゲーム(3−5)で、ベルディヒにBPへと迫りながら、圭君はリターンを出してしまってブレークできませんでした。これは惜しかった。 第1セットでは3度のブレークチャンスを圭君はすべてリターンを出してしまい見逃してしまいました。これは彼のリターンがお粗末なのではなく、ぎりぎりを狙ったアグレッシヴなリターンだったため、第1セットを失ってしまいましたが、アグレッシヴに攻め続けた圭君のプレーは、ベルディヒにかなりプレッシャーを与えることとなり、負けてもよしとする第1セットでした。 第2セット 第1セットの後半からは固さもとれてきた圭君は、第2セットではサーヴがよくなってきました。第1ゲームでは71% これくらいのサーヴの確率ですと、ブレークされにくくなり気持ちにゆとりがでてきます。 反対にベルディヒは第1セットは勝ったものの、圭君の調子が上がってきていることでかなり緊張気味。固さも手伝ってか、何と第2ゲームは1stサーヴが全く1本も入らず0%で、最悪なスタートとなってしまいました。 逆にどんどんサーヴが入るようになった圭君は、第3ゲーム(1−1)では77%の率にあがり、ショットも自信をもって振り切れるようになってきました。 […]

バーゼル大会のドロー発表:フェデラーのSF対戦はジョコヴィッチそれともマリー? 錦織の初戦相手は?

2011/10/29 8

October 29, 2011 マリーのWCで、ジョコヴィッチ、フェデラー、マリーの大激戦が予想されるスイスインドア Swiss Indoors Baselのドローが発表になりました。地元フェデラーはシード3。準決勝でジョコヴィッチに当たるのか、それともマリーに当たるのか? そしてWCで入った錦織圭の初戦の対戦相手は? [private] トップハーフ ジョコヴィッチは腰次第 ジョコヴィッチの腰の具合がどこまでよくなっているのか分かりませんが、バーゼルに着くなりフェデラーと練習をやりました。この日は木曜日でマリーのWCが発表されたのも木曜日。練習時はまだ二人はマリーのニュース知らなかったはず。後でマリーのニュースを知ったフェデラーはインターヴューで、「バーゼルにとって彼の参加はすばらしいこと。」と政治家的なコメントを残していますが、本音は複雑な気持ちだったと思います。 さてジョコヴィッチのドローですが、マリース(1R)、予選者(2R)までは問題なし。QFにトロイツキですが、彼のテニスを知り尽くしているためこれも問題なし。SFはベルディフかフィッシュとなりますが、ここまでジョコヴィッチの腰が持てば調子もよくなり決勝進出になると思います。 錦織圭の初戦相手はシード4のベルディフ 圭君はついてないですね。ベルディフは長年つき合ってきた女子プロのサファロヴァと別れてから、結果が出せるようになり北京で優勝したばかり。好調なベルディフを破るのは普通の作戦では無理だと思いますが、スクランブルで襲えばいけるかも。 ベルディフがネットラッシャーのヨドラに、昨年USオープンの初戦でストレート敗退するのを観て、意外なところに弱点があるのを発見しました。しかし圭君のサーヴが悪ければ簡単に処理されてしまうので、まずは1stサーヴを入れること。固くなってしまってはサーヴは入りませんので、負けてもともとで、リラックスしてベルディフとの試合を楽しんでほしいと思います。 ボトムハーフ フェデラーはマリーとSFで対戦(ドキッ) ジョコヴィッチはトップハーフで、マリーはボトムハーフということはドロー前から分かっていましたので、シード3のフェデラーがどちらにつくのか興味津々でしたが、マリーに当たってしまいましたね。 スタラーチェ(1R)、ベルーチ(2R)、ロディック(QF)までは比較的にイージーなドローなのですが、マリーとのSFでフェデラーの優勝はきびしくなってきました。 マリーが好調のティプサレヴィッチとQF しかしマリーもSFまで残れるかが問題。ハーセ(1R)、ヴァヴリンカ(2R)まではよいのですが、QFではティプサレヴィッチが対戦相手となります。モスクワで優勝したばかりの絶好調のティプサレヴィッチとのQFはきびしい戦いとなるはず。 とにかく今年のバーゼルはATP500とは思えないすごい顔ぶれで、テニスチャンネルでも火曜日から生放送という力の入れようです。どうか圭君の試合が火曜日になりますように。 バーゼル残酷物語 かわいそうなのはスイス人のチウンディネリです。最初にWCをもらったのは彼でした。しかしヤングのWC入りで突然取り消されてしまったのです。インターネットで発表しておきながら、これはあまりにも残酷な話。そのかわりに予選のWCが与えられましたが、本戦のWCと予選では大違いです。もっと地元の選手を大切にしないと選手が育ちません。しかしチウンディネリはすでに30歳。若いスイスの選手はいないの〜? 調べてみましたら、本当に誰もいない! 皆年寄りばかりです。やっと632位に20歳のエアラット君が出てきました。スイスの未来は真っ暗です。

マリーの参加で大激戦となるバーゼル大会:WCを依頼をしたマリーの真意は?

2011/10/27 8

October 27, 2011 Basel: (更新) 昨年バレンシアに出場したアンディ・マリーが、今年はバレンシアを蹴ってバーゼルにWCをもらって出場することになりました。マリーの参加によって、バーゼルのトーナメントはトップ4の3人、ジョコヴィッチ、マリー、フェデラーが出場するという前代未聞の激トーナメントとなりました。しかしなぜマリーは激戦だと分かりながら、WCまでもらってバーゼルに出場するのでしょうか? [private] バーゼル紙はマリーの目的はロンドンファイナルで、サーフェスもボールもロンドンと同じバーゼルを選んだのでは?と書いていますが、これは違うと思います。というのはバレンシアもロンドンと同じグリーンセットのサーフェスでボールも同じヘッドだからです。 Photo: Bild: Keystone  フェデラーが準決勝で終わる可能性あり 今年のバーゼル大会のハイライトは、ジョコヴィッチvsフェデラーの決勝だったのですが、マリーの突然の出場で、フェデラーの決勝進出があやしくなってきました。 バーゼル大会はマリーに出場を依頼したわけではなく、マリーの方からWCをほしいと依頼があったそうです。ランキング3位のマリーにWCをくれないかと頼まれれば、バーゼルもNoとは言えません。バーゼル大会としては痛し痒しだったと思います。  なぜ激戦トーナメントにマリーは挑戦するのか? マリー自身のコメントがありませんので私の想像となりますが、マリーのバーゼルWCはジョコヴィッチとフェデラーへの挑戦状だと思います。 アジアのハードコートを連覇してきたマリーは、今最もホットで自信にあふれた選手です。怪我をしたジョコヴィッチにとっては久しぶりのトーナメントですし、フェデラーもデ杯以降トーナメントに出ておりません。つまり二人とも錆び付いた状態ですので、マリーが優勝する可能性は高いと言えます。 マリーの選択は面白いと思います。彼らのレベルになると技術的には差がほとんどありません。差があるのは「自信」という化け物です。 バーゼルに殴り込みをかけるマリー。タイトルをディフェンドしなければならない(昨年ではなく一昨年のタイトル)ジョコヴィッチ。地元だけに決勝までは残らなければならないフェデラー。マスターズよりも面白くなってきました。  錦織圭が本戦入りが決まらずスタンバイ バーゼルにオータネイツの2番目にリストされている圭君は、二人欠場者が現れないことには本戦入りができない状態にあります。今のところ誰も欠場する様子がありませんので、ひょっとすれば予選から戦っていかなければならないことになります。 圭君のランキングが30位なのになぜ本戦入りできない? エントリーの締め切りは大会の6週間前となっていますので、圭君のランキングは30位ではなくて54位なのです。 WCの可能性は? WCの枠は3人でマリーとチウンディネリがすでに決まりましたので、残り枠は一人。たぶんスイス選手に与えられると思います。 本戦だけでもレベルが高く大変な大会で予選からとなると本当にしんどいですね。でも頑張ってもらうしかない! Hopp Kei! (追記)圭君の公式サイトでWCをもらえたというブログのコメントがありました。すごいですね。おめでとう! 今週はずっと足首と戦ってました。 まだ100パーセントではないものの、昨日も今日も2セットこなせるぐらいにはなりました。 そして来週はレベル高いです。 エントリーした段階のランキングでは本戦には入れていないので、大会側からワイルドカードを頂けることになりました。 パリでも予選なのでタフな2週間が続きますが、そしてあまり好きでないインドア・・・。克服してきます。 足首の状態が気になります。それにインドアが好きでないというのも気になります。フロリダはアウトドアですものね。私はほとんどインドアですので、インドアの嫌いな人の気持ちはよく分からないのですが、圭君の言う通り克服するしきゃない!がんばってもらいましょう。

空席が目立った上海マスターズ:中国の野心は「北京をGSに?」

2011/10/18 13

October 18, 2011 Shanghai Masters 上海マスターズの空席 上海マスターズは、初戦からぶっ通しでテニスチャンネルが生放送してくれましたので嬉しかったのですが、びっくりしてしまったのはあまりにも席がガラガラだったこと。[private] トーナメントの前半は、会場は関係者以外に人影がなく、華々しく煙の中を登場してきた選手たちが、がら〜んとした会場に一様に「えっ?」というような顔をしていました。これじゃ選手があんまりにもかわいそう! 10月13日の3回戦でトミッチに勝ったドルゴポロフの記者会見で、記者たちもガラ〜ンとした会場に気の毒と思ったのでしょう。こんな質問が投げかけられました。(更新:この日は雨のため、会場は屋根付きのコート1に移りました) Q:誰もいない拍手もないコートでプレーするのはどんな気持ちですか? 奇妙な感じがしませんでしたか? ドルゴポロフ:ホント、変な感じでした。3回戦なのにその雰囲気が全くない。それにコートが速かったし、バウンスも違っていたし。そんな中で自分の気持ちをプレーするモードにして、モチヴェーションを高めてベストのプレーをするのは本当にむずかしいかったです。 プレーする方も辛いでしょうが、観戦する方もこんなにガラガラじゃ観ても楽しくありませんよね。スポーツ観戦は選手と観客が一体となる興奮状態がなければ、アルコールのないビールを飲んでいるようなもので実に味気ないものです。 今年の夏にモントリオールのマスターズに観戦に行きましたが、予選日から大盛況で、観たい選手の練習をみるのも大変でした。しかも本戦初日からセンターコートは満席に近い状態で、雰囲気も活気があって、それほどテニスに興味がなかった夫もとても楽しんでいました。ですからメジャーなマスターズがガラガラでは困ります。 第5のGSの可能性について ATPプレジデントの後任者と予想されているBrad Drewett氏が、中国のグランドスラムの開催の可能性について興味深い発言をしました。こんなにガラガラなのにGSなんて! 一体どういうこと? その背景を説明したいと思います。 楽天オープンと同時に開催された北京のチャイナオープンで話題になったのは、新しく完成したナショナルテニスセンターのスタジアムです。2008年のオリンピックの会場を使っていますので、コートは全部で18コートもあるにも拘らず、センターコートであったロータススタジアムの1万席を上回る、1万5千席の自動屋根付きの最新スタジアムを建設し、今年6月に完成しました。ATP500にしてはスケールが大きすぎる会場に、中国の真の意図を探る声が高まってきたのです。 北京はスケールの大きなマスターズやグランドスラムの昇格を望んでいると思いますが、スケジュールの点でそれは非常にむずかしいと思います。しかし実質のトーナメント(ATP500)よりもスケールの大きなトーナメントづくりをめざす北京の努力に感謝しています。 グランドスラムの歴史は4つのグランドスラムです。これらのグランドスラムの歴史と伝統は他のGSと取り替えることはできないのです。 Drewett氏がやんわりと、スケジュールの点で第5GSにすることは無理、また他のGSと取り替えることも無理と、北京がGSになる可能性のないことをほのめかしましたが、同時に中国の積極的な参加はテニス界に大きく貢献すると賞賛することも忘れませんでした。 しかしあくまで強気な北京の大会ディレクターの一人のCharles Hsuing氏は以下の発言をしています。 グランドスラムになれないということですが、回りを見回してください。グランドスラムが必要とするすべての施設は整っています。来年は賞金も上げますからね。 おお!北京は一体何をしようとしているのか? GSが駄目ならマスターズ? しかしそうなると上海のマスターズはどうなる? 不気味な北京の野望。 どうかジャパンオープンに影響がでませんように・・・

楽天オープン:楽しかったケリーの試食会

2011/10/10 0

October 10, 2011 Japan Open bluettiさんは関西の熱心なテニスファン。今回はこのようなメールと写真をいただきましたのでご紹介します。どんどんテニス仲間が増えてとても嬉しく思います。[private] ケリーQuelyのビスケットの味見会のアイデアは、えいこさんからいただいたビスケットを一人で食するのももったいなくて、樂天Japanオープンでなら全国のラファファンと楽しむことが出来ると考えたからです。 幸い大勢の観戦仲間の賛同を得て、おおよそ50名以上が試食・宣伝ボランティアに参加してくれました。 予選会の日曜から水曜まで、4日間毎日11時(開場時間)からパーティでした。お仲間がこれに合うクリームチーズなど提供して下さり、幾つもの味を楽しみました。 一致した意見として「想像よりとても素朴で美味しい」 今日も東京に行けなかった関西のラファファンと、ケリーのビスケットを囲み盛り上がってきましたよ。これも てにすなかまさんのブログへの書き込みがあったからこそ。 ありがとうございました!      

楽天オープン決勝:単複優勝したマリーの驚異的な強さ

2011/10/09 7

October 9, 2011 Japan Open アンディ・マリーは本当に強くなりました。先週バンコックで優勝したマリーはエネルギーが尽きてしまうどころか、なんとシングルスとダブルスで楽天ジャパンオープンに優勝してしまいました。[private] しかもナダルとの第3セットは、完璧なディフェンスとオフェンスによってナダルを完封。最終セットをベーグルでしめくくるセンセーショナルなヴィクトリーで楽天オープンの幕を閉じました。 マリー def ナダル:3-6 6-2 6-0 ナダルの敗退は予想できても、ベーグルでの敗退は誰が予想したでしょう。しかもナダルの調子は決して悪くはなかったのですから・・・マリーのプレースタイルが大きく変わりました。第3セットのマリーは、まるで最高調のジョコヴィッチのプレーをみているような錯覚を覚えるほど、完璧な攻守でミスがありませんでした。 第1セット 第1ゲームでナダルはエースを放ち、ネットラッシュをして見事なヴォレーで40−0でサーヴィスゲームをホールドして、マリーに「今日はアグレッシヴにプレーするからね」というメッセージを残しました。そのせいか、マリーは出鼻をくじかれて、第2ゲームですでにブレークされてしまうまずいスタートを切ってしまいました。 ナダルの1stサーヴは100%。しかしマリーの1stサーヴはわずかに17%。マリーはまったくサーヴが入りません。このままではナダルの完勝か? と思えるスタートでしたが、マリーは焦ることなく、いつものようなネガティヴな態度はみせませんでした。 ナダルはバックハンドのスライスを多く使ってマリーにリズムを与えず、しかも両サイドにマリーをゆさぶりながらアグレッシヴに攻めていきます。 しかし第4ゲーム(ナダル vs マリー:3−0)から落ち着いてきたのか、マリーのサーヴが急に入りだしたのです。ナダルのリターンが浮き始めました。ナダルがジョコヴィッチやマリーに劣るのはサーヴィスリターンです。球がつまってショートリターンに終わりがちで彼らに叩かれてしまいます。40−0でポイントをナダルに与えることなく、見違えるような強さでマリーがサーヴィスゲームを勝ち取りました。 ナダルのカウンターショットは、弱点であったショートボールは消え、ディープに入ってマリーを攻め続けます。マリーはまだ立ち上がったばかりという感じでナダルに圧され気味。ナダルは精度の高い攻撃力のある鋭いショットで、マリーを両サイドに振ってエラーを誘っています。 しかし・・・ナダルのサーヴィスゲームがあやしくなってきました。マリーのリターン力はジョコヴィッチに匹敵するほどすばらしく、ナダルの平均的なサーヴではゲームをホールドするのがむずかしくなってきました。 辛うじてブレークポイントをナダルがドロップヴォレーで(実にうまい!)ブレークを免れ、ブレークされることなく、第1セットを勝ち取りましたが、マリーのサーヴは17%から50%に上がり、それだけでなく、ポイント性の高い高質サーヴを打ち始めました。 もしマリーのサーヴ確率がどんどん上がっていけば、ナダルは彼をブレークするのは至難の技になってきます。 第2セット やっぱり!マリーのサーヴがみるみるよくなっていきます。第1ゲームのマリーのサーヴィスゲームは40−0でエース。サーヴはプレーのバロメーターです。サーヴがよくなると、すべてのショットが良くなってきます。マリーはナダルのBHスライスにも慣れ、マリーのショットにリズムが生まれてきました。エラーが少なくなり、ショットメイキングに自信がでて、狙ったウィナーが確実に入りだしました。 第4ゲーム(ナダルvsマリー:1−2)はナダルのサーヴィスゲームです。今まで辛うじてサーヴィスゲームをホールドしてきたナダルでしたが、ついに3度目のBPでブレークされてしまいました。 第5ゲーム(ナダルvsマリー:1−3)では、0−40から一挙にエース3本を打って40−40に戻したマリーは、サーヴにますます磨きがかかってきました。しかもBHとFHのダウン・ザ・ラインを頻繁に使ってナダルを攻めてきます。これは新しいマリーのプレースタイルです。今まではクロスがほとんどだったマリーは、ジョコヴィッチのようにダウン・ザ・ラインを両サイドに自由自在に打つことができるようになったのです。これは強い!4度もBPになりながら、ブレークを免れたマリーはこのサーヴィスゲームでモメンタムをシフトさせてしまいました。 スタッツも試合の流れを象徴するように、ナダルの1stサーヴはダウンして65%、マリーは69%までアップしてきました。 第8ゲーム(ナダルvsマリー:2−5)では、自信を得たマリーはアグレッシヴにリターンウィナーを狙ってきます。ナダルの2ndサーヴはウィナーをとられてしまっても仕方がない平均以下のサーヴです。かなりのプレッシャーにナダルにエラーが増えてきました。30−40でナダルはBHをネットにかけてダブルブレークされてしまい、第2セットを落としてしまいました。 第3セット いかにマリーがゾーンに入ってしまって一方的な試合だったか、6−0のスコアがよく示しています。 マリーのサーヴィスゲームは、40−0でホールドしたのが、第1ゲームと第3ゲームの2ゲーム。そしてナダルを0−40でブレークしたのが、第4ゲームと第6ゲームの2ゲーム。つまり4ゲームをナダルに1ポイントも与えることのない圧倒的な強さでした。 特に第3セットでみせたマリーのBHのクロスは、人間の技とは思えないミラクルショットを連発。ナダルがだんだん弱気になるにつれて、マリーのウィナーは逆比例してどこからでも、FHでもBHでも打ってきます。まるでジョコヴィッチの最高時が乗り移ったようなプレーで、ナダルは完全にシャットアウトになってしまいました。 第3セットは今までのラファとの対戦の中で最高だった。ショットも安定していてミスを犯さなかったし、肝心な時には冷静になることができた。 今年の目標はランキングが3位になること。このままの調子を保っていけたらと願っている。 […]

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